090122-05M1
522: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 11:09:08.18 ID:yduA2XPR0
子供の頃一反木綿?を見た。
従兄弟と爺ちゃん家の田んぼで遊んでいたら山の方から白い布切れが飛んでくるのが見えた。
最初は「タオルが飛んでる!」と思ったが、途中で方向を変えてまた山の方に帰って行った。
紙が風に流されたものを誤認したのかもしれないけど、
途中で方向を変えるわけないよな。
従兄弟も一緒に見たので見間違いではない。
未だに不思議な体験です。

525: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 12:03:20.80 ID:iC+yPy8b0
とりあえず一反木綿はほんのり




529: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 17:49:46.03 ID:AOcpTJMoO
ほんのり怖かった話

通学のため阪急梅田駅を平日の正午に歩いていたら「バカヤロウ殺したる」と罵声が聞こえて来た

喧嘩かと思って声の方を向くと男が一人で、阪急ホテルの出口前のコンコースの上から下の広場や大階段あたりの人に向かって「殺してやる殺してやる」と叫んでた
変な人もいるんだなとJR梅田駅に移動した。男を横目に見たら人相は解らなかったけど酔っ払いどころか血色悪いくらいでぺしゃんこの黒いスポーツバッグを足元に置いてた
それから10日くらいしたころに心斎橋通り魔事件が起きた。それ以来叫ぶ男は見なくなった。




534: 1/7 2012/12/23(日) 21:11:01.00 ID:xtaXk0Xp0
あんまり怖くない上に長くて申し訳ないんだが。

友人と某観光地に旅行した時のこと。

その日は山の上の駅近くのホテルに泊まった。
私はいつもどこかに泊まると、次の日一人で早起きしてそこら辺をウロウロ散歩することにしている。
次の日の朝も早起きして、一応友人も誘ってみたけど誰も起きてくれず、いつも通り一人でウロウロすることにした。
前日までの雨も止んで、とてもいい天気だった。
駅の周りのホテルとか民家とかの間をウロウロしていると、森の中へ続く細い道を見つけた。
私はこういう細い道を見つけるとついフラフラと入り込んでしまう病気にかかっているので、フラフラとその道に進んで行った。

535: 2/7 2012/12/23(日) 21:15:46.61 ID:xtaXk0Xp0
その道は森の中の結構急な斜面を、ぐねぐねと蛇行しながら下っていく道で、路面はコンクリート、両脇はフェンスで囲まれていた。
昨日の雨が染み出して小さな川みたいになってるところもあったけど、朝の木漏れ日を浴び、鳥の声を聞きながらさわやかな気分で下って行った。
ふと、斜面の下の方を見ると、トタン屋根の小さな小屋みたいなものが見える。
小屋といっても屋根があって低い板塀に囲まれているだけなのだが、こちらに背を向けて建っているので、中に何があるのかは分からない。

537: 2/7 2012/12/23(日) 21:18:15.12 ID:xtaXk0Xp0
私は、この道はあの小屋に繋がっているもので、あの中にはお地蔵さんとか板碑とかそういうものがあるのだろう、と考えた。
ところが道は小屋には繋がっておらず、そのまま麓まで下りてしまい、「◯◯駅近道」という看板が出してあった。
なるほどこの道はそういう道だったのね、と思い、ホテルへと引き返すことにしたんだが、やっぱりあの小屋が気になる。
そこでフェンスを乗り越えて小屋を正面から見てみることにした。

538: 3/7 2012/12/23(日) 21:21:14.77 ID:xtaXk0Xp0
すみません、もう少しで怖くなると思います。少なくとも私は怖かった。

雨でぐちゃぐちゃになっている斜面を慎重に歩いて正面に出ると、屋根の下にはコンクリートの土台、その土台の前の石段はだいぶすり減っている。

中には左右に一体ずつの石像、真ん中に2つの石の祠?、一体の石の狐、花瓶、名前が分からないんだけどお供え物をする台みたいなやつ、があった。
石像は詳しくないのでよく分からないけど、菩薩とかそういうのだったかな。

540: 4/7 2012/12/23(日) 21:24:11.62 ID:xtaXk0Xp0
石段がすり減っていた割には、花瓶とか台とかは倒れて花は枯れているし、落ち葉も積もっている。
最近お参りした人はいないようだった。
それがどういうものなのかは分からなかったが、これも何かの縁だと思って、倒れていたものを直し、
台の上に乗っていただろうお皿や瓶子を正式な並べ方が分からないけどそれらしく並べた。
台の後ろにこけしが倒れていて、それも直そうと手に取り、何気なくその背を見てぎょっとした。
そこには、「つれていかないでね」と書いてあった。

546: 5/7 2012/12/23(日) 22:03:17.63 ID:xtaXk0Xp0
規制されてたー
案の定7/7じゃ終わらなさそう


背筋がざわっとして一気に冷や汗が噴き出した。

私は若干パニックになりながらも他のものを手早く直し、
手を合わせて一枚だけ写真を撮らせてもらい、
ホテルに逃げ帰ってバイキングの美味しい朝食をもりもり食べた。
金山寺味噌、初めて食べたけど美味しかった。

548: 5/7 2012/12/23(日) 22:06:53.58 ID:xtaXk0Xp0
そうだったのか、私も勉強になった。ありがとう

その後、ホテルを出て駅前の土産物屋で買い物をした時、レジのおばあさんに

これこれこういうものを見たんですが、あれって何でしょうね?と聞いてみた。
おばあさんは「あー、あれはねえ...地元の人の信仰の...こう...お祀りしてあるものですよ」
と要領を得ない答え。
何か隠してるっぽいなー、と思いつつバス停に向かった。

552: 6/7 2012/12/23(日) 22:10:55.84 ID:xtaXk0Xp0
いつも見る専なもので、要領を得ずすみません。
ご指摘ありがとうございます、気をつけます。


友人と喋りながらバスを待っていると、バス停で案内をしているお兄さんが話に入ってきた。

そのお兄さんと談笑しつつ、私が見たもののことを聞いてみると、
「あそこはねー、子供が死んだんだよ。あと首吊りもあったかな」と。
本日のセカンドインパクト。

554: 7/7 2012/12/23(日) 22:18:50.43 ID:xtaXk0Xp0
詳しく聞いてみると、首吊りの方はよく分からなかったが、あの道は昔通学路になっていて、
放課後に沢で遊んでいた子供が土砂崩れに巻き込まれて亡くなったらしい。
怖かったけどその後何があるという訳でもなく、むしろ歩き回ったおかげか前日までいまいちだった腹の調子が良くなったくらいで、
旅は無事に終わりました。

そんだけの話です。長々とすみません。見てくれた人、どうもありがとう。

写真も一応あるけど、人が亡くなった所だし、そんなに昔の話でもないようなので、
ここでは控えます。




561: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 23:33:42.17 ID:owf66QJp0
1/3
俺は新聞の臨時配達員(臨配)っていうのをしてて、結構色々な地域を飛び回ってる
大体は何か変わったことなんていうのはないんだが、それでもたまにおかしなこともある
それでだ、今回は香川県の方で少し変わったことがあったから暇潰しにでも聞いてくれ

いつも通り販売店からの依頼で出向き、着いてすぐに順路をとって当日の夕刊から配達に入った

臨配っていうのは大体キツイ区域をやらされるんだが、今回入った区域は楽なもんだった
多少箱物はあるけど、ほぼ平場、更に部数も大したことなくて、「これは美味しい」とか思いながら夕刊を配ったよ
そして翌日の早朝、本番の朝刊だ
さっさとチラシを入れて出発するかってとこで店の専業(社員)から「気を付けてね~」と声をかけられた
新聞屋っていうのは大体運転が荒いのばかりだし、慣れてない土地での配達だから、これもよくあること
「うぃーっす」と適当に返して俺は配達に出た

562: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 23:35:04.73 ID:owf66QJp0
2/3
朝刊一発目だが、普通の住宅地で街灯の灯りもある
順路も簡単だし、先に書いたように部数も大したことがない
順調に配達を続けて、その区域で数少ないアパートの配達に差しかかった
3階建てで中央にある階段の左右に一室ずつある構造のアパートだ
一室の大きさは、おそらく2DKか2Kくらいで、ベランダに面して一室につき2つの部屋がある

そのアパートの前にバイクを止め、配達部数分の新聞を持ち、さて行くかと何気なく顔を上げ時、妙なものが目に止まった

俺から見て右側にある2階の一室のベランダに面した2つの部屋の片方は電気が点いている
おそらく住人がまだ起きているんだろう
でも、もう一方の部屋には、窓枠いっぱいにでかい女の青白い顔が張り付いてたんだ
一瞬びっくりしたが、「お前はどんだけ趣味の悪い日除け付けてんだ」とそこの住人のセンスに苦笑して、俺はそのアパートの配達を終わらせた

563: 本当にあった怖い名無し 2012/12/23(日) 23:36:16.38 ID:owf66QJp0
3/3
それから二週間くらい配達を続け、店の人間とも打ち解けてきたから休刊日前に何人かで飲みに出かけた
新聞屋同士が酒の席でする話っていったら大体店とか上司とか客の愚痴、あとは区域の話だな
それで区域の話になった時、俺はあのアパートのことを思い出して、店の人間達は普通に知ってるだろうと話したんだ
予想通り店の奴等は知っていたんだが、返ってきた答えは俺の予想と違っていた
「あ~あれは恐いよね」、「よくあそこにあの客住んでるよな」、「俺だったら住めないわ」
「え・・・?お前ら何言ってるの?もしかしてあれってそういうのなの?」
あんたらそれはどういうことなんだと聞いたところ、次のようなことだった

あのアパートの2階の一室は、近所じゃ有名な俗に言う曰く付きで他は家賃4万くらい?だが、その一室は1万

俺の予想通り一室ごとの間取りは2DKだが、2階のあの一室だけは部屋が1つ使えない
店の奴が新聞の契約に行った時に見せてもらったらしいが、外から女の顔が見えた部屋に続く襖には札がびっしり
襖さえ開けなければ害はないから絶対に件の部屋は使わないという約束で今の住人は住んでいるとのこと
まあ、それから一週間くらいの間、そこの店の仕事を終えるまで毎朝2階の女の顔を見続けたが、特に何事もなく終わった
しかし、そこの住人も住人だが、店の奴等もそんなのあるなら教えといてくれとは思ったな




584: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 16:00:44.08 ID:e5F7eFYL0
ミズーリ州にある市警察の警部の話。実話です。

私が刑事課に配属された年、ある殺人事件の捜査を任命された。

事件が起きたのは、クリスマスイブの夜。
浮気をしていた妻と、その浮気相手が乗っていた車を尾行していた夫は、車が駐車場に入ったので自分も駐車場に車を止め、ショットガンでふたりを殺害した。

その事件が起きた翌年から、

毎年12月24日、7時6分に不可解な電話がかかってくるようになった。

op: 911, What is you emergency?

lady: 助けて!撃たれた!
op: あなたの現在地は?
lady: 私の車の中。撃たれて死ぬんだわ。誰か助けて!
op; すぐ助けをそちらに向かわせます。あなたの現在地を言ってください。
lady: ここが何処なのかわからないの。真っ暗で何も見えない、お願い、助けて!
op: あなたの名前は?すぐに助けを出すから…

ここで電話はきれた。

585: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 16:03:19.17 ID:e5F7eFYL0
殺人事件かもしれない。警官を総動員して、被害者の捜索をしたが、手掛かりになるものは何ひとつ見つからなかった。

次の年も12月24日、7時6分に電話がか

かってきた。
1年前と同じ日、同じ時間、同じ会話。捜索したが手掛かりなし。
この時初めて着信記録を調べた。
すべての電話は警察のシステムに登録されている…はずだった。
しかし記録には、Unknown どころか、通話があったことすら残っていない。
システムに問題でもあるのか。
幸いな事に電話をかけてきた"被害者"とオペレーターの会話の録音は残っていた。

586: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 16:06:56.80 ID:e5F7eFYL0
2回目の捜索の後、殺人事件ではなく、いたずら電話の線で捜査を始めた。

被害者の母親は、救急車が現場に到着するまでに時間がかかりすぎたために、娘は死んだと警察を責めた。

まず被害者の母親の声と照合することになった。
結果は母親の声ではなく、死んだ被害者本人の声だった。

殺人事件があってからすでに10年以上過ぎているが、毎年12月24日、7時6分に電話がかかってくる。私たちは被害者のために、電話を受け続けている。


今年もまたかかってくるのだろうか?

私達にわかるのは、10年以上過ぎた今も被害者の女性は、どこかの暗闇の中から助けを求め続けていると言う事だけだ。




587: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 16:27:13.32 ID:PHHJ19xt0
二年ぐらい前に今の部屋に越してから三ヶ月に一度くらいのペースで変な女が訪ねてくる
いつも早朝の4時から6時くらい
大抵、土曜か日曜

呼出音3回くらい鳴らしてノブをガチャガチャするのよ

何回かは出たんだけど、その度にこっちの顔も見ずに目を伏せたままで「すみません間違えました」って言って去っていく。
他の部屋に行くんじゃなくてそのまま帰ってく

いつもちょっい昔のキャバっぽい浮いた感じの服装でセミロングの茶髪、年齢は多分30前半

今は、家にいても出ないようにしてる
5分くらいガチャガチャしてたらそのうち帰る

で、今朝も来たわけだけど

今まではまったく怖いとかなくて、変な女だなあとしか思ってなかったんだけど、昨日の夜はこのスレみた後だったせいか妙に怖くなって
朝まで布団の中で震えてたよ

昔の知り合いが住んでたとしてもそろそろ引っ越したと気付いていいもんだよなー

一体何者なのか不思議





598: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:27:00.23 ID:Dg7Yf/9y0
新聞奨学生してるけどイヴなんて関係なかった…というのは置いておいて今朝おきた事件
正直まだ怖くてブルブルしてる
忍法帳低いので小出しで

自分の配達担当は郊外にあるちょっと過疎?な感じの団地で、

その内の一軒だけ数日分ずっと新聞ささりっぱなしで大丈夫なのかなぁと思ってた。
仲間内に話したら車もないから帰省とか旅行してるのかねって話になってたんだけど、
今朝配達しに行ったら何か閉まってるカーテンがゴソゴソ動いてた。

600: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:30:21.31 ID:Dg7Yf/9y0
もしかして居る?とか思って見てたんだけど今の季節の深夜3時半なのでよく見えない。
凝らして見てると内側から手で撫でてるというか、勢いよく払ってる(上から下に)感じで、
もしかしたらストーブの一酸化炭素中毒かもしれない!って思って、しちゃいけないピンポン押したのね。

602: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:32:50.90 ID:Dg7Yf/9y0
そしたら、しばらくして犬の声みたいなのがワンワン!って聞こえてきて、やっぱいるのかーと思って
カーテンの動きに変化ないなら110番しようと思ってリビング付近(カーテンのとこ)見つめてたら、
いきなりTDLみたいな勢いで、家中の電気がエレクトリカルパレードの如くピカピカ光りだした
もうほんと自転車のLEDライトみたいなビカビカビカッって感じで人が高速でスイッチオンオフってレベルじゃない

603: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:34:52.69 ID:Dg7Yf/9y0
俺ビビりすぎてそこで恥ずかしながら失禁しちゃって、でよく見たらリビング見たらカーテンがない
動いてたはずなのにカーテンなくてがらんどうのリビング見えてるし電気が凄い勢いで点滅してるし、
何か犬の声聞こえなくなってるしシーンとした深夜3時半に家だけでエレクトリカルパレード状態

604: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:37:44.13 ID:Dg7Yf/9y0
頭真っ白なりながら残り配って寮戻って9時すぎに団地の管理のとこに電話したらその家引っ越したあと
契約してる電話番号にかけたら今凄く離れた他県です、スイマセン契約解除忘れですだって
明日からまた通るかと思うとまだ怖い

おしまい

明日も早いので寝ます、怖いよう

605: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:48:20.79 ID:z93H5jt00
契約解除忘れってなんのこと?
警備会社のアラームかな

606: 本当にあった怖い名無し 2012/12/24(月) 20:50:07.54 ID:Dg7Yf/9y0
>>605
すいません、新聞契約ってことです




614: 1/3 2012/12/25(火) 00:26:48.73 ID:G1jf0AEwO
今朝の出来事なんですが、夢にお雛様が出てきた。
明らかに私のでは無い上、男雛女雛共に頭が無く、肩あたりから上は薄い布を重ねて土を塗ったようにしてある。
あ、ちょっと吐き気してきたのでこれ以上の描写は割愛。

615: 2/3 2012/12/25(火) 00:30:03.90 ID:G1jf0AEwO
で、なぜか男雛を手にとってみたら何か入ってくるような感覚がして、ヤバいと思った途端に足元を何かが通り過ぎた。
その瞬間、今までハッキリ認識できなかった自分の周りが、自宅の居間になった。

616: 3/3 2012/12/25(火) 00:32:39.63 ID:G1jf0AEwO
そして通り過ぎたものの方向をみた時、少し開いたドアから出て行く黒猫のお尻が見えた。
尻尾の形で、9月に亡くなった愛猫だと分かった時、目が覚めた。
今も何か気配はしてるけど、般若心経ポップ歌いながら気力ではねのけてる。

624: 本当にあった怖い名無し 2012/12/25(火) 11:11:36.19 ID:NnmwqQSS0
邪悪な夢を見そうになったとこを愛猫が割って入ってくれた感じかな?




628: 本当にあった怖い名無し 2012/12/25(火) 16:19:01.82 ID:f/GgalY40
つむじさん、と言う遊びが消防の頃、クラスの女子の間で流行っていた。

まず、「つむじさん、つむじさん、こちらのツムジにお入りください」みたいなことを言いながら、

ターゲットの女の子の体操服の背中に指を押し当てて、ぐりっと左にねじって渦巻きの皺を作る。

すると、次の体育の時間までに、渦巻きの皺を作ったところに「つむじさん」がドンとぶつかって、

その子を転ばせようとするらしい。

たぶん、暗示の類だと思うけど、見えない何かに押されると言う、オカルト的な現象を楽しむだけの遊びだった。


それが、いつの間にか「押されて転ばなければ良いことが起こる」に進化して、

呪文も「つむじさん、つむじさん、○○ちゃんに良いことありますように」に変った。

最終的には、「つむじさん、つむじさん、○○ちゃんの願い事『××』を叶えてください」になり、

クラスの女子の間で爆発的に広まった。

そして、ある日。


体育の授業が始まる前、俺含む男子が女子の着替えを廊下で待っているとき、教室の中で悲鳴が上がった。

女子が一人、飛び出してきて先生を呼びに行けと言う。
保健係が走り、担任と保健の先生がやってきて、意識のない女の子を教室から運び出した。

後から、班の女子に事情を聴いたところ、その子は友達の手を借りて背中に作らなきゃいけないツムジを、

自分で胸に作ってしまったそうだ。そうして着替えてる途中、背中ではなく胸を「つむじさん」に突かれ、
仰向けにぶっ倒れて後頭部を強打し、失神したらしい。

幸い、命に別状はなかったけど、それ以来、つむじさん遊びは消滅した。


ちなみに、ブルマ全盛時代の頃の話だ。

630: 本当にあった怖い名無し 2012/12/25(火) 20:45:00.88 ID:JakIhZrT0
聞いてないのにブルマの補足にほんのり




633: 本当にあった怖い名無し 2012/12/26(水) 05:23:05.14 ID:ivtGQ4CA0
大昔の話だけど深夜小腹減ったので近所(300m位)のコンビニへ買い物行く途中
昼間見たジューク更家のクネクネ体操思い出して人通りもないしやってみようと思って
両腕上げて手のひらつけて左右にく~ねく~ねって上半身左右に揺らしながら歩いたら←バカw
後ろから至近距離でブレーキ音とガシャって音がして振り向くとチャリとおっさんが倒れれて超ビックリして
ダッシュでコンビニに逃げたよスゴイ怖かった

654: 本当にあった怖い名無し 2012/12/26(水) 22:21:04.88 ID:rYc51AewP
>>633
かなり笑わせてもらいましたw

670: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 06:37:28.66 ID:B5ZOFbvmO
>>633 「くねくね見た!」ってスレが建ったら君の事だなw




660: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 00:05:56.67 ID:0A26VMkC0
幽霊って、自分で服を選らんでるのかな?

661: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 00:15:04.00 ID:l8VO7wy50
そりゃそうだろ

落ち武者がパジャマ着てたら興ざめだし、

ただのズボラなおっさんにしか見えなくなる

662: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 02:13:52.40 ID:FzUk83mh0
なんで縄文時代の人の霊とかって
見かけないの?
服着ちゃうから?

666: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 05:18:39.50 ID:DLb8PT0w0
>>662
幽霊の寿命って300年くらいだって聞いた

663: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 02:19:58.37 ID:l8VO7wy50
縄文人は俺らに特に恨みないからでてこないんじゃね
昔は元気だった早良親王とかも最近は活動してないし、
やっぱ恨んでる相手がいなければ出てこないんでは?

668: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 05:35:10.25 ID:i8ToRM470
浄化されるまでつーことだろ

671: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 07:30:29.48 ID:DLb8PT0w0
400年みたいだ
いつのまにか100年伸びてた




673: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 09:54:51.60 ID:TU8TY78aO
駐車場の車に戻り、何気に横の車を見たらドブスな女がさらにドブスな顔して、車の中から真横のアパートをガン見していた。
本気で車の窓にベッタリ顔をくっつけて…ある意味オカルト。俺と目が合うと駐車場内を暴走して去って行った。

674: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 12:46:56.41 ID:hn8NPNik0
平気で「ドブス」なんて言葉使える人がいる事実が怖いw

680: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 18:51:21.97 ID:bhKH7+/N0
>>674
これが本人だったらほんのり怖い

682: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 19:40:17.40 ID:hn8NPNik0
>>680
ええ~(笑)

700: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 11:37:09.90 ID:OrJrYpHI0
>>680
そんなこと言うから、これ思い出したw

348:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:15:52.10 ID:B9sTwHC/0

むかーしテレクラでアポった女が見るからにメンヘラで、ごめんなさいして車で帰ろうとしたら
すごい形相で「なんでよ!」っていいながら窓から手を突っ込んできて掴まれた
怖くなって急いで車出したけど、女は窓にしがみついて離れず、
待てやぁぁ!とかいいながらひきずられてる
ますます怖くなって思い切りアクセル踏んでドリフト気味に交差点を曲がったら、
ポーン!と飛んで道の向こう側の畑をゴロゴロ転がって行った 
もう西部警察みたいだったけど、死んでないよな?


349:メンヘラ(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:18:55.73 ID:Dl5D0qA90

>>348
8年くらい前か?

351:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:23:39.84 ID:B9sTwHC/0

>>349
そのくらい。平塚の田舎の方
つかお前の名前怖すぎだろw


360:メンヘラ(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:41:12.99 ID:Dl5D0qA90

>>351
車はワンボックスか

367:仲居(神奈川県) :2010/08/29(日) 22:55:59.29 ID:B9sTwHC/0 []

>>360
もうやめて

702: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 16:08:28.37 ID:jugrDUkM0
>>700
にちゃんの話でこれが一番印象に残ってるし、一番怖いわ




678: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 15:10:56.75 ID:FN4UOOPj0
裏庭で、ぼーっと椅子に座ってたら、隣の家の若い夫婦も外に出てて、会話が聞こえてきた。

(妻) 子供部屋のドア直してくれた?また開いていたんだけれど…。蝶番を調整するとか、ドアノブのストッパーがダメなら、ノブごと変えればいいだけでしょ?


(夫) 君が言う程、簡単な事じゃないんだ。蝶番も調整したし、ストッパーもちゃんとしてるよ。


(妻 ) でも今日お買物に行く時閉めて行ったのに、帰ってきたらまた開いていたのよ。


(夫) 霊障だよこれは。ドアを閉める時にカチャって音がしてストッパーが働いて、

ドアを押したって開かないのも確認しても、しばらくしてからまた開いてるだろ?

(妻) ちょっとみてきてくれない?あの子が寝る時は、ちゃんとドアが開かないか確認したんだけど。


(夫) 霊だよ、俺は絶対見にいかないからな。どうすんだよ、幽霊でてきたらよ。

嫌だね。絶対見にいかないからな。

行ってやれよ、息子だろ?って思った。

684: 本当にあった怖い名無し 2012/12/27(木) 21:02:31.72 ID:GsFw936d0
>>678
しかし夫さんの気持ちもわからんでもないwww




703: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 16:32:06.09 ID:bYqqjDguO
>>700 こわいマジこわい
私の実家は八大龍王を奉っている家系の一つで
家に三人女の子が産まれたら、真ん中の娘は龍王の嫁にしなきゃならないと言われている。
勿論超昔の話なので父も母も気にしていなかった(らしい)
言い伝えでは 真ん中の娘は嫁に行かせず家に置き、顔や身体などに傷をつけてはならない。
しかし真ん中の姉は一番美形だった事もあり26才で結婚した(長女は嫁ぎ&出産済み)。
こちらの家では何事も起こらなかったので両親は安心していた、

↓ 規制中なので分けて書きます。

704: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 16:34:20.85 ID:bYqqjDguO
ところが真ん中姉は嫁ぎ先の姑に虐められ、姑は真ん中姉の顔を殴打。
口の中を切ったが、姑は外聞が悪いと真ん中を病院に行かせなかった。
旦那さんは当時出張中だったので姑に阻まれて連絡も出来ず。

705: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 16:36:21.08 ID:bYqqjDguO
姑は気がふれて精神病院に入院、両足は壊死して切断、舅は亡くなった。
今 離婚した真ん中姉は実家にいて会社員をし、普通に暮らしているが
姑の意地悪が悪かったのか、真ん中なのに嫁いだせいなのかはわからない。
ちなみに三女の私は喪

706: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 16:54:14.12 ID:+oA31yzw0
>>705
三女が不憫でならない

707: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 20:31:26.38 ID:kuNuj21s0
>>705
三女が一番気の毒だな

708: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 20:33:55.39 ID:qRfmcI3t0
>>705
強く生きろ三女




709: 本当にあった怖い名無し 2012/12/28(金) 20:47:04.10 ID:15tZUBZf0
誰もいないっぽいので こっそり…
小学生の頃 ススキがたくさんある所で一人で遊んでた
ある時 そこに行くと ススキが無かった 何も無かった
訳がわからず 泣きながら帰った
カーチャンはびっくりしてたけど ちゃんと話を聞いてくれた
カーチャンは首をかしげながら
Γあそこススキなんか生えてないよ」 と言ってた…
なぜカーチャンが場所分かったのかも不思議だけど あそこはなんだったのか… 今でも不思議

715: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 00:35:18.37 ID:cKY415wxP
きつねにつつまれた気分ですね

719: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 01:40:21.93 ID:cTtwvUyW0
>>715

            ∧_∧

            /    ヽ
            | `  ´|
      <>○<>\= o/
      // ヽ\⊂ ̄ , ヽ
      / ∧_∧ヽ  ̄   ヽ
     /,( ;´∀`)ヽ ,ゝ  |___, ヘ
     | ヽ\`yノ )(   |   <   |
     ヽ ___ノ_と_ノ\_<_ノ




720: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 01:58:31.23 ID:RtnvCJW20
さっきコンビニにあたりめ(私が頼んだ)ととろ~りクリームプリンを買いに行った父が真っ青な顔で家に転がるように帰ってくるなり、
「口裂け女だ!口裂け女が出た!!」
と大慌てで言った。
「あぁ、そう」とだけ言って袋からあたりめを出そうとしたが、あたりめが見つからない。
口裂け女に向かってあたりめを投げつけて逃げたらしい。
とろ~りクリームプリン二つ無事なのに私のあたりめは無事じゃないのが腑に落ちないです。




739: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 20:38:54.90 ID:gwgPn2i+0
ちょっとした話なんですが。
自分は物心がついてから20才くらいまでの間、「耳鳴り」がどういうものか理解してなかったんよ。
耳鳴りには耳の中で「キーーーン」「ピーーー」「ピーーーー」と鳴るタイプのものがありますが、
そういう説明や記述を見聞きするたびに、何だそれ?と思ってました。
なぜなら当時自分にとって耳の中で「ピーーー」「ピーーー」という音が鳴るのはいつものこと、平常時のことだったからです。
いつも耳から頭に響くようにピーーーピーーーと音がしていました。
20才頃、進学の関係で一人暮らしをはじめて一週間くらいめのときにはっと気づいたのですが、
耳からあの音がしないのです。
アパートで一人本を読みながら静けさとはこういうものか、
ではいままでのあの音は耳鳴りというやつだったのか(頭が悪いのではなかろうか的気づきの遅さ)と合点しました。
今でも育った家に帰ると、最寄り駅あたりからすでに耳鳴りがします。
気にかかるのは、育った家周辺半径800メートル以内で
8年くらいの間に5人自殺していることと、5人全員その家の長男なことなんですが、
たまたまかな、とも思います。




742: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:39:24.60 ID:ZeeaIWt+0
数年前、小雨の降る冬の夜に原付で車の横を抜けて走ってた。
防寒・防水してたけどめちゃくちゃ寒いし、
雨でシールドが対向車のライトを乱反射させて物凄く視界が悪かった。
ちょっと先の信号が赤になって、車が停止したので俺も一緒に停止することに。
運転下手だったし、視界の悪さにビビッて抜けられなかったw
結構急な上り坂だったんだけど、ブレーキをかけても止まらない。
(朝の通勤にすごいスピードで走ってる自転車が下りて押す人がいるくらいの坂)
一瞬でヒヤッとしたが、側溝の金網みたいな奴とかマンホールとか、
ああいう金属踏んじゃってるんだと思ってなんとかバランス崩さないように踏ん張った。

743: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:41:30.32 ID:ZeeaIWt+0
でも全然とまらない。
あっというまに何台もの車を抜けて上っていく。
たぶん40オーバーくらい出てた。
2,3台抜いたところでもうパニック状態w
手がかじかんでアクセルまわしてるのかと思って咄嗟に右手を離した。
左手はブレーキかけっぱなし。
足は両方とも下ろして地面すってた。
それでも止まらず更に4台ほど抜いた。
交差点は近付いてくるし、その前に何台かバイクが止まってるのが見えるしで頭真っ白。
しかも、ちょっと飛び出して止まってる車がいる。
白の普通車。
どう考えてもぶつかる。

744: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:44:13.14 ID:ZeeaIWt+0
修理代とか怪我とか仕事とか色々思い浮かべることも出来なかったw
普段から小心者の俺は、そういう場面では絶対に目をつむるだろうと思ってたんだけど緊張しすぎたのか目かっぴらいた状態。
いよいよぶつかるって時に、下ろしてた右足に衝撃が走ってガクンッとバイクは止まった。
白の車までほんの数センチ。
ぶるぶる震えながらシールド上げて、なんとか平静になろうと必死で呼吸した。深呼吸はできなかったw
呆然としたままほとんど反射的に右足を見たら
黒っぽい手がふくらはぎあたりをわしづかんでた。

745: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:46:21.96 ID:ZeeaIWt+0
こめかみあたりから頭のてっぺんに向かって一気に熱が引いた。
手は白の車の後ろに止まってた、黒っぽい普通車の下から出てた。
まばたきする間にその手は消えてて、パニック状態の俺はものすごく周りをキョロキョロしたw
今振り返るとすごい不審者だわ。
で、黒の車の運転者と目があった。
無表情のおっさんが乗ってた。七三わけっていうか、ピチッとした髪型に眼鏡をかけてた。
しばらく(って言っても数秒だっただろうけど)目があってたんだけど、
信号が変わったのか車が動き出して、動けない俺を避け気味に車が動き出した。

746: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:48:39.17 ID:ZeeaIWt+0
黒の車もそのままスーッと行ってしまって、
後ろからの原付にクラクションならされて俺はやっとどうにかアクセル回して発進した。
その後も頭真っ白で、どこかで止まって
落ち着くべきだったと後で思ったけど、そのまま家に帰った。
現実感が無くて夢だったのかとも思うんだけど、
今でもその時に血の気が引いた感覚をはっきりと覚えてる。

748: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 21:55:15.51 ID:U6tE3F370
>>746
守護霊がとめてくれたとか

751: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 22:11:47.24 ID:ZeeaIWt+0
>>748
守護霊だったらいいなと思うけど、怪我どころじゃすまない状態になったことがあって
そのときにはスルーかとつっこみたいw
通りすがりが思わず手だしてくれた感じかなーって思ってる

769: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 06:46:49.36 ID:0zyLNdiX0
黒い手ってあまり良くない死霊の気がする。わずかながらでも人を思う優しい気持ちが残っていたか、七三の男がそれを何らかの方法で自在に使役してるか。




770: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:11:34.59 ID:bvx6+G/B0
自分の体験を話します。
長いです。
若干のエロ注意です。


ちょうど1年くらい前の話です。

当時、あるブランドの時計にはまっていて、
ちょっとはなれたアウトレットモールでセールがあるということで、車で出かけました。
家を朝早く出て、お店が開店する10時位に到着。
お店でお目当ての商品を購入し、他のお店も見て回り、正午前に軽い昼食をとり、帰路につきました。
帰る途中、ジュースを買いにコンビニによって、スマホをいじっていたのですが、
近くに心霊スポットがあるのを思い出し、せっかくだから見て帰ろうということになりました。
スマホにナビをまかせて、心霊スポットの橋に向かいます。

771: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:12:09.69 ID:bvx6+G/B0
ナビが「まもなく目的地です」と告げると橋が見えてきましたが、橋の中央に車が止まっていて、
その車の後ろに人が立っているのが見えました。
橋は、幅が狭くて普通車同士のすれ違いは厳しい感じでしたが、私の車は軽自動車だったので、
スピードを落として、その車とすれ違いました。車の後ろに立っていたのは、ジーンズをはいた女性でした。
橋の上に車を止めて何をしているんだろうと思いながらも、私も橋を見たかったので、橋を渡ったところに、
車を止めるスペースを見つけ車を停車しました。
橋はそんなに長くなくて、女性の車と自分の車との距離は20メートルくらいでした。
鞄からデジカメを取り出し、車を降りようとして、バックミラーを見ると、
ちょうど女性が車に乗り込むところでした。

772: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:12:36.05 ID:bvx6+G/B0
車を降りて、写真を撮ろうと橋の方に向かったのですが、女性の車が動かないため、
橋のそばにある小さな鳥居と祠を撮影しました。
5分くらいたったでしょうか、まだ車が動かないため、カメラを持って写真を撮りたい雰囲気をだせば
どいてくれるかなと思い、橋に向かいました。
橋に向かって歩いて行くと、車の窓があき、女性が「こんにちは」と声をかけてきました。
女性は40才くらいでとても綺麗な方でした。
私も「こんにちは」と挨拶して、5分くらいですかね、会話をしました。
「それではまた」と会話を終了して、私はデジカメで写真を撮ろうと思ったのですが、女性が車から降りてきました。
女性の服装は、スキニージーンズと、上はよくわからいのですが、体のラインを強調した服でした。
女性の服装を見て、少しドキドキしていると「あそこに見える山は○○だよ」とか色々と教えてくれました。
女性に教えてもらいながら、写真を撮っていると、突然女性が私の手を握って「Hしない?」と耳元でささやきました。
私は、この人何言ってんだろう?大丈夫かなと思いましたが、まごついている私の手を引っ張って、車に連れていかれ、後部座席に乗せられました。
私はこの時まだ童貞で、魅力的な女性の誘惑に勝つことはできませんでした。
「橋の真中ですよ」と私が言うと、女性は「大丈夫ちょっとどかすから」と言って運転席に行き
車を橋を渡りきったところにある待避所へ移動させ、再び後部座席に乗り込んできました。

773: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:13:00.88 ID:bvx6+G/B0
車の後部座席はフルスモークで、外から見えることはありませんでした。
女性にくわえてもらい、5分もたたないうちに口の中に射精しました。
女性はそれを飲み干し、笑顔で「こんどは私も気持ち良くなりたい、近くにホテルがあるからいこうよ」と言いました。
私が戸惑っていると、彼女は唇を重ねてきました。
初めての経験にとまどいながら唇を重ねていると、彼女の舌が口の中に入ってきました。
理性を失い、夢中で彼女と舌を絡め合いました。
「どう、ホテル行く気になった?」と彼女は言いましたが、私はなぜが、おじけづいてしまい、
財布から2万円を出して、「ありがとうございました」と言い、逃げるように自分の車に戻ろうとすると、
「あの橋は危ないから早く帰ったほうがいいよ」と彼女が言いました。

774: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:13:33.29 ID:bvx6+G/B0
自分の車に戻って、しばらくすると、彼女は去って行きました。
少し落ち着いてから、車も無くなったので、橋の写真をまた撮り始めました。
橋の全体を写したり、欄干をズームしたりしていろいろな角度から撮りました。
そして、お決まりの橋の上から橋の下の川を写した写真を撮ろうと思って、橋の柵の隙間からデジカメを出して撮影します。
カメラを適当に川に向け動かしながら、数回シャッターを切ります。
撮った写真をプレビューで確認します。
川の写真なので当然、川と砂地が写っているのですが、そこに人みたいなものが写っています。
何だろうと思って拡大してみたのですが、人の形をしているみたいですが、よくわかりません。
今度は少しズームして撮ってみます。
プレビューで確認すると、わかりました。人でした。
髪の長い女性と思われる人がうつぶせで倒れています。
驚いて、橋の下を覗きこんで確認しようと思いましたが、橋は柵の上を有刺鉄線でガードしていて
橋の直下は目視できません。

775: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:15:19.75 ID:bvx6+G/B0
すぐさま110番すると、しばらくしてパトカーが到着しました。
警察官に「橋の下に人が倒れています」と言ってデジカメの写真を見せます。
すると警察官は、橋のふもとの藪の中に入って行き、無線で何かしゃべっています。
しばらくして警察官に事情を聞かれ、「変な人、見ませんでしたか?」と聞かれたので、
少しうしろめたかったのですが、先ほどの車の女性のことを話しました。
川の中で倒れていたのは、女性で橋から飛び降りたらしいとのことでした。
デジカメのSDカードを提出してほしいとの事だったので、警察に提出しました。

776: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:18:19.96 ID:bvx6+G/B0
後日、新聞を見ると記事になっていました。
双子の姉が、妹を橋から突き落としたとのことでした。
姉と妹で二人暮らしをしていましたが、妹には軽い知的障害があり、
姉は結婚が決まって、妹のことをどうしようか悩んでの犯行とのことでした。
警察からも電話があり、自分がちょうど橋を通りかかった直前に、妹を車の屋根に乗せて
そこから突き落としたとのことでした。
あとSDカードも返すからとお話があり、しばらくするとカードが送られてきました。


女性はなぜ、私を誘ったのか?写真を撮らせないためなのか?

ホテルに行っていたらどうなっていたのか?

カードは今でもあります。使う気になれず、ケースにしまったままです。


以上です。ありがとうございました。




794: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 21:11:27.74 ID:eyvNsHzd0
うちの昭和7年生まれのばあさんのさらにばあさんが子どもの頃のことだから
明治か江戸時代??かもしれない話
それがわが家に伝わってきたのを書いてみる

そのばあさんが12歳ぐらいのときに神隠しにあった

当時は里子に出されたり人買いに売られたりなんてこともあったそうだが
そういう親が事情を知っていていなくなったのではなく本物の神隠し
夕方、赤子の弟の子守をしながら裏をぶらついていたと思ったら
いつのまにかいなくなって赤ん坊だけがおんぶ紐といっしょに草の上で泣いていた
集落の若い者大勢が出てさがしたが見つからない
そのうち夜になって街灯もない頃だから明日の夜明けからまた探そうということになった

そうしたら当時のじいさん(俺から見れもはや遠い先祖)が

女の子の神隠しは神おろしの憑坐(よりまし)にしようとしてさらっていった場合が多い
憑坐の手順には普段使ってる櫛が必要で
さらっていったものか術をかけられた本人が取りにくることがある
だから櫛を隠しておけば目的が果たせなくなって子供が返されることもあると言って
箱に入れて自分が寝ている納戸に持っていった

795: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 21:12:01.79 ID:eyvNsHzd0
それからじいさんは本当はネズミがいいんだが時間がない、と言いながら
大きなガマを捕まえてきて鎌の先で腹を割き、内蔵を櫛にまんべんなく塗りつけた
同時にアワかなにかの実をぱらぱらふりかけた
その晩じいさんが櫛の箱を枕元において寝ていると
なにかがやってきた気配がある
じいさんは起きていたんだが体が動かないし、叫ぼうとしても声も出ない
そのときに笹みたいなにおいが強くしたそうだ

何かかなり大きな妖物がきている圧迫感がある

妖物は枕のすぐ上にある櫛箱に手をかけたようだが
ビーンと弾く音がして、さらにパシッと叩きつけられたような固い音がする
そして「けがれ・・・」という咳が言葉になったような声がして気配が消えた
しばらくじっとしていたら体が動くようになったんで
明かりをともしてみると櫛が箱から出て床に落ちており、櫛の歯がばらばらに折れていたそうだ

で、ばあさんは昼前に集落の氏神の森から歩いて出てくるところを見つかった

本人にさらわれていた間の話を聞いてみてもまったく要領を得ない
木の葉がゴーッと鳴って目の前が白くなり立っていられなくなってうずくまると
背中の赤子が、まだしゃべれないはずなのに「か・し・こ・み」と一語ずつはっきりと声に出した
さっと太い腕でかつがれた感じがして、そのあとは貝の裏側のように
虹色にきらきら光る場所でずっと寝ていた
まぶしくて目を覚ますと鎮守の森の入り口のあたりにいたんで家にもどろうとした、と言う
まあこれだけなんだけど

798: 本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 21:59:45.43 ID:kZ8UpGnd0
>まあこれだけなんだけど

いやいや、ちょっとまて、充分濃い話じゃないか。

幕末から明治にかけてはまだ神隠しがあったと云う事実だけでも
ほんのりどころか物凄く怖い話だ。

しかし、柳田國男あたりが聞いたら喜びそうな話だなあ。




813: 本当にあった怖い名無し 2012/12/31(月) 13:37:18.39 ID:sycQz1Bd0
怖い話は大好きでよく探したり、聴いたりします。
私は霊感もないので、聴いた話を紹介させて頂きます。

私は大学院生で、この間F県に学会発表に指導教官の先生方と学生2名とで行きました。

その時、非常勤講師の先生に私は尋ねました。
「先生、何か怖い話があったら聴きたいんですけれど」
「怖い話?んーでも、俺は昔、怪我する奴が分かったり、変な奴は見たことあるな」
「何で怪我するって分かったんで?」
「小学生のとき、遠足で観光地のトロッコに乗るプランがあってな、
 トロッコが着くのを待ってるとき、友達の一人の左側の顔が青っぽく見えたんで、
 『お前ソレどうしたんだよ、真っ青だぞ』って言ったら、
 周りはそんなの見えないらしく、嗚呼、俺にだけ見えるのかな?って思って、
 トロッコに乗って川とか、山とか見てたら、落石があってな・・・友達の左顔面にぶち当たって陥没した。
 そいつそれから救急車で運ばれて行って、ソレっきり知らない」
私はその話を聴いて、『あ、この人本当に見えてた人かもしれない』と思ったのです。
お笑いピン芸人のAさんも同じような事をおっしゃっていたからです。
その方は紫色に見えるとか言ってたみたいですけれど、相当昔の話です。

「それは凄い話ですね、他にもありますか?」

「中学のときに、友達とチャリを2ケツで、友達がこいで、
 俺が荷台?に奴の肩を掴んで荷台に立って、田舎道を走ってたらさ・・・
 墓地の塀にある何だぁ、窓?見たいなところから、青いワンピース着た短髪の女が覗いていたけど、
 俺は気に止めなかったんだ。
 墓地を過ぎてから、奴が『なぁ、さっき何か居なかったか?』って言うから、
 『嗚呼、青いワンピース着た人が居た』って言ったら、
 そいつめちゃめちゃペダルをこぎ出して驚いたよ(HAHAHA」

実はこの非常勤講師の先生は何でも、家系が代々神社をやっているらしく、今でも残っている神社らしいです。

今は一族の中の誰かがやっているらしく、先生は大学で教育史の研究をバリバリやってます。




864: 本当にあった怖い名無し 2013/01/01(火) 22:52:14.08 ID:rK4xIBxAO
私の部屋はちょうど窓に垂直にベッドが置かれている
昨夜、うつらうつらしていたら窓に何かぶつかる音がした
頭を少し動かして目を開けると何かが窓ガラスにびったり張り付いていた
私は寝る時はいつも部屋を真っ暗にして音楽をかける
ベッド脇のレコーダーの明かりに照らされて、その何かが部屋の奥を探るように見ているのが分かった
目を合わせたらダメだ、と目を閉じるとしばらくしてまた音がした
そこで目を開けて目の前にいたら嫌なのでそのまま閉じていたら、いつの間にか寝てしまっていたらしく朝になっていた

大晦日も変なものが出るようです

865: 本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 01:16:19.04 ID:y4eBUK6GP
もしかして:泥棒




870: 本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 16:56:51.06 ID:bCDEXFrnO
「星を観に行こう」
大学生最後の夏、4人で適当にドライブをしていた帰り、急な思いつきで山へ行くことになった。
車中は楽しかったが、疎らな民家、トンネル、該当のない山道が不気味に思えた。
日が沈み真っ暗になったころ、車を停められそうな開けた場所にでた。
車を降り見上げると、観たこともない星空が広がっていた。
そこで大学生活の思出話、これからの話など時間を忘れて話し合った。
「ここ、キャンプ場の駐車場みたいだな」1人が駐車場の端で看板を見つけた。
看板には、ボロボロの周辺地図と、蛍光灯の抜かれたソケットがあった。
どうやら数年前に閉鎖されたらしい。
怖いもの見たさに周辺地図のルートを探ることになった。
キャンプ場入口には案の定「立ち入り禁止」の札とロープが張られていたが構わず進んで行った。
新月で月明かりもなく、携帯電話の明かりだけが頼りで恐怖心を抱きながらも全員が強がり、ふざけあってた。
10分ほどすると「あそこ…誰かいないか?」また冗談かよと思いながらも視線の先には、はっきりとは見えないが白い布のようなものが揺らいでいた。
ただの布か人かでもめている数秒後には何も見えなくなり、何かがいたと理解し引き返した。
無事に全員が駐車場へ戻ると車に乗り込んだ。
車中、全員が揃っていることに安堵感を覚え、冷静を取り戻し、エンジンをかけて下山した。
「あれ何だったんだ?」
短いトンネルを抜け麓の村に出た、街灯も見えて安心していると…
「あそこ…誰かいないか?」
5本くらい先の街灯の下に白い服を着た人が見えた。
恐怖心でスピードがかなり出ていて、ハンドル操作を誤り車は田んぼに突っ込んだ。
ひっくり返った車内で全員の無事を確認したがドアが開かない。
窓の外には白いレースの布から足がのびていた。
全員が意識を取り戻すと、車の外には警察官が2人いた。
その後の取り調べで、事故を目撃した老婆が家に戻って通報してくれたことと、老婆が深夜徘徊の癖があり白っぽい服を着ていたことがわかり、街灯の下、車中から見た足はこの人だと結論付けた。
しかし、キャンプ場で見たアレは何だったんだ




874: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 01:02:42.13 ID:vjbriEyL0
幽霊とかは関係ない(と思う)けど、ちょっとだけひんやりしたので
文下手なんで、分かりづらかったらすまん

三ヶ月くらい前、俺が自室で適当に漫画とか読んでたとき、多分夜中の一時とかだったと思う。

母親が突然部屋にやってきて、
「○○、ちょっとこれ見て、お願い」
とかなんとか言って携帯を差し出してきた。男勝りな母にしては珍しく弱々しい口調だったから珍しいな、どうしたんだろうくらいの気持ちでその携帯を受け取って表示されてる画面を見てみた。
そこには、

ああああああああああああ(ry


と画面いっぱいに書かれたメールが。

875: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 01:05:30.40 ID:vjbriEyL0
ゾッとして、でもイタズラかな……と思い母さんに母さんのイタズラ?と聞いてみたが
「こんな気味の悪いイタズラするわけないでしょ」
とバッサリ。
もちろんそのアドレス(フリーメールのだった)を母さんは知らないと言ってるし、俺も知らない。
その日はとりあえず寝ようということで母さんは部屋に戻ったが、
それ以降そのフリーのアドレスから薄気味悪いメールも一切きていないので今は完全放置の状態。

ほんのり怖かった出来事でした。

878: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 06:07:44.24 ID:nAPGM/dT0
>>874
母親の知り合いにスマホ使いはじめの知り合いがいて、そこにいつも使うアドレスとフリーメールアドレスと両方登録してた。

メール書こうとしてて、別の用事出来てその画面のままポケット突っ込んだ弾みで、勝手にメール送信してしまった。


最近スマホに変えた知り合いがいたら、その可能性があるよw




881: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 08:59:37.16 ID:iTj60m5w0
2013年初投稿

田舎が茨城なんだけど、自分が子供の頃は夜になると街灯もなくて真っ暗だった。

都心に住んでた自分にとっては、恐い所って印象しかない。

そこの家から海まで歩いていけるんだけど、ルートがふたつあって、ひとつは田んぼの横の道、もうひとつは小さな山の雑木林を行く道。

雑木林の道はムジナが出るから、ひとりで歩いちゃいけないって言われてた。

ムジナってなあにって聞いても、そりゃムジナはムジナだわって答えしかしてくれない。

ただ、ムジナは人を騙すって言うのは聞いていた。

882: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 09:02:49.30 ID:iTj60m5w0
伯父さんって人は怠け者で、呑んだくれで毎日のように、家から2km位の所にあるスナックに呑みに行ってたらしい。

夜遅くなっても( 10時とかね)、伯父さんが帰って来ない時があって、そういう時は帰り道の何処かで爆睡してたらしい。


長男が自転車で伯父さんを探しながら、スナックへ向かう。

道の端っこで寝てる伯父さんを回収して帰る。
時々、近所の人が回収してきてくれることもあったそうだ。

ある日、いつものように長男出動したのはいいけど、伯父さんは何処にもいなくて、とうとうスナックまで辿り着いてしまった。

883: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 09:09:26.38 ID:iTj60m5w0
スナックのママが言うには、7時頃には店を出た。
長男は取り敢えず駐在所に寄って、協力してもらうことにした。

駐在所だけでは人手が足りないという事で、市の警察にも協力依頼して大騒ぎになった。


伯父さんの家のある町の自警団も出動して、田んぼにはまっていないか、雑木林の道の何処かで寝ていないかと探し回ったらしい。


この頃には、みんなムジナが出たって確信してたんだと。


夜が明ける頃、伯父さんは見つかった。

雑木林の道から250m位外れた所。

誰も行かないので、道すらないような所に古井戸がある。知らない人の方が多いその古井戸が、いつまで使われていたのかも定かではない。

884: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 09:25:01.72 ID:iTj60m5w0
伯父さんはその枯れた古井戸に落ちて死んでいた。

雑木林のある山はスナックから来ると、家を通り越して行く事になる。

古井戸への道はないし、真っ暗闇の中、辿り着くのは不可能だ。
何故伯父さんがそこへ行ったのか見当が付かない。

ムジナ説は確実となった。


伯父さんの死因は、古井戸の中に発生したガスによる中毒死で、怪我はしていなかった。

顔は土気色に変わり、身体の至る所に、ヒルがへばりついていたそうだ。

885: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 11:35:41.18 ID:geffDHZf0
ムジナってのはアナグマのことだが、タヌキ、イタチ、テン、この辺の動物と明確な違いをつけてない地方が多い。
イタチのことをムジナと言って、タヌキと区別するところもある。
化かしたんだろうからタヌキのことをムジナと呼ぶ地方かね。

でもその殺人の場合、ムジナ説を言い出した人が怪しい…




886: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 12:34:30.36 ID:5cP8LW4H0
明けましておめでとう

ちょっと中2的な話なんだけど、11月のこと。

東京で大学時代の同期会があって、久々に戻ってきた。
地元に帰って人口数万人の町で公務員してる俺にとっては東京の人ゴミは苦痛だった。
大学時代に慣れたはずなのに、7年も経つとよくこんなとこで暮らしてたなって思うほど。

朝に家を出て、東京に着いたのは夕方前。

同期会スタートが6時だったからホテルに荷物を置いて電車で会場へ向かう。
地元ではあり得ないほど混雑した(と言っても東京では空いてる方)車両に揺られ、ようやく最寄りの駅に着いた。
駅構内を暫く歩いてるとだんだん頭痛がしてきた。
人ゴミに酔ったのか、また普段軽い偏頭痛持ちだったんで、「ああこんな時にかよ」と思いながらも我慢してた。
でもだんだん酷くなる。やばい頭痛薬飲むかと立ち止まった時に、声がした。
「そいつ連れて行くなよ」
声のした方を見ると30後半くらいの髭のおっさんがこっちを見てる。
その瞬間あれだけ酷かった頭痛が治った。と同時に財布を落とした。
拾い上げてもう一度おっさんの方を見るともういなかった。

考えてみればあんだけの雑踏の中で不思議と彼の声だけははっきりと聞こえた。

なんだったんだろう




901: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 23:48:57.27 ID:S/pYhNsv0
この間仕事で取引先の会社を訪問して応接室に通された。
その部屋に入るのは初めてだったが、
高価そうな洋画の横にどす黒い不気味な像が置かれているのに気がついた。
お茶をいただいて担当者と仕事の話を始めたものの、その像がなんか気になる。
けどもいきなり関係のない質問をするのも不躾だと思っていたら、
「カタログを持って参りますので少々お待ちください」と相手が中座した。

で、像に近づいてみた。

口を大きく開けて吠えている猿の姿が台座にしつらえられている。
木彫りなどではなく本物の猿のように思えた。
ただし剥製のようにふさふさした毛などはなく、
魚の干物のような色と質感で、これはミイラなのだろうと思った。
高さは台座を入れて1m弱と大きくはないので、ニホンザルなのかもしれない。

902: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 23:49:50.44 ID:S/pYhNsv0
しげしげと見ていたら突然、猿の大きく開いた口の中から、
赤黒い芋虫のようなものが出てきた。
それは猿の体のように干涸らびてはおらず、
ぬめぬめと濡れて伸び縮みしている。
うわっ、と思って後じさったら、猿の口がしわがれた声を発した。
「ユレル、ユレル・・・アシタ、アサニユレル・・・」はっきりそう聞こえた。
そして芋虫のようなものは引っ込んでいき、それ以後一言も発しない。

呆然としていたとろに担当者が戻ってきた

「ああその猿、興味を持たれましたか。みなさんそうなんです。
なんというか場違いですからね。
これは弊社の先代の社長が大切にしていたもので、何でも決断に困ったときなんかに
・・・予言をしてくれたんだそうです。」

903: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 23:50:21.63 ID:S/pYhNsv0
「・・・予言・・・。これまで聞かれたことはありますか。」と俺がやっと言うと、
「はは、まさか。音一つ立てたこともありませんよ。まあ処分するわけにもいきませんし、
これでもけっこう話題のないときには役だってくれるんです。」
ソファーに戻ったらやっと落ち着いてきた。今見たことを話そうかと思ったが、
担当者の口ぶりからすると、下手な冗談としか受け取られないだろうと思いやめにした。
なんとか打ち合わせを済ませて社に戻った。

家に帰ってから、防災用品の確認をしたり、風呂桶に新しい水を溜めたりいろんな準備をした。

「ユレル」という予言なら地震としか考えられない。
かといってこれをまさかテレビ局や政府の機関に報告するわけにもいかない。
キチガイ扱いされるだけだろう。迷ったものの会社の同僚にも話さずじまいだった。
ただ実家の両親には明日の朝に地震があるかもしれないから用心しろと連絡はした。
やはり信じている反応ではなかった。

904: 本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 23:50:52.87 ID:S/pYhNsv0
緊張して眠れなかったが4時には起き、
いつでも飛び出せるよう貴重品を入れたバッグを持って待機していたが、特に何もない。
そのうちに出勤の時間になったので会社に行くことにした。
8時を回ったが何も起きない。
いつもモーニングサービスを食べるホテルに寄ったら、混雑していて相席になった。
素早くたべてしまおうとしたら、
テーブルの上のベーコンエッグの皿やオレンジジュースがガタガタ揺れたので、
「キター」と言って立ち上がった。店内の客がいっせいにこっちを見た。

すると相席だったハゲのサラリーマンが、

「ああ、すみません、すみません。わたしの貧乏ゆすりです。悪い癖でついうっかり。」
それ以後何も起きないまま一日が終わった。

905: 本当にあった怖い名無し 2013/01/04(金) 00:51:58.84 ID:ETR0POVV0
>>904
山田くん
座布団3枚あげて!




910: 本当にあった怖い名無し 2013/01/04(金) 03:58:02.74 ID:SO3XkAwXP
毎回迎えに行かされていた長男がぁゃιぃと思う。


昭和中期の話。

おれの爺ちゃんは酔っ払いで酒乱で甲斐性の無く、短気でけんかっ早い問題児だったらしい。
当時、親(曾祖父)と兄弟と兄弟家族とので大家族親で暮らしていていたという。

で、ある朝起きたら爺ちゃん(20代中盤)が死んでいた。

近くに電化製品があったから漏電かなにかでショック死したのではないかと今は死んでいない婆ちゃんは言ってた。
時代が時代だけに?特に問題視されることなく普通に突然死(?)で処理されたらしいが・・・

婆ちゃんはたまに言ってた。

死ぬ前の日の晩にもそれはそれはとても激しい兄弟げんかをしてた。
兄や弟からフルボッコにされてたっけ。と・・・。それって・・・。とは思うが恐ろしくて口に出せてない。




912: 本当にあった怖い名無し 2013/01/04(金) 12:12:44.66 ID:YUBNkiIs0
季節は夏、先生が中学生の時、ドアに丸い小窓が付いている自室で夜眠っていた。
寝苦しい季節も相まってか、ふっと目が覚めたらしい。
そして何か視線を感じたので、ドアの小窓を見るとおっさんがいて、目が合った。
「そん時は怖いとかそんなんじゃなくて、『ど、泥棒!?お袋に知らせなきゃ!!』って思ったんで動こうとしたが、
 身体が動かなかった」
それは俗に言う“金縛り”なんだろうというのは何となく分かったが、先生は直ぐに分からなかったらしい。
「んで、根性で動こうと、腹筋する感じで起き上がったら、俺が俺を見てた(笑」
「嗚呼、幽体離脱ですか?」
自分で言葉にした瞬間、頭の中で某双子のお笑い芸人の一発芸を思い浮かべてしまった。
「驚いたよww『ぎゃぁぁぁ、何これ、どうしよう!?怒られる!!』」
自分は口には出さなかったが、『誰にですか、先生』と突っ込みを入れた。
「でももっと驚いたのは、そのおっさんが部屋の中に入ってきてたって事でさ。
 俺の布団の周りをぐるぐる回り始めて、俺と目を合わす感じでしゃがみ込んで、“にやっ”って笑ったのさ」
「気味悪いですねwwどんな顔してたんですか?」
「あんま、覚えてねぇけど・・・短髪の元気ない感じのサラリーマンのおっさん・・・だったかな?」
色は紫っぽい青らしい。
そんな真っ青な元気の無いおっさんが自分を見て“にやっ”と笑うのは、気味が悪いし怖いだろう。
「で、先生どうしたんですか?」
「おっさんがドーンと俺を突き飛ばした。そしたら身体が元に戻ってたぞ?」
「へぇ、助けて貰ったんですか?」
「知らん。おっさん消えてたし、それから見てない」

先生は電車に揺られながら話して下さいました。

またお会いしたときに、話を催促してみようかと思います。




917: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 00:36:53.06 ID:NKIS9ETZ0
俺のカーチャン、よく分からんがたまに耳元で声が聞こえるらしい
その声は近いうちに亡くなる知り合いの声らしい
だけどその声は男か女かはわかるが誰かまではわからないんだって

一昨日に晩飯食ってる時に突然「ん?なんか言った?男の人の声だったけど」って突然聞かれた

俺も親父もそのパターンに飽き飽きしてたから「俺が言った」なんて返したが
声聞こえたときは誰か亡くなることが多いから「冗談冗談、俺じゃないよ」って言って気のせいだと流した

そんで昨日、カーチャンの実家の隣の人が亡くなったって

もし俺が言ったって事にしてたら俺が死んでたかも

920: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 02:40:57.07 ID:l/4OQSPt0
>>918
実家の隣の人が
>>917の本当の父親
ほら、なんか近くなった気が

923: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 08:26:03.41 ID:SZD7yfWu0
>>920
お父さんと言ったら隣のおじさんが亡くなったってネタ思い出しだ
スネークマンショーだったっけ?

924: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 11:09:27.53 ID:plO8T+vX0
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:19:01.00 ID:u4EBd/U10

一組の夫婦が、出産のために病院へ行った。

病院に着くと、医者は、陣痛の一部を父親に振りわける機械を発明したと言った。

その機械を使ってみないかと持ちかけられた夫婦は、二人そろってぜひ使ってみたいと答えた。


医者はまず最初に、つまみを10%に合わせた。


たとえ10%でも、父親にとってはこれまで経験したことがないほどの痛みになるという。

ところが、出産が進んでも、夫はなにも感じないので、もう一段階あげて欲しいと医者にお願いした。

医者は、それではと、20%に合わせた。

医者は、夫の血圧と脈拍を調べたうえで、相変わらず元気ピンピンであることに驚いた。

50%まであげても、依然ピンピンである。

これは明らかに妻の助けとなっているいうことで、夫は痛みをすべて自分に分け与えるよう、医者に頼んだ。

妻はほとんど痛みもなく、健康な赤ちゃんを産んだ。

夫婦は本当にワクワクした。何もかもがうまくいったかのように思えた。

ところが、夫婦が家に帰ると・・・。

ポーチで郵便配達人が苦悶の表情のまま死んでいた。

926: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 11:53:21.52 ID:LYv99Wdf0
これじゃね?

ある日、平穏な家庭に赤ちゃんが一人産まれました。

その赤ちゃんは驚いたことに、産まれたばかりですぐに言葉を発したのです。
第一声は、 「おじいちゃん」でした。おじいちゃんはひどく喜び、涙を流したそうです。
ところが次の日、おじいちゃんは死んでしまいました。
赤ちゃんはまた、言葉を発しました。 「おかあさん」と。
そして次の日には、おかあさんが息を引き取りました。
おとうさんは震え上がりました。どうすればいいんだろう・・悩みに悩みました。
一時は子供を殺す事まで考えましたが、さすがにそれは出来ませんでした。
そして、ついに赤ちゃんは言いました。「おとうさん」と。
お父さんは半狂乱になりました。
次の日、隣のおじさんが死にました。

927: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 12:25:47.05 ID:SZD7yfWu0
>>926
そう、それそれ

30年くらい前にラジオで流されたネタです




914: 本当にあった怖い名無し 2013/01/04(金) 23:13:42.28 ID:++unwNXbO
町内回覧板
『最近、不審な男が背後から近づき追い抜いて行くという事件が頻発しています』
『歩く際には周囲に気を付けて、時々背後を振り返りながら歩きましょう』

意味がわからない

930: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 15:25:38.47 ID:zsnIb1Kh0
>>914
>町内回覧板
を見て、
追抜いて行く奴は危険だと思った、自分としては怖かった話を思い出したんでカキコ…。

実家は首都圏。駅から徒歩5分。

この5分の短い道が怖かった。だから遅くなると遠回りして、車の往来の多い道を通ってた。

その日は疲れてて、怖くてもいつもの道を通って帰る事にした。


その道は片側は私鉄のホームと線路。

反対側はお寺の高い塀 →ラブホ→また違うお寺の塀。

恐いから早足。耳は常に後方の音に向けられ、目は前方で動く物/者がないか薄暗い道を凝視。


すると、後ろから音が近づいてきた。シャッシャッシャッシャッ

靴音も聞こえないし、恐い。

932: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 15:31:38.89 ID:zsnIb1Kh0
>>931
えっ?漢字違う

続きます。


音は真後ろまで来て、左から私を追越した。

それはブルーのダウンジャケットを着た大学生風の男だった。
シャッシャッって音は腕と体の側面が擦れ合う音で、靴音がしないのは、スニークだからじゃん。

なんだよ、脅すんじゃねえよと心の中で悪態ついて、ホッとした。


その男は私の5m先を歩いている…とその時突然男が振り返った。

心の中で、ぎゃあ、何?何?o何?って叫んだよ。

そいつはジーンズのファスナーを開けて、それをだしてたんだ。

で、それを自分でシゴいてた。
顔が無表情で恐いし、それはなんか、生白くて大きなヒルを連想させる。

こういう露出狂は騒がれるのが快感だって聞いたことがあるから、何も無かった事にしよう。


私は、まだそれをいじくっている男の横を、大回りして通り過ぎた。

933: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 15:40:34.57 ID:zsnIb1Kh0
後ろから抱きつかれて、それを服に押し付けたりしたら蹴っ飛ばしてやる!

歩いていると、またあのシャッシャッシャッが聞こえてくる。

どうしよう、まだ諦めてくれないよ~。
そしたら、また私の事を追い越して、少し先の細い道を曲がって行った。

良かった、諦めたんだ。それにしても気味の悪いもん見ちゃったわ。

ホッとして男が曲がった道の前を通り過ぎようとしたら、いるんだよぉ、そこに。さっきと同じかっこしてさ。

でかいヒルみたいなもん見せてんじゃねえよって思ったら、急にムカついてきた。


キモくてうざったいんだよ!さっさと消えろ!って怒鳴ってしまった。


男は一瞬、顔が歪んで悲しそうな顔になり、くるっと私に背を向けて、そのままその細い道を歩いて行ってしまった。


すっごく恐かった。

やっぱり生きている人間が一番恐い。

935: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 16:03:07.18 ID:wnGuncRy0
結局その最後のオチになるのかよ

942: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 17:08:40.84 ID:zsnIb1Kh0
>>935
そうだよ。そこの道が恐いのはそういう変な奴が出没するからなんだ。お墓なんか、全然恐くないしね。
おっさんがいきなり現れて、いくら?とか聞いてくるとか、お姉さん何処のお店とかさ。
ま、土地柄しょうがないんだけどね。




936: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 16:46:29.53 ID:Qr0Diwhe0
幽霊ではない話投下


昨日バスに乗ろうと停留所で待ってたときの事


午後10時くらいだったんだけど、かなりの田舎だから人気もなく、明かりも街灯くらいでほぼ真っ暗


この時間帯にバスを待つってのは結構慣れてることなんだけど、やっぱり怖さは少しだけど感じてて、はやく時間にならねえかなーって思ってた


そんな時になんか歌声が遠くから聞こえてきたんだよ 


不審に思ってその方向を凝視すると、髪が真っ白のばあさんがワンピースの上にモコモコのジャケット着て



『さっつじんしゃ♪ さっつじんしゃ♪ ひっさつしかけにんは さっつじんしゃ♪』



とかリズムよく意味不明な歌を歌いながらこっちに向けってくるわけ


まぁ正直夜道にきちがいと会うのは個人的に稀によくある事でもある訳で、しかけにんってなんだ・・・・仕事人じゃねえのか?とか自問するくらいの心の余裕はあった


ただ一緒にバスを待つってのは簡便してほしーなー、このまま過ぎ去ってくれねえかなーっていう願いもむなしく、俺の後ろにピッタリと止まって



『さっつじんしゃ♪ さっつじんしゃ♪ ひっさつしかけにんは さっつじんしゃ♪』



って同じフレーズをずっと歌い続けるという事になってしまった

 
                                                                  つづく

939: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 16:55:39.07 ID:Qr0Diwhe0
正直バス待つのやめにしてさっさとここ逃げ出そうかなーとも思ったんだけど

歩いて帰れば1時間以上かかるわけで、タクシーなんか乗る金もなし


こんなくっそ寒い中歩いて帰るよりは、ここで少々寒い思いする方がましかなって結論にいたりバスを待つことにした


で、ばあさんは後ろに並んでから数分たってもずっと歌い続けてて


かなり気になるけど振り向いたら何かアクションあるかもしれんし怖いなーと思って、ふと近くにあったカーブミラーを見てみたら



そのばあさん俺の事を指さして



『さっつじんしゃ♪ さっつじんしゃ♪ ひっさつしかけにんは さっつじんしゃ♪』



って歌ってんの 


片方の手にトンカチ持って


その瞬間鳥肌がゾワゾワゾワーってなって


やばいこれやばいどうするどうするってテンパってしまった

                                            つづく

940: 本当にあった怖い名無し 2013/01/05(土) 17:02:11.92 ID:Qr0Diwhe0
個人的に今までの基地外ランク1位

『おかーちゃあああああん!』と叫びながらペットボトル振り回して追っかけてきたおっさん


と並ぶくらいの恐怖を感じてしまったわけなんだけど


ただそれでもここ逃げて1時間歩いて帰る(バスはその時待ってるので最終)よりは・・・と


今思ってもよく逃げなかったなと思う鋼の心が発動して、その場を逃げずバスを待つことにした


結果バスは数分を待たず来てくれて、助かったと思ってバスに乗ろうと入り口に足かけたら、そのばあさんいきなり大声で



『せかいのことばがしゃべれます!』


とか叫びだして、なぜかわからんけど靴脱ぎ始めて、俺にその靴なげて反対側の田んぼに向かって走り去っていった



完全に基地外ですわ