imiwakakowa
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 21:45:11.28 ID:iVeGuSBO0
兄が狂乱し、家族を皆殺しにした。
すぐに兄は逮捕され、死刑となった。
妹は幸運にも生き延びたが、
事件のショックで記憶を失ってしまった。
父も母も失い、記憶もない。
空っぽな心で無気力なまま生きていた妹は、
ある日占い師と出会い、
自分の過去を占ってもらうことにした。
「何故兄は発狂したのでしょう」
「いいえ、アナタの兄は冷静でした」
「何故家族を殺したりしたのでしょう」
「いいえ、兄が殺したのはひとりだけです」
そして妹は全てを理解して、
泣いた。


9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:00:04.51 ID:iVeGuSBO0
>>3について

狂乱して家族を殺してしまった妹を庇うため、
兄が狂ったふりをして罪をかぶった
兄は死刑になることにより
「兄自身」を一人だけ殺した
妹は記憶を取り戻して泣いた


15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:11:49.90 ID:9TXpPdxe0
ねえ、お母さん、結婚したら一緒に住むって話、考えてくれた?」
「ダメよ、何を言ってるのよ。せっかくの新婚生活なのに。慎一さんにだって迷惑がかかるじゃない」
「大丈夫だって。慎一さんちは資産家で家だって大きいんだから。べつに気にする必要ないって」
「そういう問題じゃないわよ。『嫁入り道具に余計なモノまで付いてるわね』なんて笑われたら、お母さん、恥ずかしくって相手のご家族に顔向けできないわよ」
「あははは、出来ちゃった結婚で嫁入りしようっていうのに、今更恥ずかしいことなんて何もないってば」
「あら・・・大きなお腹抱えて大笑いして・・・いい大人が子供みたいに。あなた、もう三十歳でしょう? すこしは大人らしくしなさいな」
「まだ二十九ですよーだ。とにかくさ、結婚したら一緒に住も。
 今日はこれから慎一さんとデートなんだから、きちんと話をすれば大丈夫だって」
「いやよ、お母さん、同居なんて。慎一さんだって嫌がるに決まってるわ」
「だってこのままこの家で一人で暮らすってわけにもいかないでしょう。
 二十年前にお父さんが死んで、もう貯金だってほとんどないのにどうやって生活していくの?」
「パートでもなんでも働けば一人分の食い扶持くらい稼いでいけるわよ」
「いままで働いたことだってないんだから、いい年して今更働きに出るなんてムリに決まってるじゃない」
「まったくこの子は減らず口ばかりで・・・。ほら、そろそろ慎一さんが迎えに来る時間よ。準備しないと」
「あら、ホントだ。じゃあ、お母さん、お小遣いちょうだい」
「もう、この子ったらもうすぐ三十になるっていうのに・・・。
 ほら、これで美味しいものでも食べてきなさいな」
「ありがとう、お母さん。じゃあ、お寿司でも食べようかな」
「お腹がすくからって食べ過ぎちゃだめよ。お腹が大き過ぎると体だって危ないんだからね」
「はーい。いってきまーす」

「おまたせ、慎一さん」
「どうしたの- ずいぶん時間かかってたようだけど」
「ごめんなさい。息子の相手してたら時間がかかっちゃって」


67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:03:10.40 ID:qWvUDdqi0
>>62
お母さんと慎一が夫婦の縁で、
お母さんのニート息子(29)が一緒に住もうと言ってるって事かな


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:13:05.37 ID:9TXpPdxe0
「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。

「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」

「あなた…愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」「ええ」

俺は、足下の台を蹴った。


17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:13:39.30 ID:iVeGuSBO0
おままごと?

20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:16:05.80 ID:9TXpPdxe0
>>17
首吊り

25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 22:28:01.59 ID:9TXpPdxe0
50 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2006/04/04(火) 23:14:26.71 i8UE+cve0
そういうのすごくよくわかる!寂しい一人暮らしだと、
会社や家族以外の人とのふれあいが結構うれしかったりするんだよね。
俺の場合は、その日一日は本当ついていなくて、会社で他人のミスが自分に
降りかかってきて上司にめちゃくちゃ怒られるわ、いつもの定食屋が混んでて
自分の注文忘れられ、担当のお客には怒られ(超理不尽な理由で!)、
ありえない量のサービス残業押し付けられてもうさんざんな状態で、帰るころには夜12時を回ってた......
こういうときは気分転換にいつもと違ったルートで帰るといいと思って
寄り道がてら見知らぬラーメン屋に立ち入ったら、
そこで偶然中学のときのクラスメート数人とばったり出会ったのよ。
特に盛り上がった会話はしなかったけど、一人暮らしの寂しい俺にとって
こういう偶然の旧友との出会いって、なんか元気でるんだよね。
おかげでどん底から抜け出せたよ。


52 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2006/04/04(火) 23:19:42.96 jfiemV9s0
>>50
ラーメン屋にクラスメート数人って、何人くらいいたの?


56 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2006/04/04(火) 23:28:11.46 i8UE+cve0
>>52
よくよく思い出してみると、結構な人数いたかも。
女子とかも、こんな子そういえばいたなーって子もいたな。 懐かしかった。


59 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2006/04/04(火) 23:34:12.54 jfiemV9s0
>>56
OK それ同窓会だ


65 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2006/04/04(火) 23:39:16.31 i8UE+cve0
>>59
ありがとう 今週中に死ぬ


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 23:29:55.77 ID:xqPADMWIO
刑事さん、大輔くんを殺したのは間違いなく僕の母です。

僕が帰って来るまでウチには母と大輔くんの二人きりでした。
今日は大輔くんの幼稚園がお休みでしたが、ご両親が仕事のため朝からウチで預かっていたのです。
僕は小学校が午前授業で、帰って来たのはちょうど12時半頃だったと思います。
その時はとてもお腹が空いていて、出掛けに母から聞かされた昼食の甘いオムレツと
焼きたてのトースト、大好きになったピーナッツバターを楽しみにしていました。
玄関を開けると、家にはオムレツの美味しそうなにおいが一面に立ち込めていました。
僕は「ただいま!」と大声で叫ぶと、堪らずキッチンに駆け込みました。

そこには母が呆然と立ち尽くしていました。
母は見るからに様子がおかしく、
「甘いから甘いから甘いから…」
と繰り返すばかりでした。
リビングに目をやると衝撃的な光景が広がっていました。
本棚は倒れテーブルはひっくり返され、床には自慢のオムレツが無残に潰れていました。
そして僕は、うつぶせで倒れている大輔くんを発見したのです。
「一体何があったの!-」
僕は母に尋ねました。
母は終始虚ろな目で、
「甘いから甘いから甘いから…」
と呟いていました。


150:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 01:58:35.53 ID:LdWLT4fhO
>>47
の大輔くんはピーナッツアレルギーだったとか?
お母さんは好意でパンに塗ってあげただけなのに、大変な事になって動転している?


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:13:38.98 ID:fQnIFwFo0
ここに1台の自動販売機がある。
誰も通らないような、民家の路地に設置された不思議な自動販売機である。

値段も不思議で、商品の全てが85円だった。
この自動販売機を使用したのは今までで」4人だけだ。

最初はアメリカ人だった。
「コーラ」を満足気に飲み干す。

2人目は中国人だった。
「ウーロン茶」を満足気に飲み干す。

3人目は日本人だった。
「血の缶ジュース」に恐る恐る口を付ける。
日本人は死んだ。

4人目の客はインド人だった。
「血の缶ジュース」を満足気に飲み干す。

インド人は思った。
日本人はなんてバカなのであろうか。


122
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:51:04.96 ID:SfNsSV5m0
>>80kwsk

124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:52:57.14 ID:fQnIFwFo0
>>122
諸説あるんだけど1番有力なのは確か
缶の口元に毒が塗ってあって、ジュースそのものに解毒剤が入ってる
が答えだった気がする
それぞれの国民性を皮肉った感じのコピペかな


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:27:25.85 ID:hpebsCNEO
「よう!久しぶり!」
「久しぶり…ゴホ!ゴホっ!」
「どうした?風邪か?」
「ああ悪性のインフルらしい。今、家で寝てるとこ」
「インフルかよ。物騒だな。気をつけろよ」
「本当最近物騒だよ。近所では通り魔事件が多発してるらしいし」
「何だそれ」
「何でも突然部屋に入ってきて後ろからロープで首をギュッ、といくらしい」
「何それ。気付くだろ。普通。まあ俺なら即返り討ちにしてやっけどな」
「返り討ち?言うねー、そんなマジキチ相手に?」
「余裕っしょ!」
「マジでか。でさ………ゴっ!ごほっ!ゴホっ!ゴホおっ!!」
「おいおい大丈夫かよ?」
「………わりい。大丈夫大丈夫。風邪ひどくなってきた」
「大丈夫か。声変わってんぞ」
「ああ…ところで今度お前んち行きたいんだけどさ。道教えてくんない?」
「おいおい。何回も来たことあるだろ?」
「忘れちまった。住所教えてくれたら行くよ」
「しょうがねえな。XXXX町XXXX番地な。もう忘れんなよ」
「わかった。今度必ず行く」
「じゃ安静にな」
「ああ」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:30:28.19 ID:fXJ7JzM+0
>>87
風邪じゃなくて今殺してる奴の咳か


94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:33:02.77 ID:C/U4YIFh0
>>89
ロープでしめられてるからゴホゴホ言ってんだろまぬけ


90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:31:43.84 ID:yDSOYFOD0
いくら風邪でも友人の耳を誤魔化せるほど声が変わるか?

93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:33:00.40 ID:CGn7WrcXO
>>90
だからよう!久しぶりなんじゃね?


97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:34:12.80 ID:C/U4YIFh0
>>90
なにいってんの?
友人は電話中に殺されてるんだろ


99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:35:38.00 ID:fXJ7JzM+0
>>90
電話に出てるのは通り魔だろ


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 00:33:17.95 ID:M7U4EH8h0
「………わりい。大丈夫大丈夫。風邪ひどくなってきた」
ここで友人と犯人が入れ替わってるのか


152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:02:20.55 ID:2L/r99uvO
全国にはいろいろな心霊スポットと呼ばれる場所がありますね。
-で-をしたら呪われる、といった話も様々です。
トンネルの中で電気を消してクラクションを3回鳴らすと・・とか、
コックリさんの途中で指を離すと・・とか。
今回私がお話しするのはそういった類の話で、
否応なく「呪い」というものの存在を思い知らされた話です。

夏も終わりかけたある日、私たち2人は地元で噂の心霊スポットに出かけました。
そこは現在も人が住んでいる、一見してなんの変哲もない12階建てのマンションでした。
そこの屋上には、以前に飛び降り自殺した男の霊がいると言われていました。
そして、そのマンションの屋上から1階までジャンプしたら呪い殺される・・とも。

私も友達も霊の存在は信じていませんでした。
案の定、友達は言いました。
「呪いなんてねーよ。一緒にジャンプしようぜ。」
いつもなら二つ返事でオッケーするものの、その日は嫌な予感がしました。
今にして思えば、それがシックスセンスというものだったのかもしれません。
僕が返事に戸惑っていると、友達は
「チッ、ヘタレが!今から呪いなんてないってところ、見せてやるよ!」
そう言うやいなや、屋上から飛んで見せました。
僕は身を乗り出して上から見守っていましたが、友達が地面に着地した瞬間、
脳みそや内臓が飛び出て、ただの赤い塊になっていました。

私は、やはり呪いというものは存在するんだ、
遊び半分で霊を呼び出してはいけないんだ、
と、いつまでも子猫のように小刻みに震えていました。


164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:09:55.86 ID:2L/r99uvO
少女は11歳だったが、病死した。
家族も友人も近所の人も皆悲しんで葬式に出た。
14歳の兄が少女の部屋へ行くと、机の一番上の引き出しの奥に日記帳が入っていた。
日記の最後のページは、少女が死んだ日の前日のものだった。
日記にはこう書かれていた。


例えば私の一番好きな食べ物がイチゴであるように、
例を挙げればきりが無いけど、誰にも好き嫌いはあるんだと思うの。
咲く花も散る花もでもみんなとてもきれい。
ろくでもない花なんて絶対にないと思う。
子供だって大人だってみんな花のようなものなの。
人間はみんな花な
んだとつくづくそう思う・・・。
さあ私も花なんだからきっと散る日もくるんだと思うけどそれまでは精一杯生きよう。
新しいことを始めたい。
かわいくなりたい。
大人になってみたい・・・。


兄は妹の日記を読んで泣いた。


167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:13:06.30 ID:EPt0sNts0
>>164
これ純粋に悲しい話じゃないのか


179:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:21:58.65 ID:2L/r99uvO
>>173
ああ、ゴメン
妹の日記をひらがなにして
逆さまから読めば分かるよ


176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:20:38.68 ID:KbTVj0RE0
469 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/11(火) 23:25:26.52 ID:iAr7Fv0n0

ある年上の女と知り合った。
40になったばかりというが20代後半に見えるくらい若々しく
美人で妖艶でいい女だった。
何度か会う内に俺の部屋に来る事になった。
部屋で映画見てたら、彼女が「トイレ借りていい?」と。
トイレに行った彼女が悲鳴をあげたので急いでトイレにかけつけたら、
「用をたそうと思って便座上げたら縁にゴギブリがいたの!」
ゴギブリにこんな悲鳴あげるとは、まだまだ女の子じゃん。
ちょっと可愛いとこもあるんだなぁ-と思った。
その時は。


477 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/11(火) 23:36:31.01 ID:XDdKF9uy0
>>469
これいいな シンプルで


487 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/11(火) 23:41:16.10 ID:Zg9QTeMM0
>>469すら解らない俺はもうだめ

493 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/11(火) 23:43:24.03 ID:iAr7Fv0n0
>>487
ヒント:便座


498 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/11(火) 23:46:03.04 ID:E4gb1A8m0
>>487
縁がみえるまで便座上げて用たすのは・・・


181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:22:08.77 ID:UKgsKVT00
・12/15
さて、何を書くものか。
誰かに見せるわけでもないが、何となく最初は自己紹介。
両親を墜落事故で亡くした俺は去年から妹と二人暮らし…だったのだが、
その妹は今年の春から留学中。
帰ってくるのは3月だ。
というわけで今年の冬は一人で生活。
暇だから日記でも書いてみる。
ちなみにこれは妹が去年のクリスマスにくれたノート。
ツリーの絵が描いてある。
ん…意外と書くこと無いな。
今日はもう寝ることにする。
妹、おやすみ。

・12/16
ペンは持ってみたものの書くことが無い。
妹との思い出を書こうとしても、なかなか手が動かない。
本当に俺って妹がいないと何もできないんだな。
妹に会いたい。

・12/17
今日は友達に合コンに誘われた。
なんでもクリスマスに合コンをやるらしい。
妹に言ったら怒るだろうか?

・12/18
ふと俺を叱る妹の顔が頭に浮かんだ。
「もう、お兄ちゃんったら!しっかりしてよね!」
ってまた言って欲しい。
絶対に言ってくれないけど。


187:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:24:28.49 ID:LdWLT4fhO
続き

・12/20
妹に去年のクリスマスにあげたプレゼント。今は俺が大事に使ってます。
そういえば今年は妹にプレゼント買わないからお金が結構あまってるな。
はぁ…妹に会いたい。
・12/21
妹に会いたい。正月には帰って来ないらしいから会うのは3ヶ月以上先か。
お金たまったしアメリカ行きてぇなぁ。
・12/22
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
・12/23
妹から電話が来た!!! 送り主不明の人からクリスマスプレゼントが届いたって驚いてた(笑)
サプライズとかお兄ちゃんさすが。
・12/24
決めた!おにいちゃん妹のところに行きます!俺、妹がいないと無理だ。
ということでこれが最後の日記です。それでは!
・12/25
メリークリスマス!妹から電話が来た。
クリスマスパーティをやったんだそうだ。そして妹は急遽、日本に帰宅するらしい。
あやうく俺がアメリカに行くところだった。
妹はお年玉がそんなに欲しいのか?(笑)それとも俺に会いたくなったか?
かわいいやつだ。お年玉たくさん用意して待ってるからな。
・12/27
…信じられないことがおきた。日本に向かう飛行機が墜落したそうだ。
死体が握り締めていた俺からのプレゼントの財布の中身で身元が判明したらしい。
二日おきに書いてきた日記も今日で最後にする。
ページはまだ残っているから悲しみから立ち直ることができたら、
来年の12月に妹との想い出でもつづろうと思います。


200:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:41:37.45 ID:7WcAYSjH0
>>187
26日が無いってことは兄は・・・
悲しい話だな


202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:44:48.68 ID:hXGbzknWO
>>187
わからん!


205:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:48:35.94 ID:2L/r99uvO
>>202
日記は二日置きに書いてる
けど文章はほぼ毎日書いてある
12月26日だけがない

一年は365日

あとは分かるな?


206:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 02:49:26.28 ID:LdWLT4fhO
>>202
奇数日は去年、偶数日は今年として読んで
1番最後に二日おきに日記を書いてたっていうのがヒント


211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 03:00:23.27 ID:GZjpwsZoO
697:本当にあった怖い名無し 2011/02/18(金) 15:15:36 ID:XULMItuA0[sage]
オランダといえば、うちの田舎にこんな伝承がある。でどでんこめんさん。
昔、江戸時代にうちの田舎に「でどでんこめんさん」って言う鬼-が現れたらしい。
大きくて肌が赤くて異様な服を着てたらしい。で、「で どでん こめん、で どでん
こめん」って繰り返すもんだからそう呼ばれたらしい。
でどでんこめんさんは鬼なのに怖がりで、いつも震えていたから庄屋さんが蔵に
かくまってあげたらしいけど、結局、海から仲間が来て怖がるでどでんこめんさんを
つれて帰ったらしい。って言う話なんだが、これって鎖国時代に出島から逃げ出したオ
ランダ人の話かな?


218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 03:18:51.57 ID:GZjpwsZoO
>>211解説

704:本当にあった怖い名無し 2011/02/19(土) 03:23:50 ID:9Vj86cel0
やべー。怖い。ジワジワってかガクブルだな>でどでん

de doden komen.


でGoogle翻訳に入れて、オランダ語→日本語ってやってみた。

ヤベェ


226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 03:30:37.81 ID:GZjpwsZoO
>>221
713:本当にあった怖い名無し 2011/02/19(土) 13:38:42 ID:wuNypiioO[sage]
死者が来る。かw
まあ>>697の言い伝えが本当に有るなら、いい感じの怖さだね。


715:本当にあった怖い名無し 2011/02/19(土) 16:42:30 ID:S9VRM1xz0[sage]
>海から仲間が来て怖がるでどでんこめんさんをつれて帰ったらしい。
確かに「死者が来る」って怖がる人を連れて帰る仲間って怖いな。
船が遭難して、一人だけ生き残った?
それなら「仲間」で「海から来る」のも説明がつく。
食料を奪い合って船の上で争いが起きてたりしたら、余計怖くなるな。


259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 11:48:30.50 ID:GZjpwsZoO
966:おさかなくわえた名無しさん 2010/12/03(金) 02:04:02 ID:t/H5oiYW
老人『本当にこれで若返れるのか?』
男『えぇ。我社の開発したこの機械はあなたの細胞から全盛期だった若い体を生成し、
あなたの今の記憶を入れることで記憶はそのままに体だけは若返ることができます。』
老人『そうか…。お願いするよ』
そして老人はベッドに寝かせられシートが被せられた。
それから数時間。
老人(遅いなぁ…いつになったら始まるんだ?)
男『お待たせしました』
若い男『ありがとうございます。 こんなに上手くいくとは…
ところでこの古い体はどうするんですか?』

男『こちらで処分いたしますよ。 またのご利用お待ちしております。』
そう言うと男はベッドを焼却施設まで運んで行った。
老人(おぉ。 前の誰かは若返りに成功したようだな。 それにしてもやっと俺の順番か…)
若い男『ありがとうございます』


261:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 12:04:28.46 ID:pIateCt20
>>259
じぃちゃん手つけられるずに焼かれとるやないかい


622:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:22:20.61 ID:jooPw1Cb0
>>261
違うだろ・・・コピペだから元は残るってことだろ

まさに怖いコピペ


639:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:48:51.39 ID:PuRZcNjX0
>>622
横の若返った人間が爺さんってことだろ


262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 12:05:59.80 ID:GZjpwsZoO
792 名前: 富士の樹海で平泳ぎ 投稿日: 2010/11/28(日) 11:50:47 ID:pSGBSmeh0

呪い真書を手に入れた。
冒頭にこう書いてある。
「これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、
手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。あなたはそれでも実行しますか?」
勿論だ。
俺には許せない奴がいる。
だからこそこの呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。

「1.まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます」

忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ・・・

「2.どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます」

考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。

「3.最後に目を開けます」

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 12:15:35.89 ID:GZjpwsZoO
597:本当にあった怖い名無し 2010/11/04(木) 17:57:11 ID:m962m6F2O[sage]
「ヤバい、Aの奴もう電車に乗りやがったって!あと30分もしたらここに着いちまうぞ!」
「クソ!このままじゃ間に合わん!」
今、俺たちは今日が誕生日であるAのためにサプライズパーティーを準備しているのだが、
それは予想より遥かに時間の掛かる作業だった
「そうだ!」
何を思い付いたのかBがそう言って家を飛び出した

しばらくして、ようやく準備が完了
さらにしばらく経ってからAがやってきた
サプライズパーティーは大成功
Aも喜んでくれたみたいで本当に良かった

ところでBはどこで何やってんだか


303:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:59:56.54 ID:KbTVj0RE0
>>267
Bは家(アパート?)から飛び降りた

Bは死んだ?


304:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:02:36.76 ID:k+h/vxZQO
>>303
電車を遅らせたの。


367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:58:56.06 ID:UkWANc54O
94:本当にあった怖い名無し 2010/09/28(火) 20:58:22 ID:xylMhq82O

俺はどうしようもなく彼女にひかれていた…繰り返し…思いだす、
彼女との思い出。初めて告白した時のはにかんだ笑顔、
夜景を見に行って指輪を渡した時は、涙を流して、喜んだっけ。
7年間の思い出が頭を駆け巡る。
だけど俺は彼女を裏切ってしまった。野心に負けて、社長の娘を選んだんだ。
彼女は思い出の場所に俺を呼び出した。
俺は、本当は彼女を一番愛してると伝えたかったけど、もはや何も言えなかった。
彼女は、 泣いてるような笑ってるような顔で、

「あなたと幸せになりたかった。でももうておくれだしね!」

そういい残すと車を走らせた。
彼女の去った後は怖いくらいの静寂が訪れた。
俺は結局、どちらとも結婚しなかった。


385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:17:43.99 ID:UkWANc54O
27:本当にあった怖い名無し 2010/09/23(木) 18:21:05 ID:ZJ7KCTa0O
昨日は少ししか会えなかったから、今日は黙って彼の家まで来ちゃった。
リビングでこまごまとしたゴミを片付けて、台所で鼻歌混じりに包丁をふるう。
彼、帰ってきたらどんな顔するかしら。考えるだけで笑みがこぼれる。
そのとき、インターホンが鳴った。
モニターを見て、私は玄関に向かう。
きれいにしたばかりなのに、またゴミを片付けなきゃ。
まったく彼ったら話してくれてないことが多いんだから。


389:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:19:57.59 ID:jdQa1+ZBO
>>385
浮気相手を殺して処理してたら
また別の女が来たのか?


403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:26:17.88 ID:UkWANc54O
824:本当にあった怖い名無し 2010/09/12(日) 11:47:24 ID:I1id4v6TO[sage]
男はアイドルAに夢中だった。
安月給のため生活に余裕はなかったが使える金は全てアイドルAにつぎ込んでいた。
写真集やDVDの発売イベントには必ず顔を出し、
その場でありったけの金を使うことが男の日常だった。

その日はアイドルAのバースデーイベントだった。
当然参加した男が握手待ちの列に並んでいると
アイドルAのマネージャーが話しかけてきた。
「いつもありがとうございます」
毎回イベントに顔を出し写真集などを数十冊単位で購入していく
男はすっかり顔馴染みになっていた。

「Aもほんと喜んでるんですよ」
そう言われて内心嬉しくてたまらない男。
そしてようやく握手する番になった。
「わぁ!ありがと!」
目の前でにっこりと笑いながら喜んでいる姿に男はこの上ない幸せを感じていた。
数日後、アイドルAは自宅前の路上でメッタ刺しにされて殺された。
犯人はあの男だった。
目撃証言から割り出され抵抗することもなく逮捕された。
「なぜあんなことをしたんだ」
刑事からの追求に男はボソリとつぶやいた。
「ずっと暗かったから」


419:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:32:13.88 ID:jdQa1+ZBO
>>403がわからん

430:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:38:36.21 ID:UkWANc54O
>>419
835:本当にあった怖い名無し 2010/09/12(日) 20:51:44 ID:I1id4v6TO[sage]
>>824解説
バースデーイベントにプレゼント持参で参加
中身はぬいぐるみ
盗撮目的でぬいぐるみに小型カメラを埋め込んでいた
しかしいつまで経っても画面は暗いまま→ぬいぐるみは未だ包みの中
→プレゼントを開けてくれてない

男逆上メッタ刺し


464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:59:57.28 ID:ctLcAj+lO
まだ3時か…トイレ行っとこうかな。あー電気つけるのめんどくさいなぁ
パリッパリパリッ
うわっなんか踏んだ…何?ナニコレ、皮っぽい?
あぁそうか、実家から玉ねぎ送って貰ったんだった
段ボールまだあけてないや、傷んでるだろうなぁ、まぁいいやトイレトイレ…
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙


467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:02:58.26 ID:OfcZ8NOo0
>>464
ごきにゃんペロペロ


480:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:15:37.72 ID:WUqMO3BZ0
>>464
どうやらあいつは玉ねぎが好きらしいぞ
っていう話を知ってるとよりリアルだ


507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:45:46.85 ID:zLh0BL760
子どもも出来て、アパートも手狭になったので、中古の一軒家を買った。
それが、築3年で庭付き駅近、信じられないような格安物件だったんだ。
友人には「事故物件じゃね?」なんて言われたけど、ご近所さんも気さくで優しいし、
今時珍しいおすそ分けなんかも頂けるので俺は気に入っている。
妻は、「時々、おこげ入りの失敗作もあるのよ」なんて笑っているが。

しかし、1ヶ月程過ぎた頃から、妻の体調が悪くなり、
「視線を感じる。」と怯えるようになった。
やはり、いわく付きなのだろうか?

家が立つ前は何だったのか隣りのおばさんに聞いてみると、
「ああ、うちの畑だったのよ~。うちの主人がいなくなってからは、手入れも出来ないし、
手放しちゃったんだけどね~。」おばさんは少し寂しそうにそう言った。
そういえば、おばさんの家族が出入りしている所は見ないな。寂しいから、
色々とうちに世話を焼いてくれるのだろう。

日曜日、相変わらず具合の悪い妻に変わり、子どもと遊んでやろうと庭に出た。

以前の住人も子持ちだったのか、小さな砂場がある。そこで砂遊びをさせていると、
砂の中から真新しいクマのぬいぐるみが出てきた。

子どもが埋めたのか?手に取ろうとして違和感を感じ、慌てて手を離した。

胴体の部分が赤い糸で縫い直されており、びっちりと針が埋め込まれていた。

先に子どもが触っていたら…ゾッとして警察を呼んだ。

庭で必死に説明したが、あまり真剣に取り合ってもらえなかった。
「この2、3年、よくそういうイタズラは聞くんですけどね。」

そんなやり取りをしていると、隣りのおばさんがひょっこり顔を出した。
「どうしたの?」
「気味悪い人形が庭に埋めてあったんです。悪意があるとしか思えません。」
「怖いわね~。それでお子さんは?」
「え?」
「怪我とかは大丈夫だったの?」

俺は明日にでも引っ越すことを決めた。


514:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:52:43.61 ID:Ucrjk/uw0
>>507
気味の悪い人形と言っただけで針が入っていたとは言っていないってことか。


510:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:47:15.28 ID:zLh0BL760
最初の1人が退場させられると、円卓を囲んでいた彼の椅子もすぐさま片付けられ
4人になった僕たちの頭上からまた放送の声が流れる。
『会話を再開して下さい。』
「…いつまでこんなことやらせんだよ!?」
最年長と見えるひげ面の男が叫んだ。
『予定では最後の一人になるまで続けさせていただくつもりです。では、はじめ。』
しばしの沈黙の後、僕の隣の眼鏡を掛けた男が言った。「めちゃくちゃだ」
「誰だってそう思ってますよ」
僕は頷いた。
「世の中何が起こるか解らないって言うけど、こんな…」
若い神経質そうな女が爪を噛みながら呟く。
「何も、俺たちじゃなくたって良いだろう!?」
またひげ面が叫んだ。
「うるさいな!」眼鏡が怒鳴る。「みんなそう思ってんだよ!」
「よ、よして下さい!」
女が立ち上がり、必死に取り繕った笑顔で取りなした。
「いつまでもこんなことやってられっかよ!!」
眼鏡は頭をかきむしった。ひげ面が僕の方を睨み付ける。
「よぉ兄ちゃん、ずいぶん静かじゃねえか」
「彼は、」眼鏡も冷ややかな視線を僕に向けてくる。
「なるべく余計なことを言わないようにして、私たちが脱落するのを待ってるんです」
釈明しようとしたが、何を言っても火に油を注ぐだけの気がした。
「…すいません」
気づいたのは頭を下げた後だった。血の気が引いていくのが解った。
最初の時と同じブザーが部屋に鳴り響く。
「い、いや!今のは…」
僕はスピーカーに向かって叫んだ。
引きずられながら僕が最後に見たのは、
他の3人の同情と安堵の入り交じった笑みだった。
最初の男を見送りながら、自分もあんな顔をしていたのかなと僕は思った。
『はい、会話を再開して下さい。』


513:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:51:18.50 ID:jdQa1+ZBO
>>510
謝ったら負け?


515:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:53:33.70 ID:8+MliegqO
>>513
会話文に注目
言葉尻をとらえよう


576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:35:47.61 ID:zLh0BL760
ある夫婦に5歳になる娘がいた。
夏休みのある日、朝娘が起きてきたら変なことを言った。
「パパ、ママ、ウカヤヘテギン。パパ、ママ、ウカヤヘテギン。」
両親はなんのことかわからず、娘に聞いてみたが娘は泣き叫ぶだけで、
やっぱりなんのことかわからなかった。

そんなことが数日続き、流石に夫婦も気味が悪くなり霊媒師に見てもらおうと、
娘の声を録音した。
録音した次の日の朝、娘が起きてくると、
「エニソヌレチキエザン。エニソヌレチキエザン。」
と、いつもと違う言葉を言った。妻はその声も録音した。

次の日、娘が急死した。
葬儀も終わり、やっと落ち着いた夫婦は「このテープもあの娘の
最期の形見になっちゃったわね。」と、テープを再生した。懐かしい娘の声がそこにはあった。
もう一度、聴こうとした夫婦は急いで家から逃げ出した。


580:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:46:32.50 ID:PzyS91KR0
>>576
これすごいなwww

逃げて早く
なぜ生きてるの死ね


577:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:39:25.32 ID:YCLqzZHP0
逆再生か

581:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:51:31.25 ID:CO+HnF9I0
何で
にげてはやく
なぜいきてるのしね
になるの?


584:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:01:58.88 ID:R0UDxeO7O
>>581
文字をローマ字にして逆から嫁


602:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:28:52.03 ID:9EmkH6fyO
休み時間ヒマだったので、上司のパソコンに
「うんゆ」→「運輪」
「こくどこうつうしょう」→「国土文通省」
「せんじつは」→「先曰は」
「けっさん」→「抉算」
「ねんどまつ」→「年度未」
「しゃちょう」→「杜長」
「おくえん」→「憶円」
などを辞書登録しておいた。
辛いまだバレていないようだ。

605:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:46:56.68 ID:CUr9bi03O
>>602
これは…怖いな

633:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:55:18.33 ID:7HvY6A500
田舎というのは何かと不便だ
近場で働き口が少ないからわざわざ遠出しなければならない
俺は毎朝電車で一時間程かけて会社のある駅まで向かう
この通勤に使うための電車は一両編成の鈍行列車が一時間に一本程度
田舎とはいえ本数の少なさからラッシュ時間は意外と混む
俺の乗る駅は始点駅で、朝は確実に席に座れるが帰りは運次第
ただ、今夜は残業が長引いて帰りが遅くなっただけに乗客がかなり少ない
今車内にいるのは俺を含めてたったの七人
俺は端っこの席に腰かけ何するわけでもなく窓から景色を眺めていた
各駅で停車するたびに乗客が一人、二人と降りていき、
最終的に車内に残ったのは俺ともう一人だけになった
自分の降りる駅が近づいてきたところで面倒なことが起きた
そのもう一人が突然せき込み始めて、床に倒れてしまった
どうやらそのまま意識を失ってしまったようだ
これは一大事だと思い、そいつに駆け寄ってはみたものの
なすすべのない俺はとにかく声をかけ続けた、が全く反応がない
運の悪いことに携帯の電波も繋がらず外部に連絡することもできない
正直、もう助からないと思う


634:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:03:29.25 ID:k+ZBtjSz0
>>633
あくまで「車内に残ったのは俺ともう一人」ってことか
こわいなこれは

698:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:46:55.98 ID:l6Zau3Q70
N氏の、長い歳月をかけた研究がついに実を結んだ。
これまで人類の夢であり続けたタイムマシンの誕生の瞬間である。
「やった。やったぞ。僕はついにやった!」
N氏は一人歓喜し、己が努力の結晶であるタイムマシンを前に涙を流す。
「そうだ、こんなことをしている場合じゃないや」
科学省にこれを伝えようと、N氏は電話に手を伸ばし、興奮気味にコールをかける。
コール音を聞いていると、N氏の思考はだんだんと冷静になっていった。その時、
「待てよ」
N氏は電話を切った。
「まだ試用を行ってなかった。科学省への報告はその後だ」
N氏はタイムマシンを腕にはめ、スイッチを入れた。
周囲の景色が眩い光に溶け込み、光がおさまると、
幾何学的な模様がN氏の周囲に展開される。その背景に透けるようにして、
何時とも知れぬ年代の何処とも知れぬ風景が猛烈な速さで差し替わりながら映っている。
N氏は黙々と飛翔先の条件を加えていく。
条件に当てはまるように、少しずつ、
目の前に映し出される風景の年代と場所が限定されていく。
やがて、N氏の望む景色がそこに現れた。
N氏は悪童のような笑みを浮かべて、ボタンを押す。
一瞬の闇が明けると、N氏はそこに立っていた。」
十年前の、いつも誰もいない小さな公園だった。
"タイムマシンの試用"というのは、これから自らが行おうとしている
イタズラに対して見てみぬフリをするための免罪符だ。
このタイムマシンが多くの人間に知られる前に、
ちょっとだけ悪さをしてみようというN氏のささやかな出来心だった。
N氏は公園の脇の方まで歩き、そこの土に一握り分のビー玉をを埋めて、時代を元に戻す。


699:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:48:47.80 ID:l6Zau3Q70
再び土を掘ると、
「あれ?」
何もなかった。この十年の間に誰かが掘り起こしたのだろうか。
N氏はまた元の時代へ遡る。だがそこにもビー玉はなかった。
かれこれ、何日間も同じようなことを何度も行ったが、過去の改変は叶わなかった。
そんなことを続けているうち、N氏はある事実に気付いた。
それは、自分が開発したものがタイムマシンではないということだ。
時間を遡行できる装置をタイムマシンとするなら、
N氏が開発したものは平行世界へ飛翔できる装置である。
数億数兆もの「場合」によって枝分かれした世界を自由に行き来できるということだ。
あの時の自分は、無数の過去の内の一つと、
無数の未来の内の一つを渡っていたため、ビー玉のある過去、
または未来へ飛ぶことができなかったのである。
それを実現するには一生をかけたとしても難しいことだろう。
自分がタイムマシンだと思っていたものは、実はそうではなかった。
だが、N氏はさほど落胆しなかった。
むしろ、その目はぎらついていたのだ。
それに比べれば、イタズラをする前の悪童の目などかわいいものだ。
「僕はとんでもないものを発明したぞ」
その事実が判明した日から、N氏は無差別に過去と未来へ飛んで銀行強盗を働き始めた。
その世界で犯人を捜しても、
その犯人はすでに別の世界へ飛んでしまっているのだから絶対に捕まりっこない。
やりたい放題できる。
ほんの数週間で、N氏は街一番の大金持ちとなり、
ついに高級住宅地で邸宅を建てるに至った。
しかし、そんな優雅な生活は突如として終わりを告げることとなる。
ある日、警察がやってきたのだ。
「銀行強盗を働いたNだな。逮捕する」
N氏は、警察の言った罪状に狼狽しながらも厳しく声を荒らげた。
「何を言っているんだ。僕は強盗なんてやっちゃいないぞ。証拠はあるのか」
「防犯カメラにお前の姿がはっきりと映っている。さあ来い」
手錠をかけられ、N氏は連行される。
なぜだ。自分が捕まるはずはない。ましてや防犯カメラに映っているなどありえない。
この世界では、自分は何の悪さもしていないはずではないか。
そう考えたとき、N氏は一つの可能性に思い至って、ついに観念した。
「なるほど、どこか遠くの世界にいる僕が、この世界にやって来たわけか」