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13: 本当にあった怖い名無し 2012/04/22(日) 17:15:52.08 ID:FDnAyG9F0
例の震災の復旧関連の仕事で東北の宿に滞在していた時の話。
その宿の洗面所は広くなっていて、マンガ本がたくさん入った本棚が備えてあったんだ。
夜なんてすることもないし退屈だからマンガでも読もうと洗面所に入った。
本棚は洗面所の入り口付近にあって、本棚の方を向くと鏡やシンクの方に背を向ける体勢になる。
それで本を選んでいると突然”ジャーッ”と勢いよく蛇口から水が流れ始めたんだ。
一瞬ビクッとなって恐る恐る確認しに行くとなぜか蛇口が開いてたんだよね。
もちろん俺以外に人はいなかった。怖くなって慌てて部屋に戻ったよ。
幸いその後は何もなかったけど

今になって思い返すとあの当時は他にもほんのりな体験があった気がする。





36: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 03:37:14.50 ID:8YYrdIl/0
話ぶった切りでスマン
朝に赤ん坊の泣き声?が聞こえると書いた者です
赤ん坊の声だか、猫の発情期だか、昨日録ってやると身構えてたら朝方まで徹夜しちゃって、肝心な時間に起きれなかった
ちなみに八時過ぎに妹が来たが、「赤ちゃん泣いてて可哀相。あとちょっと片付けてくれないと遊びに行きたくない」とメールが
自分爆睡中に部屋に侵入し(合い鍵あり)、部屋汚いとテーブルに落書きして帰って行った……
今日も枕元には録音用に携帯と録音機材とパソコンあるんだけど、起きれるかわからない

妹いわく、「赤ん坊の声はアパートに響いてるけど、あやす声がないから気持ち悪い」との事

うろうろして声の部屋を探したらしいけど、窓から見回してる人が他にもいたからやめたそうだ
幻聴じゃないのは間違いないと思う

38: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 08:12:29.46 ID:YRhoBCKN0
>>36
床下や天井裏を見た?
猫が入り込んで子供生んでないか?
俺が住んでた長屋で同じようなことがあったときは、床下に子猫がいた

39: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 12:48:57.60 ID:dWou7ngjO
>>38 うちと一緒だわ
うちの場合、物置小屋で子猫4匹生んだ後に、母猫が失踪してしまった…





46: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 19:55:57.26 ID:dWou7ngjO
連投規制あるんで、止まったら書き込みお願いします。


オフロードバイク乗って、よく林道を走りに行くんだ。

知らない山の奥にわけいっていく、探検ごっこみたいな感じ。
ちょっと幼稚な趣味なんだけどさ。

で、小さな農家がポツポツあるような、山あいの丘陵地帯を走ってる時のことなんだけど

47: 46 2012/04/23(月) 19:59:11.46 ID:dWou7ngjO
自分が走ってる林道の先に、周りを全部見渡せそうな、少し高い小山があった
遠くから見て、山腹に道があるのが分かったから、そっちに行ってみた。

道は作業用林道とかじゃない、古い道だった。

軽トラでも無理な幅の、完全に人用の道
笹と低木かき分けてなんとかバイクで登った

48: 46 2012/04/23(月) 20:01:01.11 ID:dWou7ngjO
道は頂上近くで途切れていたけど、頂上に行ってみたかったから、バイク置いて、5分くらい藪をこいで頂上に出た。

頂上は平らで、20m四方くらいの広さだった

で、北の端に古い石造りの祠があった。しかも3つ
だけど、真ん中の祠だけが崩れてた。

49: 46 2012/04/23(月) 20:03:15.79 ID:dWou7ngjO
たぶん、長いこと誰も手入れしていない、忘れられた場所なんだろうなって、一目見て感じたよ

何が奉られてるのかは分からなかったけど、崩れたままの真ん中の祠が少し可哀想になった


それで、祠に近づいて石を積み直そうとしたら

「何してんだ!」
って後ろから大声で怒鳴られた

驚いて振り返ると、小柄な野良着姿のじいさんが、俺が登ってきた場所に立って、凄い顔でこっちをにらんでた。


50: 46 2012/04/23(月) 20:05:01.91 ID:dWou7ngjO
「あ、すみません、おとうさんの山ですか?」

「何してんだ!」


「いや、真ん中の祠くずれてたんで…直そうかと思って…」


「祠ば直す?…何言ってんだ?おめよげなごどすんな!! 俺ど一緒さこ!! はやぐ来い!」


じいさんの迫力に負けて、俺はじいさん方に行くと、じいさんは俺に背中を向けて、どんどん山を下り始めた。

俺がじいさんの後を追うと、じいさんはバイクの脇に座ってタバコに火をつけていた。

「おめのバイクが?」

「はい、すみません」
「…おめ、『祠』って言ったげど、あれが祠に見えんのか?」

51: 46 2012/04/23(月) 20:06:34.64 ID:dWou7ngjO
「…祠じゃないんですか?」

「祠じゃね、あれは。祠は神さん奉ってあっとこだ。

あれは墓だ、奉ってあんのは神さんじゃね。」

「お墓…なんですか?」


「ずーっと前んだ。

おめは知りもしね死んでる人間に気使うなんてすんな…早ぐ帰れわ!」

…俺に山に入られたことがよっぽど頭にきたんだと思う。

じいさんは怖かった。
俺は謝りながら、その場でバイクに乗って山から下りた。

で、俺は後日菓子折り持って、またあの山までいった。

何かじいさんにちゃんと謝れなかったのが気になってた

52: 46 2012/04/23(月) 20:09:24.23 ID:dWou7ngjO
林道沿いの家で聞いたら、じいさんの家はすぐにわかった

じいさんは家にいた。

俺が勝手に山に登ったことを謝ると、じいさんはばつが悪そうに
「気にしてねーがら、わざわざ来てもらって悪がったな」
といって、俺を座敷に上げてくれた。

俺は、出されたお茶を飲みながら、じいさんが一人暮らしで、息子・娘は遠方にいて滅多に帰ってこないこと、部落の他の家も同じように年寄りしかいないことなんかを聞いてた。

53: 46 2012/04/23(月) 20:11:24.50 ID:dWou7ngjO
「年寄りの話なんかおもしゃぐねーべ?」

「いや、そんなことないっすよ」


「あんたは若くて、あいなバイクさ乗って色んなどご行ぐんだべ?

まだまだこれがらの人だがんな…」

「おめが祠って言ったあれな、あれは俺のかーちゃんとばんつぁん(ばーちゃん)、しゃで(おとうと)の墓だ…」


「うちは小作だったんだ、戦争の前は他人の土地に小屋建てて、他人の田んぼ耕して、んで米もらってたんだ」


「まず貧しかったな、学校さもろぐすぽ行がねで、田んぼ耕したり、タニシ拾って売りに行ったり…


54: 46 2012/04/23(月) 20:12:16.20 ID:dWou7ngjO
「そのタニシ売った金さげ地主さとられたりしてたな」

「でも、戦争終わってしばらくしたら、うちも畑と田んぼもらったんだ、アメリカが言ったせいだな

あん時は嬉しがった。素晴らしく嬉しがった。
自分で耕した田んぼが自分のものさなんだかんな」

多分、戦後の農地解放のことだと思うけど、じいさんの家族(当時は祖母、父、母、少年じいさん、弟の5人家族)は、地主から耕地を分けてもらったらしい。

でも、話はそう簡単じゃなくて、もらった今の耕地は酷い土地だった

55: 46 2012/04/23(月) 20:15:38.69 ID:dWou7ngjO
「いい田んぼは、みんな地主のさ
うちがもらった田んぼは土も水も悪ぐねがったけど、悪りがったのはあの山だ」

「あの山な、このあたりのヘクソムシ(カメムシ)が皆寄ってくんだ、訳はわがんねけど。

近くで田んぼなんて、やれたもんでね」

「稲も芋も、みんな病気になってしまって…今なら薬使って駆除すっぺ? あの頃、そんなもん買う金はねがった」


家族が力を合わせても、カメムシの被害はどうにもならず、じいさんの家の貧しいままだった。

そのうちに祖母、母親が体調を崩して亡くなった。

56: 46 2012/04/23(月) 20:17:58.19 ID:dWou7ngjO
「もう、どうしようもねがったな…
そうしてるうちに、親父がインチキ占い師に狂ったのさ
『カメムシが山に集まるのは土地神の祟りだ』『祟りを鎮めるには人柱がいる』って言ったんだ、占い師が」

「おめ、信じっか?

いくら昔でもよ、信じっか?
だいたい人柱なんてどーすんだ?」

それまでは、うなずいて聞いてたけど、ちょっと相づちがうてなくなった…じいさんの話は続く


「親父は信じたんだ…だけど人殺すわけにはいがねべ?

…死んだばんつぁんな、墓から掘り出して、あの山のてっぺんに埋めなおしたんだ」

57: 46 2012/04/23(月) 20:19:56.67 ID:dWou7ngjO
「ばんつぁん埋めて効果あったと思うか?
あるわけねーべ
次は俺のかーちゃんだ。占い師に『人柱がたりない』て言われたからだ。
親父は狂ってたけども、人の心はあったんだ。
泣きながらかーちゃんの墓掘ってた」

「最後はしゃでだ。

しゃではまだ10歳だ。
しゃではな、身体が弱くてよ、長生きは出来ねがったと思う。
だけどよ、親父が自分の息子死にそうな時に、枕元で埋める場所の話をすんだ…」

58: 46 2012/04/23(月) 20:21:42.21 ID:dWou7ngjO
じいさんの親父は、家族3人を山に埋めた後、すぐに亡くなった。

もちろんカメムシはどうにもならず、何年か後、農薬を買えるようになったじいさんが、駆除を繰り返してからは、以前のような発生は無くなった


「結局、祟りでも何でもながったんだ」


「…だから、あの山の墓は俺のばんつぁんとかーちゃんとしゃでの墓なんだ。

おめが直そうとしたのは、しゃでの墓だ。
あの後、俺が直しておいたからよ。

…俺はずーっと行ってなかったんだ。

しゃでの墓壊れてんのを、おめに先に見つけられて、頭きちまってよ…
あん時は、怒鳴って悪りがったな」

じいさんは謝りながら、俺に何杯目かのお茶をすすめて、俺は急いで飲みほした。


59: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 20:43:17.39 ID:gWtFCLch0
要約すると、3つ並んでる祠だと思った物は実は墓だった、害虫に悩まされた爺さんが
占い師の「土地の神様に人柱を差し出せば害虫の被害はなくなる」という助言を信じて
身内2人の墓を山に移して、死んだ直後の弟の墓も山に作った話だね

要するに「爺さん必死だな」って話だね

62: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 21:04:50.37 ID:QvZjEkkcP
続きが気になる

63: 46 2012/04/23(月) 21:35:11.12 ID:dWou7ngjO
長くてすみません

>>62
これで終わりです…落ちは何もないんです。
半分逃げるみたいに帰ってきたんで…

64: 本当にあった怖い名無し 2012/04/23(月) 23:23:11.17 ID:jN6hSTpt0
>>63
体験してない俺は、怖くはなかったけどおもしろかった。

65: 46 2012/04/23(月) 23:55:02.77 ID:dWou7ngjO
>>64
上手く言えないけど…
自分が絶対に知ることがなかったはずの他人が背負ったものを、偶然のぞいちゃった怖さがありました。





248: 46 2012/04/29(日) 21:51:59.71 ID:iyTL/MDNO
>>247 村山の人なんだ。村山は今、サクラ満開の時期ですかね…
んでは、俺の地元の話も一つ…
地元の怖い…ってか恥ずかしい話なんだけど

近所に7年くらい前から営業をはじめた海水浴場があるんだよ。

でもさ、海と砂浜は昔からあるのに何で7年前までやってなかったんだって話だろ?

…実は30年前までは海水浴場やってたんだだ。俺が生まれる前の話なんだけど


249: 本当にあった怖い名無し 2012/04/29(日) 21:53:02.42 ID:iyTL/MDNO
だけど毎年あんまり人が死ぬから遊泳禁止区域になって、海水浴場は閉鎖された。

一級河川の河口がすぐ脇にあるせいで海流が不安定らしいんだ。俺もじいちゃんから「あっこでは、絶対に泳ぐな、もってがれっから」って言われてた。


だけど、地元はずーっと海水浴場やりたかったわけ。当然だよね、何もしなくても金が入ってくるし。駐車場が1日500円、仕入れ1本25円のフランクフルト、原価30円以下の焼そば、原価5円を切るかき氷…

まぁ、ボロい商売でしょ?

漁師ヤクザもやりたくてしょうがなかった。

で、住民の一部(漁師ヤクザ中心)が市議に働きかけて、海水浴場が再開されることになった。まともな住民は「絶対に死人でるぞ、子供は行かせるな」って言ってたよ。

で、1年目…死にましたよ、2人

2年目3人
3年目5人…
今まで死人出なかった年がないんだよ。みんな沖に流されて死んでる。

250: 本当にあった怖い名無し 2012/04/29(日) 21:53:37.88 ID:iyTL/MDNO
救急車がうちの前の国道走って海の方いくと「あーあ、またか」ってなるよ…

オマエらも、はじめて行く海水浴場には充分注意してくれよ





66: 本当にあった怖い名無し 2012/04/24(火) 03:08:35.04 ID:PDP6z+2O0
厨房の頃、家の裏にあった日当たりの悪そうな畑を探検した時の話。
あぜ道の途中に一本だけしだれ柳みたいなのが生えてるんだが、そこに首に麻縄を巻かれた赤ちゃん人形が吊るされてた。ドロドロに汚れて不気味だったもんで、当時はめちゃくちゃビビった。

でももっと怖かったのはそのあとすぐ、人形の事を信じなかった弟と確認しに行ったのになくなってた事だ。





70: 本当にあった怖い名無し 2012/04/24(火) 21:27:51.20 ID:Z2SKKz+o0
小学校低学年のころプールに行ったんだが
流れるプールをひとりで泳いでるといきなり脇を中年の女につねられた
俺はなにか悪いことしたのかな~と思いながらもはやばやとその女から離れたんだがふと後ろを見るとじっと俺の方を見ていた怖くなって親が居るところ戻った

オチはないけどあのおばさんはなんだったんだろうか?

74: 本当にあった怖い名無し 2012/04/24(火) 23:06:47.82 ID:zjKDEHRd0
>>70
ショタコン





73: 本当にあった怖い名無し 2012/04/24(火) 21:55:58.63 ID:GQOgBH/xO
千葉のキャバクラで働いてた時の話しなんだが、キャストでやたら霊感強い奴がいた。

付け回しをしてる時に、とあるキャスト(A)がどうしても席に座りたくないと我が儘を言う。日頃その様な業務態度をとらない子なので、理由を聞いてみた。



78: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 09:12:45.68 ID:+PD9+3qhO
死臭がする。

は?なんだそらと思い詳しく聞くと、何やらその接客したくないお客さんに、血まみれの女が肩にぶら下がってたり、足に男がしがみついてたり、とにかく私は接客できないとの事。


付け回しをある程度頭の中で組み立ててはあるので大丈夫なんだが、俺にはさっぱり見えないので意地悪ついでにその客から何か聞き出してきてよと、半ば強引に席に着いてもらった。

79: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 09:25:54.10 ID:+PD9+3qhO
後でAに聞いたAと客の会話の略

A「失礼ですけれど、お仕事なにされてるんですかぁ?」


客「葬儀屋だよ!」


A「え?あ、大変ですか?」


客「嫌、ゴミ燃やして灰にして、金もらってるだけだから。」


A「すみません!ちょっとお手洗いw」

80: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 09:35:06.75 ID:+PD9+3qhO
って感じで楽しく会話するのも無理らしいし、トイレに逃げ込むくらい苦痛だったみたい。

お客さんにはもの凄い失礼な話しなのだが、Aと客が会話を交わす度に、客にしがみついてる女が、うぇっ…ぐ…ぐ…って喚くし、相変わらず凄く臭くて苦い感じが鼻を突くし、なによりも吐きそう。


その客相手の接客はもう無理だと言われた。


81: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 09:49:21.39 ID:+PD9+3qhO
で、営業終了後Aが恐い話しが好きなら色々聞かせてくれると言うので、Aと仲が良いBと俺と3人でラーメン屋に行った。

Aの話しはとにかく恐かった。カラオケに行ったらスピーカーから女の悲鳴が聞こえたり、風呂に入れば機械音みたいな声に名前を呼ばれたり、Aの話しは妙にリアルで恐い。


で、ふと気づいた。


寒い。凄く。

82: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:02:39.21 ID:+PD9+3qhO
エアコンの寒さとも違う体の内側をえぐるような寒さで、何気に結構辛く、体力を奪われる感じがした。

そんな変な寒さだった。


Bも着ていた上着を足に羽織らせ、会話をしながらも寒い寒いと言っていた。


Aに何か幽霊いる?めちゃくちゃ寒いんだけど!って笑いながら聞いたら、Aが真面目な顔して黙った。

84: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:11:07.75 ID:+PD9+3qhO
余りにもAが挙動不審に目を泳がせ始めたので、自分から話しを振る事にした。

俺「どうした?本当に何か見える?見えるなら言ってくれ。じゃないと余計に恐い。」


A「何か君の事見てる女の子がいるんだよ…赤い服着た女の子が体育座りで、君の事をじっと見てる。このテーブルの下から。君の足元から。」


87: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:32:58.73 ID:+PD9+3qhO
>>85の前↓
そう言われたんだが、俺には全く見えない。相変わらず寒いのは感じるので、ラーメン屋の店員に声を掛けた。
俺「ねえ店員さん、この辺だけ凄く寒いからちょっと来て下さいよ。」
店「うわっ!何ですかこれ?寒い!」

85: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:25:07.26 ID:+PD9+3qhO
店員さんにも分かったようなので、自分の店でおこった事と、Aの恐怖体験を具に語った後、このテーブルの下に赤い服着た女の子がいるって言ったら、悲鳴をあげて本当だ!と言って泣き出した。

迷惑を掛けてしまったと同時に、俺は余計に恐くなってしまった。

90: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:38:48.04 ID:+PD9+3qhO
その後その変な寒さは完全に消えたが、恐怖に支配された俺は、外が明るくなるまでAとBにくだらない話しを振り、その場を繋ぐ作戦を強行した。

作戦成功…それぞれの車に乗り解散。


太陽って素晴らしいなあと思いながら帰宅するも、部屋に帰るとやっぱり恐怖心が自分の中に残っている事に気がつかされた。


92: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:42:55.84 ID:+PD9+3qhO
まだ時間的にも早いので、音楽を聞くわけにもいかないし、とりあえずテレビを付け音量を1に設定した。

そして便意が俺を襲う。


トイレの電気を付け用を足し、換気扇を回した途端、回る換気扇から女の悲鳴が聞こえた。


「ひぃぃっ!!!」


って感じの悲痛な叫び声だった。

93: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:46:07.09 ID:+PD9+3qhO
Aに電話して悲鳴が聞こえた事を伝えたら、君の車に赤い服着た女の子、乗って行ったからねって他人事みたいに言われた。

つまらない話しで長文すまないがありがとうございました。


>>83ありがとう。

95: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 10:55:23.06 ID:+PD9+3qhO
すまん 本文が長すぎたりで難しかった 気をつけるわ

104: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 15:55:19.14 ID:+PD9+3qhO
>>95だ。

なるべく読みやすく書こうと思ったが、本当に申し訳ない。指摘は具に受け止める…次書く時は本当に気をつけようと思ってる。落ちなしに関しては本当の話しだからこんなもんよ。ほんのりスレでそこまで期待すんなw


面白かったの意見ありがとう。今度は読みやすく早く書きますわ。

103: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 14:40:17.09 ID:UmSgaAm70
本物の話にはオチが無いことが多い
なんだったんだろうかあれで終わる
だから呪いの物品を見つけて因縁まで探り当て見事に呪い解決なんていう話はそうそうあるわけじゃない





124: 本当にあった怖い名無し 2012/04/25(水) 22:05:18.14 ID:/pPwqV8j0
根がどすけべだから、ついついエロ描写が長くなってしまった。ごめん。

お口直しに、もう一話。


十年くらい前、残業で終電に乗って帰った。

自宅のマンションについて、エレベーターにひとり乗り込んだら、

「重量オーバーです」の声。


一瞬のち、血の気がひいて慌ててエレベーターから出た。


そのまま近所のコンビニに駆け込んで雑誌を読んで心を落ち着け、もう一度マンションに戻ってエレベーターに乗ると、今度は何事もなく自分の階までたどり着けた。


そのマンションでは他にも幾つか不思議なことがあったけど、ここよりエニグマスレの方が合ってる気がするので、また別の機会に書きます。





129: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 00:02:27.35 ID:V6RQ91Zi0
今日あった話

私は設備関係の仕事をしていて、

仕事柄他人の床下に入ったりする機会も多い

今日、電気工事であるお宅の床下に入ったら

狭い隙間をいくつか越えた先に
何故か子供用の靴が片方落ちてた

何でこんなところに?と不思議ではあったけど

新築の時にでも紛れ込んだのかな?
と気にしないようにして触れずに置いといた

で、作業の途中でふとその靴が目に入ったら

近付かないようにしてたはずなのにさっきと位置が違ってる

あれ?何でだ?電線でも当たったのかな?

と思って今度は靴には絶対触れないように気をつけて作業して
作業終わってから靴見たら更に位置が変わってた

深くは考えないようにしてそのまま出てきたけど

微妙に怖かった

130: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 00:15:46.51 ID:9bKx1wkDi
>>129
真面目に全身鳥肌立った
なんかそれ凄く怖い





134: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 00:37:51.69 ID:4tupyds/O
>>129
床下って怖いよな…
生活で使わない部分なのに、何故か色んなものが散らかってるし


おれ、町内会長の親父の代理で、近所の借家の解体に立ち会ったことがあってさ。


平屋の典型的な「貧乏長屋」みたいな築50年くらいの借家


ずーっと住んでたばぁさんが死んで、大家も駐車場にするからって、すぐに解体することになったの。


ばぁさん身寄りがなかったから、役所と町内会で解体に立ち会うことになったんだよね。

135: 134 2012/04/26(木) 00:40:00.36 ID:4tupyds/O
で、解体が進んで畳と床板はがしたら…
床下から出てきたの

「骨」

しかもいっぱい




猫の骨なんだけどさ。ばぁさん生きてた時は「猫屋敷」って呼ばれてたくらい猫がいた家だったから


まぁ、床下で死んだのか、それともばぁさんが床下に埋葬したのか、それはわからないけど…


頭蓋骨は8個くらいあった


で、その他にフタがされてる発泡スチロールのトロ箱が20個くらい出てきたんよ…

もう土方のあんちゃん、顔が引きつっててさ

138: 134 2012/04/26(木) 00:42:40.48 ID:4tupyds/O
親方に言われてあんちゃんが開けたら、予想通り、中は猫のミイラ。
大きいのから小さいのまで様々入ってんだわ


「理由は分からないけど、死んだ猫を埋めたりしないで、トロ箱に入れて保存してたんだね、ばぁさんは」


と、そんなことを皆で話してたら…、土方の親方が

「いや、これ、猫生きたまま入れられたんじゃねーか?
トロ箱の内側、引っ掻き傷だらけだぞ!」
って言うんだよね。

近くによって確認したらその通りでさ…


あれはヤバかった。


139: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 00:48:59.51 ID:pgIOtoNNO
>>139

猫かわいそう

140: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 01:02:07.12 ID:4tupyds/O
>>139
トロ箱の中で死んだ猫の無念ははれないと思うけど…、ミイラと骨は、大家さんの持ち山に埋めて、線香たてたよ

土方の親方も「こいなのちゃんとしねっけ、駄目なんだ」とか言って、現場にいた全員連れてきて皆で拝んだよ





136: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 00:40:51.17 ID:AyvMXxe20
小学生の頃の話

母ちゃんが頻繁に金縛りにあうと嘆いていた

当時よく昼寝をしていて、
その日も昼寝していたらしいのだが、
金縛りにあった
仰向けに寝ていて金縛りにあった瞬間目が覚めたらしいのだが、
その時真上に吊るされた和式の蛍光灯の真中から、
血まみれの子供の手がぶら下がっているのを見たそう





143: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:03:43.25 ID:pgIOtoNNO
結構前に千葉のおせんころがしに友人と肝試しに行った時の話。

獣道みたいな通りに生えている背よりも高い草を踏み潰しながら、慰霊碑の前に辿り着いた。

144: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:06:00.58 ID:pgIOtoNNO
辺りを調べてみると柵の向こう側は断崖絶壁で、こんなところからおせんさんは落とされたんだなあと、しみじみ思った。

風が全くない為か、波もとても穏やかで、余計な音が全くしないこの空間は、まるで1枚の絵を眺めてる気分にさせられた。ふと横を見ると友人が柵を乗り越えようとしている。

145: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:09:19.16 ID:pgIOtoNNO
慌てて腰を両腕で抱え後方に引っ張ると、友人は微笑みながら言った。

「ごめんごめん!なんか落ちても痛くなさそうだったんだよね。」


その次の瞬間"お姉ちゃん"とだけ呟く子供の声が耳元から聞こえた。

146: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:11:26.89 ID:pgIOtoNNO
「もう帰ろうよ?何か気持ち悪くなってきたし。」

と、私が多少なりとも声を荒げながら言うと、友人が私達がここまで歩いて来た道、つまり帰り道の方向を睨んでいる。私もそこを集中して見ていると、ザザザッ ザザザッ って音が聞こえた。何かが這っている音?多分その様な音がするのだ。

147: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:13:41.67 ID:pgIOtoNNO
もし得体の知れない何かが近づいて来ているなら、段々と音は大きく聞こえてくる筈なのだが、その音は最初に立てた音と同じ大きさのまま、背の高い草が此方側に倒れながら近寄り続けている。

「ねえ!何か来てるよこれ!どうしたら良い!?」


友人が私に向かって吠えるが、後ろは断崖絶壁の為逃げられないので、じっとしている他に手段はない。

148: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:18:37.89 ID:pgIOtoNNO
友人と手を繋いで草が倒れながらこちらに迫って来るのを只管見詰めていると、黒く長い髪の毛を生やした人間らしき物が、草むらを押し倒しながらニョキッと出て来た。両腕を使わずに蛇みたいにザザザッ ザザザッと近寄って来る。

149: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:21:46.15 ID:pgIOtoNNO
雑音のない空間に何故か響く男の変な声と、ザザザッ ザザザッ って音。そのザザザッ ザザザって音が、私達の数センチ手前で止まり、人間らしき物が手を使わずに立ち上がった。茶色く変色した皮膚に、穴が幾つもぽっかり開いて、顔は浮腫んで膨れていた。

150: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 02:24:21.14 ID:pgIOtoNNO
そして、それは姿が見えない男が怒鳴る度に、

「ああ惨めだ。」


「ああ悔しい。」


等と言うのだ。


友人と顔を見合わせ2人で頷いた瞬間、また"お姉ちゃん"とさっきの声が聞こえた。私達は車を止めてある方向へ全速力で駆け出した。大声を発しながら草を踏み潰し踏み倒し、全力で引き返した。






166: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 17:15:24.46 ID:THro+FWA0
なんか良く分からんが怖い


夫は弱っている生き物を故意に死に至らしめます。離婚したいです。:おうち速報

http://ouchinews.doorblog.jp/archives/6251575.html


563 復讐1/3 2012/04/24(火) 18:22:30.07 ID:

よろしくお願いします
旦那と離婚を考えています
旦那は一見優しげな35歳公務員です、ひとつおかしなところがあります

以前旦那の希望で猫を飼っていました

旦那は生き物を飼うのは初めて私は犬も猫も実家で長く飼っていました
猫も家や私達に慣れはじめた頃に具合が悪くなってしまいました

病院に連れていき薬を出してもらって、安静にさせていると

旦那が近づいてグッタリ寝ている猫にちょっかいをかけ(猫じゃらしをしかける等)
猫も弱々しく旦那と遊んで安静にできない
旦那を叱りつけ、構わないでゆっくり寝かせてあげるよう言っても私の目を盗んでまた構う

猫は衰弱していき、家での安静は無理だと判断して入院させました

家に帰ると旦那が勝手にさみしいからと猫を退院させていました
ぐったりと遊ぶ元気もなくした猫をゆすぶったり無理矢理歩かせたり
その度に死んでしまうからやめるよう止めても止めても目を離した隙にまたやる
猫は死んでしまいました

旦那は号泣していました


167: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 17:30:23.43 ID:W8TUnhxn0
>>166
言葉に形容しづらいな…
罪悪感なく殺しているのなら死ねばいい
罪悪感あってやってるのなら死ねばいい

187: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 23:39:53.04 ID:56GBTjaT0
>>166
これは幼児性の残り香のようなものが発揮されてるんだろう
自分の意図したとおりに世界を動かそうとする欲求が完全には消えてないのでは
もっとわかりやすく言うと、子供っぽいわがままさが残ったままなのでは
他人への共感性までないならサイコパスだが、死んで悲しいところを見るとそれはあるのかもしれん
カウンセリングを受けさせた方が良いかもなあ

172: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 19:53:58.02 ID:Ukpx3GZT0
これってあれじゃないの?
子供がカブトムシで電池交換できる?て思うやつ
それに通じる無知と自分勝手さ感じるなぁ・・・

181: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 21:42:09.94 ID:qO4rV1CQ0
NHKの20世紀振り返り番組で、
1950?年の東京。百貨店でカブトムシが売られていたけれど、
どこに電池が入るのか、どこに動く仕掛けがあるんのかと
その場で殺してバラバラにしちゃう子どもがいたという話。

175: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 20:27:25.60 ID:4tupyds/O
>>172
子供だと「最近の子供は…」で済むかもしれないけど、元ネタが釣りじゃなかったら、大人だもんね…

泣いたのも、猫の命が無くなったからじゃなくて、自分の好きなものが無くなったからって考えるとこわい





171: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 19:53:55.96 ID:O5itSP9T0
私も今日あった話。

住んでいるマンションのすぐ近くに墓苑がある。

墓苑といっても、ビルの中にお墓が入っているタイプの。

今日ずっと家にいたら、夕方、マンションの廊下で子供の話声がした。

それ自体は、いつものことなので気にしてなかった。

買い物に行こうと部屋を出たら、女の子が居たけど一人だった。


墓苑の方を見ながら

「お葬式終わったの?」
「え~、じゃあ骨になったらどうなるの?」
と、誰かと会話してるようだった。

えっ!と思って周りを見てもやっぱり他に誰もいないし、

携帯も持ってなさそうだった。

独り言かもしれないけど、あの子にしか見えない誰かと

話てるのかと思いちょっと怖かった。

買い物から戻ってくると、もう居なかった。






182: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 21:42:37.98 ID:/ujLGUuJ0
工事現場に携わっていると時々奇妙な話を聞いたりする。

ある工事現場に地元では首切り岩と呼ばれている岩があったそうな

昔からその岩に触ると祟りがあるから決して触れてはいけないと
幸いなことに無事故無災害で工事は完成したらしいのだが、工事の打うち上げの際の話
俗に言う見える人が言い放った一言に一同凍りついたそうな
「みんなに言うと怖がると思ってずっと黙っていたんだけど
 あの現場事務所の中、よく生首がスゥーッと通っていたんですよ。」



トンネル用水路の改修工事現場での話

もともとあった手掘りかなんかのトンネルの中に新たに大きな鋼管を入れ、
最後にその地山と鋼管の隙間を充填するという工事だったそうな
「たまに誰もいないはずなのに誰かが鋼管をノックする音がするんだよな。
 しかも鋼管の外側から・・・。外側って言っても十数センチ位の隙間しかないハズなのにな。」

183: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 21:55:47.46 ID:4tupyds/O
>>182
こういう「見える人」ってさ、必ず後から言うよな…
最後まで黙っててくれって思うよ

10年くらい前に森林土方やってた時にそういう人がいてさ…けっこう具体的に言うんだよ。

「今日の現場、首吊りやってる人がいたな」とか「このダム、コンクリ詰めのドラム缶沈んでんな」とか…全部当たってたし。

まぁ、俺たちに霊の実害はなかったんだけどね

むしろ、安全距離守らないで俺の近くで刈り払い機振り回すメンヘラリストラリーマンのほうが怖かった

185: 本当にあった怖い名無し 2012/04/26(木) 23:26:08.27 ID:V6RQ91Zi0
工事してたら元請からの依頼書の備考欄に
「宗教的な理由で庭にある石には絶対に触れないように
動かした形跡等あれば工事がストップするので注意するように」とか
「敷地内の井戸には決して近付かないように」
なんて書いてある事がたまにあるけど
経験上そういうのは理由も聞かないようにしてる





194: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 02:51:25.40 ID:KeyPHdLi0
>>185
工事関係は結構あるよね
自分も聞いた話、体験した話は結構ある

解体に行った知人の話


現地に着くと、古い家があった。

暫く人が住んでいなかったろう、その家を解体し始めたが、どうも機械の調子がおかしい。
修理業者を呼ぶ間、作業員の一人が家の裏で古い井戸を発見。
古いのに、コンクリートで地面は固められ、分厚い鉄蓋がされていて、紙が貼ってあった。鉄蓋も人力では動かせない分厚さ。
いかにもな井戸に興味津々で、近づいた数人が紙はお札にしちゃ変だと、引っぺがしたらしい。
その日は仕事にならず、解散。
翌日、仕事となったのだが、監督が来ない。
仕方ないので、代理で解体をはじめたところ、一人が井戸方面から走って逃げてきた。
真っ青な顔で、井戸、井戸と連呼する。
皆で見に行くと……分厚い鉄の蓋は少しだけズレていた。
そして井戸の周りのコンクリートには、小さな子供みたいな濡れた足と手のあとが。
何人かの子供が井戸から出て行った様な、そんな跡。
ちなみに井戸は涸れていた。
もう疑いようもなく、危ないと監督に連絡をとるが急病で倒れたと現場に伝えられる。
午後には作業員二人も急な高熱でダウン。

翌日、神主を呼んでお祓いしてもらったそうだ。

「地鎮祭をけちったからだ」
と知人はぼやいてた。





200: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 13:36:28.78 ID:2OlsWqGo0
ちょっと長いし書き溜めてないから遅いけど勘弁

仕事の都合で離島に引っ越す事になった

フェリー出航の日・・・地元のバカ仲間、姉、従兄弟達が見送り来てくれた
出航後、船着き場近くの公園からバカみたいに騒いで手を振るバカ仲間達・・・姉から電話「お前、良い友達いるじゃん」て涙声
電話の向こうから「俺さん元気でねー!」「また遊ぼうねー!」て皆号泣してる
流石にグッと来て周りに人居ないの確認してちょっと泣いた

201: 200 2012/04/27(金) 13:49:32.53 ID:2OlsWqGo0
涙目で公園に手を振る俺
何か喚きながら振り返すバカ達、泣きながら手を振る姉と従兄弟達・・・すぐ横に知らん女の子が立っていた
手を振ったりするでも無くただ立ってるだけ
甲板には他に誰も居なかったけど誰かの見送りかと大して気にしてなかった

202: 200 2012/04/27(金) 14:07:54.51 ID:2OlsWqGo0
離島の生活にも慣れて一年程たち、久しぶりに姉と会う事になった
メシ食いながら昔話・・・俺はフと思い出した質問をしてみる
「見送りの時さ、公園の隅に女の子立ってたじゃん?あれって誰?知ってる人?」
姉は少し顔色を変えてこう言った「あの時、公園には私達しか居なかったよ・・・それより、甲板のアンタのすぐ側に女の子が一緒にいたから皆『俺さん早速ナンパかよWWW』なんて笑ってたんだけど」
当時、甲板に誰も居なかったのはハッキリ覚えてる
俺と姉達が見た「女の子」は誰だったんだろ

この話にはちょっとした後日談もある

203: 200 2012/04/27(金) 14:47:20.46 ID:2OlsWqGo0
島で仲良くなった連中
A・・・仕事の先輩。面倒見が良くて慕われてる
B・・・Aの先輩。優しくてピースフルな人だけど怒ると怖い
C・・・A、Bの先輩。優しくてピースフルな人だけど怒るとA、Bより怖い


Aの家が溜まり場みたくなってて、島暮らしに飽きた俺も自然とAの所に集まるよーになってった


ある日、Cが言い出した

「この部屋、女来てない?」

204: 200 2012/04/27(金) 15:07:10.42 ID:2OlsWqGo0
確かにAは遊び人だったけどここしばらく日照り状態なのは俺もBも知っていた
A「勘弁してよWWW女いたら皆呼ぶ訳ないじゃんW」
C「それもそーかWWW俺疲れてるみてーだし帰るは」
っつって帰ったのが最後の姿

その後、AとBが遊んでる時に撮った写メに女が写ってたと騒ぎになった


見せてもらったけど確かに女の顔に見えた



この頃から部屋の窓の外から女のよーなボソボソ喋る声が聞こえるようになる

当時付き合ってた彼女も聞いてて怖がったので上の階のテレビの音って事にした
上の階にテレビは無かったけど

206: 200 2012/04/27(金) 15:17:58.29 ID:2OlsWqGo0
A・・・不可解な言動のせいでキチガ○扱いされ現在ヒキ籠り
B・・・投獄中
C・・・病にて入院中、恐らく長くはない

俺は転職して今は都内で暮らしてる

今のところ何も無いけどたまに風呂場に長い髪の毛が散らばってる事があって怖い





215: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 22:33:47.43 ID:m4N9RUr50
俺は金縛りに遭いやすい体質みたいなんだが、時々窓の所に5人位兵隊さんが立ってて俺の部屋の中を通り過ぎて行く。
だからベッドの位置を移動させて、通りやすいようにしてあげた。

216: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 22:37:21.03 ID:m4N9RUr50
通り過ぎたあと、また眠ってしまうんだが、この前は一瞬落ちたあと目が覚めて、その時に耳元で囁かれた。
なんか「ごめんね、ありがとう」って言われたみたいな気がした。
直感で悪い霊ではなさそうとはんだんできたけど、金縛りに遭う度に今日も来るのかな?ってちょっとドキドキする。

217: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 22:53:19.15 ID:kSAT+ZH50
友人の所にも寝ている時に兵隊さんがやってくるらしい。
何度も腹の上をツッタカターって行ったり来たり行進するんだって
そうとうウザイってよ。





218: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 23:27:42.95 ID:KeyPHdLi0
聞いてきた工事関係の話

関東某所で改築の為、古い民家を取り壊す事になった。

古い一族で、代々……六百年前くらいから、その地にいたそうだ。とある武将の傍系という話だった。
「お祓いも何度かしてもらったし、大丈夫だと思います」
と家主が言うので、詳しく聞くと口を濁しながら、鎧武者の霊が出ると代々言い伝えがあり見た者も何人かいるという。
安い値段で請け負ってしまい、後悔したらしいがそのまま施工開始。
毎日お酒を供えたりしながら工事を続けていたところ、四日目にその家主が子供が変な夢を見たと教えてくれたらしい。
鎧武者が「礼をしたいから、ここを掘れ」と、工事では手をつける予定の無かった祠みたいな場所を示したらしい。
実は工事関係者も何人か、「武者の霊を見た」「怖い」と言っていた場所。
しかし腹を括った土方は強い。変な意地も手伝ってユンボで言われた場所を二メートル程ガシガシ掘り出した。
がしっという音で、手掘りに変更。
そこからは……大量の菱形の小判(正しくは金)が出て来たそうです。
マジで埋蔵金。
施工業者には、御礼としてかなり支払われたそーな。
由来も血筋も間違いなかったので、鎧武者の正体ももしかして、某有名武将ではないかと言われているらしい。

224: 本当にあった怖い名無し 2012/04/28(土) 06:55:12.53 ID:r5bpLyQg0
>>218
某武将さんウン百年間ずっとその場所を守っていたんかな


地鎮祭てものにはやっぱそれなりの効果があるらしいよね。

怪現象がその後ピタリと止んだなんて話もたまに聞くし。

でも中には地鎮祭自体ぶち壊そうとする強力なヤシもいるらしい。

友人が行った現場で地鎮祭の最中、突然祭壇(ていうのかなんだかよく分からんが)
が地震でもないのにガタガタと音を立てて震えだしたあげく、ぶっ倒れたらしい。
そんな光景目の当たりにしたら泣きたくなるわな。

219: 本当にあった怖い名無し 2012/04/28(土) 00:22:42.95 ID:6SOk4HLRO
いいなあ~
うちにはmy雑巾しかないや~





226: 本当にあった怖い名無し 2012/04/28(土) 09:46:36.31 ID:zdNRHEJu0
ちっとフェイク入れるから矛盾が生じても勘弁。

殺人事件が起きた。被害者は既婚女性。頭部を鈍器のようなもので殴打によるなんたらで死亡。

現場の状況、周囲への聞き込みから、担当刑事は容疑者は女性の夫ではないかと睨んでいた。

だが、凶器が出ない。

犯行現場だけでなく、夫の職場に断って探してみるも、出てこない。
ドラマと違って、現実は凶器が見つからないと色々と厳しいらしい。

現場百遍。今日も夫の職場に断って、凶器を探す刑事さん。

倉庫を見させてもらっている時に、ふとうずたかく積まれた何百個とあるダンボールの一つを開けてみる。
中には、赤黒く汚れた布に包まれた凶器があった。
その凶器が決定的な証拠となり、夫の自供も得られ、無事解決。

その話を聞いた時、さすが歴戦の猛者の勘は凄いと感嘆したのだが、

刑事さんは納得がいかない、といった様子で締めた。
「何かな、呼ばれたような感じがしたんだよ。
別に声とかが聞こえたわけじゃないんだがな。
ああ、あの箱を開けなくちゃならないんだ、ってさ。
おまけに、凶器を見つけた瞬間、その時だけ何故か妙に怒りが込み上げてきたっていうかな・・・」

227: 本当にあった怖い名無し 2012/04/28(土) 11:51:57.18 ID:3oEFqSsH0
警察は心霊現象を結構経験してるみたいだよ
警察の心霊事件簿って本がある
これは外国の霊も扱ってて結構興味深い

236: 本当にあった怖い名無し 2012/04/29(日) 01:05:46.27 ID:Kct9oLrTO
>>227
なにその本よみたい
あまぞんで買えますか

244: 本当にあった怖い名無し 2012/04/29(日) 16:05:26.36 ID:HNAvr1HA0
>>236
買えるよ
出たばっかりの本だし
実録 本当にあった警察の心霊事件簿 でamazon検索




271: 本当にあった怖い名無し 2012/04/30(月) 19:08:44.60 ID:kXADtJzkO
森林土方やってた時の話

その日は町有林で下草刈りをしてた。

メンツは2年目の俺、大ベテラン4人(全員60歳以上)、「みどりの雇用」で雇われた30歳くらいの素人にいちゃん1人。

午後3時の休憩の時、にいちゃんが作業中に見つけたらしい、茶色い比較的大きなキノコを持ってきた。俺はそこらへん全く分からないから、大ベテランに聞くよういった。

ベテランじいちゃんの山の知識はすごかったから、まぁ、間違いなく分かると思ったんだよ

聞かれたベテランじいちゃんは、キノコを一目見て「あ、イッポンシメジだな」って即答したらしい(俺はこの時、沢水で刈り払い機の刃研ぐために、その場を離れてた)。

つまり、そのキノコは「イッポンシメジ」だったわけです。

272: 本当にあった怖い名無し 2012/04/30(月) 19:09:39.60 ID:kXADtJzkO
次の日から、素人にいちゃんは1週間仕事を休みました…
持って帰ったイッポンシメジを味噌汁に入れて家族で食ったんだと。当然他の家族も入院

にいちゃん曰く「シメジって言われたから食えると思った」

ベテランじいちゃん曰く「イッポンシメジっていったら、食わねえべ…。いや悪いことしたな」

273: 本当にあった怖い名無し 2012/04/30(月) 19:22:53.92 ID:bT5+N0xT0
まぁ、山に馴染みのない人からしたら、その名前だと毒キノコか分からないかも
正直、私も話の流れから「毒キノコかな?」としか思えなかったし

でも、あまり大事にならなくて(いや、十分大事か?)なにより

ものによっては、死んだり障害残ったりするものもあるって聞いたなぁ

274: 本当にあった怖い名無し 2012/04/30(月) 19:31:59.60 ID:kXADtJzkO
>>273
にいちゃんも家族も、上から下から大変なことになったらしい。ズーッと点滴だったって。
確かに、ツキヨタケとか別のヤバいのなら「ほんのり」では済まない結末になってたかも…





278: 本当にあった怖い名無し 2012/04/30(月) 22:41:54.02 ID:ecdYVKb+0
ウチの部署と言うか俺の勤め先に3月辺りから配置換えかなにかで前の人から替わった新聞配達員が来るんだか、
何ていうか、何で?って位に背後に連れていらっしゃる様で。その事について。
俺が見たわけじゃない(かなり見たい)が、部署の同僚いわく
「子猫」、「和服の女性」、「小型犬?の様な動物」、「洋服の女の子」、「ラフな薄着の金髪女性」 。
警備員さん達はエグいカットジーンズとタンキニの女性(多分は金髪女性?)は見てるっぽい。ある意味裏山。





283: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 12:29:13.98 ID:MRdP4dO00
暇なんで思い出した工事関係者から聞いた話

幽霊が出ると噂のある踏切がある

その踏切、自分が知る限りでは死者が出た事がない(目の前が駅なので、スピード出ないし)が、何故か目撃者が絶えない
ある時、その踏切手前を工事する事になった
最初快調だったのだが、次第に大きめの石が出て来て、困難になる
そのうち、設計では何も無かったはずの場所で何かを引っ掛けた
よく見ると古く大きな木の箱
縄文時代の遺跡や、塚の見つかる地域なので現場に衝撃が走る(工事が中断、または中止になる)
けれど良く見れば、そんなに古くない
スコップで掘り返すと、それは木棺だった
周りを見渡すと、墓場があるのも見えた
どうやら墓場を潰して道にしたが、移動しのこしがあったらしい……その数二十数体
段ボールやら、黒いゴミ袋にグール、スケルトン、デュラハンと分け回収
とりあえず近くの寺に持ち込み、迷惑されたらしい(結局その寺の管轄だった)
お祓いの用意もしたが、人が集められなくて一週間ほど待つ事になった
その間、現場は中断となったのだが……毎日現場に休みのはずの作業員が日替わりで現れるようになったそうだ
「夢で、ここら辺に埋まってるから掘り出してくれ、って言われる」
どうやらまだ埋ってる死者達に頼まれて、掘り出しに来ているとの事
無視していると、怪我をしたり事故にあったりと酷い目に合う
監督と社長はその話を聞くと、お祓いの日にちを変更
全部回収してからにしようと決断(作業員はブーイング)
結局残りの十数体も回収してお祓いを受けたそうだ
それから踏切の幽霊の話も聞かなくなった


監督と社長は結局幽霊に遭遇しなかったそうで、作業員から未だに文句を言われている

作業員いわく、こっそり社長が飲み仲間に漏らした言葉が一番怖かったそうだ
「いっぺん幽霊見たかったんだよ。
金があっても幽霊とか見れないじゃん?」
呪われてしまえ、と思ったそうだ





285: ピンクのアレ 2012/05/01(火) 16:15:47.46 ID:oR+EdLT80
通勤途中の電車のとある車両、先頭寄りの扉。
その車両は改札の位置関係のせいか空いている事が多いので、私はいつもその車両に乗る事にしている。

ある朝、私がいつものように電車に乗ろうとホームに向かうと、私がよく電車待ちをする辺りに、なんというか、こう、「ピンク色に透き通ったドロドロしたもの」が落ちて(?)いた。

直径3-40センチといったところか。ゆらゆらゆっくり動いている。
他の人は気づいていないようだが、踏む者もいないようだ。
やがて電車が到着し、ドアが開くと、ピンクのそれが電車に乗り込んだ。
こういった怪異的なものを目の当たりにするのは初めてなので、朝の眠気も覚めて興味津々で私もそのピンクの後を追って同じ車両に乗り込んだ。

妖怪(?)も電車待ちするんだな

ホームとの隙間に落ちなかったのかな?
やっぱり踏む人はいないのかな?

などと考えながら観察をしていると、ピンクのそれは近くに立つサラリーマンにゆっくり近づき、そのまま彼のスラックスの裾の中にスッと入っていった。


しばらく後、彼がゆっくりこちらを振り向こうとしているのに気付き、私は急いで隣の車両に逃げた。

何故かは分からないが、気付かれていた気がして。


おわり

290: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 19:20:15.24 ID:5cI4ijr90
>>285
それ念と言われるものかもな
人の負を喰って存在する意思疎通できないもの
大抵の人にはついてて、神社など神域にいったり、塩をかけられると取れるとか
付きまくると負のスパイラル状態に陥って、気分が悪いとかイライラするというのが解消されないそうだ





301: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 22:45:55.30 ID:Hig2VS5y0
10年くらい前の私は運転好きが高じて、時間さえあればドライブに出かけていた。
若さゆえ、決まってドライブ中はカーステ爆音。
若さゆえ、多少運転も荒かった。
でも、特にそれで危険な目にも遭ってなかったので、その日もいつも通りノリノリで運転していた。
季節は夏。時刻は22時頃だったと思う。

302: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 22:49:23.18 ID:Hig2VS5y0
帰路についていた私は隣町まで来た。
国道から右に折れると、狭い道路脇に家々が立ち並ぶ道路が1キロ程続く。
いつも通り法定速度20キロオーバーくらいのスピードでその道に
さしかかったと思う。

303: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 22:51:55.58 ID:Hig2VS5y0
今でもはっきり覚えている。ウインカーを右に出し、曲がった瞬間。
『スピード おとせ』
男性の大きな声が脳?に直接響いたかと思うと
「ビッシーーーーン!!!」身体が硬直した。

304: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 23:00:29.60 ID:Hig2VS5y0
あとは身体がリモートコントロール。
勝手にブレーキを踏まされ思考停止。20キロくらいの徐行運転。
と、いきなり左側の石垣のある家の物陰から物凄いスピードで子供が
飛び出して来た!!徐行運転の私の車の前を走り過ぎて行く。

305: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 23:04:39.78 ID:Hig2VS5y0
(あぶない!轢くところだった!!)
バクバクいう心臓のまま少し行ったが、安堵と共に冷静になる。
この違和感。あの子供・・・・・・

307: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 23:08:04.22 ID:Hig2VS5y0
歳は10歳くらい、男の子。目にも鮮やかな真っ黄色のTシャツを着ていた。
何故こんな時間に?しかも、人とは思えない速さで駆け抜けて行った。
何より、物凄い「笑顔」が気になった。
しかもヘッドライトが当たっていたはずなのに「目と口の中が真っ黒」。
口は頬まで裂けていたように思う。
普通走ると身体は上下に揺れるはずが・・・まったく揺れていなかった。

308: 本当にあった怖い名無し 2012/05/01(火) 23:13:52.01 ID:Hig2VS5y0
リモートコントロールしてくれたのは直感で御先祖様だと思っている。
いつものスピードで行ってたら子供を避けて民家に衝突してた。
前にも一度リモートコントロールされて助けてもらったことがあったので、
本当に御先祖様には感謝しています・・・。
あまり怖い話でなくてごめん。ようやく書きこめた。





312: ugu 2012/05/02(水) 00:47:09.85 ID:WK1kzytBO
友達の話。
友達にもおれ自身にも霊感はあります。
ただ、その感じ取り方がそれぞれ違っている。
俺は予知関係の力が強く、心霊的な存在に対しては
いるのかいないのかは感覚だけではっきりと感じ取れる程度。
意識的に聞こうとすれば聞こえる、
見ようとすれば、目を凝らせばメガネの度が合わない感じで見える。
ただ、あそこにいると場所を指定されなければ自分で場所は特定できない。
まあ、書いておいてなんですが、ここではおれの話は関係ありません。
余談ということで。

対して友達の方だが、おれのような予知に関する能力はない。

(元々予知自体特殊なものらしい。)
しかし、心霊関係となると感じるわ聞こえるわ見えまくっている。
おまけにそういうものに害される人間でもない。
これって感じるばかりか感化されておかしくなるやつと、
全然平気でけろっとしているやつがいるけど何なんだろうね?
体質?守護霊?? まあとにかく、友達は後者なわけです。
本人はそういうものをまったく怖がってもいなくて、
面白がって心霊写真と呼ばれるものをバシバシ撮って
見たくもないのにおれに見せてきたりする。

313: ugu 2012/05/02(水) 00:49:44.40 ID:WK1kzytBO
まあ、友達はそういうやつなんですが
ひとりかくれんぼってあるじゃないですか。
その日の前の晩も、あるスレでそいつが盛り上がって
友達はその実況を見てたそうなんです。(やつはROM専)
で、途中でパソコンつけたまま寝ちゃって、起きたのが午前3時。
トイレに行こうと思ったらしいが、部屋の中が何かおかしい。
灰色っぽい。
電気もつけっぱなしだったんだが、白い蛍光灯の光の強さが
半減したように、部屋の中が灰色。
で、何か来たなと思ってとりあえず一応ジッとしておこうと
思った瞬間、ドン、と壁が鳴ったらしい。
気の短い友達は「隣の部屋のやつが壁ドンしやがった」と思い
音がした方の壁を強く殴り返したそうだ。
殴った後、おかしいと気付いたのは周りがまったく無音になっていた。それに今の時間、いつも隣人は寝静まっている。
生暖かいぬる~いものを感じて友達が振り向くと
家(友人の家はマンション)の唯一の入り口の方の壁の影から
黒い影のような顔が、ぬっと顔を出したらしい。
影にも目鼻口らしきものはあり、おそらく男性だろうと思われたそうだが
出てきた顔の位置は普通の男性が歩いて出てきたような位置だったのだが
続いて出てきた身体が異常に大きかったらしい。
ものすごいガリガリなんだが、まず手が普通の二倍くらいある。
掌がでかい。サル類のように首や背を折り曲げ、
ゲームの零ってあるじゃん?
おれは1しかやってないんだがあれに出てくる幽霊みたいな動きで
そいつは一気に友人に近付いてきて
いつもなら適当に殴ったり蹴ったりして追い返すんだが
咄嗟に対処できずにそこで友達は気絶した。
それで、その時夢を見たらしい。

314: ugu 2012/05/02(水) 00:51:41.56 ID:WK1kzytBO
どこかの和室に綺麗に敷かれた布団で眠っている友達と
その友達の父親の周りをぐるぐると徘徊しているあのひょろでかい影の怪物。
部屋は、寝る時なんかにつける黄色い灯りがついていて
夢の中で夜目がきくようになっていた友達には
そいつの姿がありありと見えたらしい。だが身体は動かない。
そうしている内に、そいつが友達の父親の頭の上で止まった。
そいつは友達の父親の上に覆いかぶさるようにして
大きく口を開け父親の首を噛もうとしていたらしい。
そこで、なぜか友達にはそいつの顔がはっきり見えた。
何かものすごい熱を顔全体に押し付けられたように顔全体が爛れていて
歯茎がむき出しだったらしい。
そこで目が覚める。

目が覚めると、今度は友達は、友達の昔の実家にいたらしい。

場所は居間で、真昼間だが父親が酷く怯えている。
外は晴れているらしいのに空気が恐ろしく重たく異様で、友達さえ怯んだらしい。
居間の窓が半開きになっていて、網戸は閉まっていたが
何とも心もとなく、そこから何かよくないものが入ってくると
なぜかその夢の中では確信していた友達は、居間の窓を閉めようとしたが
恐怖で身体が竦んで動けない。
それでも窓から目を逸らせずにいる。
そこで夢が終わる。

315: ugu 2012/05/02(水) 00:52:46.24 ID:WK1kzytBO
目が覚める瞬間に、恐ろしく目が吊り上り顔ごと立て向きに変形したような
狐の姿を見たらしい。
こういうことが初めてではない友達は、目が覚めてもまだ
言い知れぬ恐怖から解放されない身体とは裏腹に
ものすごく冷静な理性で「ああそういうことか」と思ったらしい。
汗をびっしょりかいていたためシャワーを浴び
(この時鏡を見ると首に赤黒い人間の歯型のようなものがあったらしい。)
部屋を確認したが何も異常はなく
一応父親にも連絡したがやはりいつもの能天気な調子だったという。

どういうことかというと

こっくりさんとか何とか、ここではひとりかくれんぼだが
そういうものを見ているだけで影響をうけるとはよく言うが
便乗してきた低級霊(主に獣)なんかが便乗してきたりするんだよな。
普通は心霊スレを見ていようが何だろうが
健全な人間の心の奥底には絶対的に怖いものを拒絶する
回避したい、生命を守るための本能があるから
分かりやすく言うと、それが壁のような役割を果たして
ブロックしてくれるんだが
友達の場合、よくわからないものに対しての恐怖心が薄い。
それは自分で撃退してきた実績だったり慣れのせいなのだが
そのせいで「善くないもの」と縁が繋がってしまい(波長が合うというか)
で、おこぼれのようなものがこちらにきたわけだ。

316: ugu 2012/05/02(水) 00:53:33.18 ID:WK1kzytBO
低級霊といってもおこぼれはおこぼれで
特に友達のような、霊感と一緒に霊的なものに対する抗体?のようなものまで持った人間にはなかなか手を出せない。
直接接触を試みたが(最初のひょろでかい影の化け物)うまくいかず
それで夢の中で・・・という方法をとったらしい。
そもそも中級ほどのものであれば、接触する前に友達に関わるのはやっかいだと
大体のものは判断するらしく
かといって上級以上のものは、余程こちらから関わろうとしたり
運が悪いのでもない限りお目にかかることはないそう。
あと、姿形や夢の中の演出などやけにコケ脅しがあるのも雑魚の特徴だそうだ。
それだけやってどうにも憑けないと判断したらしいその低級のものは
朝になる前に脅すだけ脅して実害はほぼ与えられずにどこかへ行ってしまったらしい。
首の噛み跡も二日程度で消えてしまったらしい。
噛み跡をつけることができたのは、おそらく友達が気絶していて僅かばかり守りが薄くなっていた?のと
直接害をなせず、友達の父親の形をとった何か媒体?を使って間接的に関わったかららしい。
珍しくやるだけやられて逃げられた友達は(それもらちが明かないとしっぽを巻いてのことだと思うが)
「やり方が汚い」「小賢しい」と言ってキレていた。
おれとしてはそんなことがあった後に平然とシャワーを浴びれる友達の方が恐いという話でした。





318: 本当にあった怖い名無し 2012/05/02(水) 05:30:19.95 ID:1oX/McOi0
スレチかも。
今から28年前、某世界的青少年育成団体(笑)の派遣隊としてグアムへ行った。
2~3週間というなかなか長い滞在で、現地の同じ育成団体との交流もあり
現地の村にも話しが通っていて海辺の公園でキャンプできたりした。

何日か経ったある日、「ガンポイント」という所へ移動し、そこでのキャンプとなった。

移動は徒歩で夜間、かなりハードなハイク。現地警察が万一に備えてガードしてくれた。

319: 本当にあった怖い名無し 2012/05/02(水) 05:51:39.55 ID:1oX/McOi0
そして深夜と言うか明け方暗い内にガンポイント到着。
疲れ果てていた俺達は真っ暗な中ベッドを組み立てて寝る事にした。

ガンポイントは海辺の広い公園のようで芝生が一面にあり、その真ん中あたりに

日本の公園にある公衆トイレくらいのコンクリート製の建物があった。
懐中電灯で中を照らすと何もなく、足元は砂。いつ降るかわからないスコールに濡れたくなかったので
俺と数人がそこで寝た。ベッドを組み立て仰向けになると建物の一部に穴があり
綺麗な星空が見えた。これは良い寝床を確保したと喜んだが・・・

そして朝、自分達がとんでもない場所で寝ていた事に気づいた。

ググッてみたらわかるがグアム島の「ガンポイント」とは二次大戦中、日本軍の基地があり
米軍の上陸作戦でそこで数千人(だったと思う)の日本人兵士が死んでいる。
そばには大砲が保存されている。
 
 俺達が寝ていたのは戦車か戦艦からの射撃でデカイ穴の開いたトーチカだったんだ。
厚さ1Mはあろうかというコンクリート製のトーチカに穴がある・・・絶対に中で誰か死んでる(汗)
いや、中で死んでいなくても周囲には死体がゴロゴロあったはず。

 普通に考えたら第1級の心霊スポットなんだが・・・しかし俺を含めた数名の誰も怖いとか

不思議な体験をしていない。





327: 本当にあった怖い名無し 2012/05/02(水) 18:00:49.88 ID:POdNoPrP0
7年くらい前。
当時20歳で私の両親は離婚していて、私は母と住んでいた。
父とは連絡は取っていたものの離れて10年。父は元々住んでいた一軒家にいた

ある日父から電話で「お前の友達はなんだ!?」と開口一番言われた。
意味が分からなく、聞くと早朝から玄関をガンガンと叩きながら女性が来たらしい。
そして「●(自分)ちゃん!助けて!!変な人に殺されちゃう!」と騒いでいた。
父が玄関を開けると、一目散に当時私の部屋があった2階の一番奥の部屋へ行った。
私の家は6LDKで、私の部屋に行くまで階段上がって数部屋あるが、迷う事なく私の部屋に。
部屋の扉を開けると「●ちゃん万歳!●ちゃん●ちゃん●ちゃん!!」と叫んだそうだ。
たまたま父の友達がいたらしく、一緒に取り押さえて警察に通報。
女性はパトカーに乗せられ連行されていったそうだ。
この女性当時で30近くだったらしく、そんな友達は私にはいない。
近所の人にしても、私の家は知ってても、私の部屋なんて知らないだろう。
細い路地を入ったとこに我が家はあり、場所も分かりにくい。
もし私がいたらどうなっていたんだろう。
ちなみに場所は都内N区です。





331: 本当にあった怖い名無し 2012/05/02(水) 23:03:23.89 ID:ErkF/xDJi
前どっかで書いた気もするから読んだことある人いるかもしれないけど。

3年前、幽霊で有名なイギリスに住んでた。零感の私でも金縛りにあって耳元でボソボソしゃべるのが聞こえてくることはしょっちゅうあった。


あと、友達が夜中に起きたらアジア人女性が立ってて友達のことをすごい恨めしい顔で睨んでいたことがあったらしい。

びびった友達は慌てて布団にもぐりこんだが時間が経って気になったので顔を出してみたら、今度は木こりの格好をしたチャーミングな西洋人男性が上から覗いてたんだと。
瞬きをした次の瞬間消えてしまったが怖い女の人もいなくなっていたので友達は「きっとあの木こりが助けてくれたんだ」と言っていた。

また別の友達の家には林みたいなでかい庭があったんだが、その隣は少年院か刑務所で、乗り越えようと思ったら普通に来れる高さの壁しかなかった。

その庭で遊んでた時に壁の向こうから数人が話しかけてきて会話したこともあったんだけど「いつかここを越えておまえらを殺してやるからな!」みたいなことを喚かれたのがほんのりだった。

思い出せばまだまだあるけど大して怖くないので需要あれば書きます。。。





337: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 08:30:41.38 ID:qx00eNQ20
一週間か二週間か…まぁ、どっちにしろつい最近の話。

深夜11時ごろ、犬の散歩で久しぶりに母校の小学校のそばを通った。

「懐かしいなぁ」とか思いながらちらちら見ながら歩いてた。
柵越しに母校の売りであるでかい校庭を眺めてたら突然

「バァン!!」


って音が鳴った。

本当に突然だったから心臓止まるかと思った。犬の方を見たら目をまん丸にしてどこかを見つめてる。
目線を追ったら体育館の裏手に出るドアを見てるみたいだった。
ちなみに裏手に出るドアは校舎裏みたいなもんで、普段は一切使われない開かずの扉になってる。
で、そのドアから5m程のところに柵を隔てて公道がある。まぁ俺はその道を歩いてた訳だ。
しばらく犬と一緒に固まってるとまた

「バァン!!」


どうやら体育館のドアを叩いてるみたいだった。

ドアの材質は良く防火扉とか叩くとうるさい鋼鉄製の奴だし、位置的にも間違いなく音源はそれ。
「うわぁ変質者?幽霊?」なんて暢気な事を考え…られる程の余裕なんぞある訳がない。
ビビリながら足早に立ち去ろうとすると、今度はドアがガチャガチャ言い出した。
ドアノブが微妙に動いてるが開かない。開かずの扉で鍵が閉まってるから当然だわな。
ふと、紳士な俺はそこで中に誰か閉じ込められたのかもしれないという考えが浮かんだ。
正直今考えると、何故あそこでそう思ったのかさっぱり理解出来ない。紳士?いいえ、ただのバカです。

338: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 08:31:34.97 ID:qx00eNQ20
で、犬を学校の柵に繋いでから、塀を乗り越えて侵入した。ドア越しに「どうかしましたー?」なんて声をかけてみる。
へんじがない。ただのしかばねのようだ。いや、もうこの時点でおかしいんだけどさ。
助けを求めてる人間が声も出さずにガンガンドア叩いてる訳がない。
つーかこのご時勢に携帯持ってないやつなんて小学生でも珍しいだろう。
声かけてからその事に気付いた俺はどっと冷や汗が出てきて、音を立てずに離れようとした。
すると

「ギィィ…」


という音。振り向かんでも分かるわ。昔も今も開かない筈のドアが開いてやがったのな。

背後にビンビンに視線を感じながらさっさと柵を飛び越えて、犬のリードを柵から解く。
で、その時にちょっとばかしドアの方をチラ見したのよ。
もしかしたら生身の人間かもってのと恐いもの見たさっての半々で。
まぁフラグだよね。やっぱり、と言うべきかドアが開いてんの。
小学生生活6年間で一切見たことの無かった風景。でも誰もいない。俺と犬、脱兎の如く逃走。
50m6秒台記録したんじゃねーのって速さで走った。

学校の七不思議にもない話だったもんで、家に帰ってから妹に七不思議が変わってないか聞いてみた。

しかし、まぁちょっと細部に変更点があるものの大差はなし。体育館のドアの話もなし。
結局なんだったか分からなかったので、散々妹をビビらしてから寝た。
妹の泣きそうな顔見てちょっと勃起した。世間じゃ妹は可愛くないっていうけど、あれは人による。
俺の妹は可愛い。
とまぁ話は逸れたが大体こんな感じ。
後日談なんてご大層なもんじゃないが、翌日登校した妹によればドアも鍵も閉まってたとの事。
まぁ実話なんで綺麗なオチなんてない。
大概の体験談と同じく「何だったんだありゃ」という定番の締めになるが、悪しからず。





346: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 19:34:15.50 ID:nsMn/7/mi
ちょっと書かせてもらいます
小学生の頃の話で、当時は不思議に思わなかったんだけど、大人になって気付いた

おれが小学校高学年の時にJリーグが開幕したもんで、毎日のようにサッカーをしていた。

周りも例外ではなかったので、サッカーをするスペースを探すのが大変だった。

ある日曜日だったと思う。どこの公園も一杯で、俺たちは学校に忍び込んでサッカーをすることにした

日曜日の学校は門を閉められており、勝手にやっていると怒られる
そこで目立たない隅の方で、うんていをサッカーゴール代わりにしてやっていた

347: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 19:42:30.85 ID:nsMn/7/mi
続き
うんていの後ろには塀があってその向こう側には小道を隔てて小さな神社があった。
つまり学校→小道→神社という位置関係。
そしてその小道にはある都市伝説があった。
夕方その薄暗い小道を歩いていると、鉢を背負った女が歩いてくる。
すれ違っても、後ろを振り向いてはいけない。
女の背負っている鉢を見ると、その中に閉じ込められてしまう。
というものであった。
俺らの周りでは鉢背さんと呼ばれていて、その小道を一人でとおることはなかった

349: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 19:53:22.03 ID:nsMn/7/mi
続き
話がそれてごめんなさい
まぁそういう場所の近くでサッカーをしていたわけだ。
結構サッカーが白熱してきた時、友達の蹴ったボールが塀を超えて行きそうになった。
ちょうどそこに女の人が通りかかった。
当たる!と思い肝を冷やしたが、悲鳴や当たった音が聞こえなかったので大丈夫だろうと思った。
しかし学校に忍び込んでサッカーしている手前、近所の人に暴露たら先生にチクられて怒られるかもと思い、隠れていた。
10分くらいしてもう大丈夫だろうと、塀を乗り越えると、案の定いなかった。
その後はテンションも下がったので散会。
それからはなるべく学校ではサッカーをしないようになった。

350: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 19:59:37.89 ID:nsMn/7/mi
それから20年くらい経ったのかな?
最近子供が同じ小学校に入学したので、久々に学校に行くことになった。
何気なくうんていの方にいくと、当時のことを思い出した。
たまにサッカーしてたなぁ、そういやボールが女の人に当たりそうになったっけ...
そこで違和感に襲われた。そして考えたらあり得ないことに気付いた。
どうして塀の向こうに女がいるのが分かったんだ?
それはおれが女の顔を見たからだ。
でも見えるはずがない。だって塀はおれの身長以上に(175)ある。
顔が全部見えるためには、200cmの身長がないと無理じゃないか?

351: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 20:04:42.40 ID:nsMn/7/mi
勿論200cmの女性がいないという断定はできない。でも...
あれが都市伝説にあった鉢背さんかどうかは分からない。
おれが見たのは首から上だったから鉢を背負っていたかどうかは分からない。
でもそういう噂がある場所で不思議な女性を見たことは事実だ

ちなみに友達にも確認してみたけど、そんなこと覚えてないwって言われました。


355: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 21:24:29.79 ID:wr7iFr4R0
>>351
背の高い女ってはっしゃくさまじゃん

358: 本当にあった怖い名無し 2012/05/04(金) 12:04:23.27 ID:anUQyVlu0
>>355
ぽっぽぽ ぽぽっぽ ぽぽぽっぽ

だっけ。






354: 本当にあった怖い名無し 2012/05/03(木) 21:08:11.10 ID:LAd4a0Xc0
ちょっと子供のころ、怖い思いをした話を書かせてもらいます。

確かあれは小学生ぐらいの頃……だったかな。

その時私は母親と弟と三人で小さなアパートに住んでいて、テレビを置いてある畳敷きの部屋でよく、三人川の字になって寝ていました。
母親は新聞配達をしていて、夜中目が覚めやすいようにいっつもテレビだけ付けているんです。
狭い部屋の中、ふと目を覚ますとテレビの明かりだけが目に飛び込んでくる。そんなことがよくある状況でした。
その時の私はよく、そんな感じで夜中に目を覚ますと布団にもぐったままテレビを見るのをささやかな楽しみにしていました。
だからそんな状況そのものには、あまり恐怖心を抱きませんでした。
そんなある日のことです。同じように夜中ふと目を覚ましました。
テレビ置きの下においてある目覚まし時計を、暗がりのなか目を凝らして見ると十一時少し前ぐらいでした。
それでまぁ、いつもと同じようにテレビに目をやったんです。こんな時間だと深夜アニメもやっていないなぁ、と少し残念がりながら。
付きっぱなしのテレビに映っていたのは、どうやらドラマの様で、昼間のアパートの中で男性が電話をしている様子が映し出されていました。


その時です、その男性の背後に鎮座していたテレビに異変が起きました。







ぶっちゃけ言うとそれが「リング」の地上波放送で、ちょうど例の貞子がテレビから出てくるシーンだった。ってだけなんですよね。


それでも子供の私には無茶苦茶怖かったんですよね。狙い澄ましたかのようなタイミングでしたから。

お目汚し失礼しました。





376: 本当にあった怖い名無し 2012/05/05(土) 16:38:36.48 ID:Tv1kd2Wp0
子供の頃、毎日夜遅くに列車の警笛が聞こえてた
無知だったので何の疑問も持たずに「あー電車が走ってるー」とかはしゃいでた
駅はそこそこ遠かったけど、ど田舎の夜なんて静かなもんだったし聞こえてくる事自体について特に疑問は持ってなかった
ある日母親に話してみたら、その時間はとっくに終電だし電車は走ってないよって言われた
それっきり汽笛の音は聞かなくなったけど、大きくなって気が付いたことがある
自分が聞いてたのは電車の警笛じゃなくて、明らかに蒸気機関車の汽笛だったんだよね
あれは何だったのかなって今でもたまに気になったりする

あと子供の頃は誰もいない所でも大勢の話し声が聞こえたりしてた

成人してからそんなもん普通の人は聞こえないんだって知ってちょっとびびった
今はあんまり聞こえてないけどたまに聞こえてうおっと思ったりする





377: 1/2 2012/05/05(土) 17:29:00.83 ID:VpUtUYQV0
自分の中で不思議で怖い経験TOP3に入る話。
まだ小学生だったころ、新しく自転車を買ってもらった。

数日後、家の敷地内に置いてあった自転車が無くなった。

あんま乗ってないから余計にショックだったけど、警察に届け出るしかなくて悔しかったのを覚えてる。

378: 2/2 2012/05/05(土) 17:34:46.64 ID:VpUtUYQV0
何週間かたって、学校から帰って遊びにいこうと玄関を出た。
一歩でてから「そうだ、暑いし帽子もってこ」と思い
また家の中に引っ込んだ瞬間なくしたはずの自転車が空から落ちてきた。
反射的に屋根の上を見ると、ゴリラのような黒い影がザーッと逃げていくのが見えた。
「待って!」と叫ぶと一瞬だけ振り返った。目は白い穴のようで、恐怖で固まったのを覚えている。

380: 本当にあった怖い名無し 2012/05/05(土) 18:50:00.17 ID:83Koi4QH0
空から落ちてきたなら自転車壊れるんじゃね?
どういう風に着地したんだ

382: 377 2012/05/05(土) 19:06:43.31 ID:VpUtUYQV0
文字数制限されちゃって、削りすぎて抜かしちゃったけど
横倒しになる形で降りてきました。
落ちるスピードがゆっくりとかではなかったはずです。結構勢いありました。
でもその割には音が小さかったのも不思議ポイントでした。がちゃん、ぐらい
いまだにいいゴリか悪いゴリか判断しかねています。

383: 377 2012/05/05(土) 19:10:19.90 ID:VpUtUYQV0
連投ごめんなさい。
これも文字削りすぎて入ってなかったのですが
自転車にはサドルがなく、塗装もハゲ、とても新品状態ではありませんでした
明らかに落下のせいではない破損もありました。
その後親に話したのですが信じてもらえず。不気味なので自転車は処分しました。





391: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 00:20:20.35 ID:XqrpbMOa0
忘れないうちにちょっと書いてみようかと・・・
約15年前の実際に体験した事です。
家族と外食をし、家に帰る途中の車内でのことでした。
車内には父、母、姉、私の4名が乗っていたのですが、
峠の途中に急におしゃべりの姉が無言になったのです。

396: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 00:49:34.39 ID:XqrpbMOa0
私は特に気にもしていなかったのですが、母親が気付き、
「どうしたの?大丈夫?」と話しかけたのですが
姉は無言のままです。
私は寝たのかな?程度にしか思っていませんでした。
しばらくして家にたどり着き、車から降りた途端に
姉はすぐさま家の中に入り、仏壇の前で線香を焚きだしたのです。

397: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 00:58:05.05 ID:XqrpbMOa0
母は「あ~やっぱり・・・」などと呟いてました。
私は全く理解できず「何のこと?」と母に尋ねました。
母は「姉のあげてる線香を見てみな」と言い指さしたのです。
???
私は意味も分からず仏壇の線香を見ました。
しかし、全く理解できず「何か変なことでもあるの?」と尋ねたところ、
母は、「この仏壇のまわりは密閉してるのに、煙が斜めにあがってるでしょ」
というのです。
私はすぐ線香の煙を確認しました。
すると確かに、普通なら真っ直ぐ煙がうえに上がっていくのに、
姉があげている線香の煙は約45°程度曲がってあがっていくのです。
線香を2本ほどあげたあと、線香の煙は真っ直ぐにあがるようになり
全くしゃべらなかった姉は話し始めました。
姉「まいっちゃった、多分たぬきとかの動物霊だけど、
付いてきちゃってすんごい肩が重かった。
もう居なくなったから平気だけど」などと言っていました。
このような会話をしてるにも関わらず、
両親は「良くあること。しょうがない」などと言って
風呂に入る順番を決めてました(汗
どうやらうちの家系で霊感があるのはおばあちゃんと姉だけらしく、
両親と私は霊感がないらしい。
姉が霊感があるということは何度か聞いたことがあったのですが、全く信じてなかった私。この件をきっかけに信じるようになりました。
長々とすいませんでした。

398: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 01:05:38.91 ID:HO9UkTLE0
>>397
線香の煙に意味があるのか?
香りに意味が有ると思っていた。
家の仏壇では煙が殆んど出ない線香を使ってます。

417: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 14:09:32.53 ID:hqfFx3No0
>>398
逆に香りに意味があると思ってなかった。
線香の煙は魂の道しるべで、歩くのに疲れたら煙に腰掛けて少しでも修行が楽になるように、って子供の頃おばあちゃんが言ってたからそうだと思ってた。
葬儀まで線香の火を絶やさないこととか、考えてみると遺体の臭いを誤魔化す意味合いもあるのかな~





403: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 07:31:34.41 ID:p/SP6n0k0
昨日の夜の話です。ちょっと怖かったので書かせて下さい。
私は1階の居間にあるソファで寝ていました。
居間は庭に面していて、ソファのすぐ後ろに庭へと出る大きな窓があります。
ふと庭で音がして目を覚ましました。
ジャリジャリと砂利石を踏む足音がしているのです。

404: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 07:34:22.76 ID:p/SP6n0k0
うおおお誰だよ怖えええと思って息を殺していると、足音は窓のすぐ近くへ来てまた遠のいていき、また近付いてくる。
どうやら居間の窓近くから隣家との境を誰かがゆっくりと繰り返し往復しているらしいのです。
一応窓の鍵は閉まっているし入ってくる気配はないので、変質者とのご対面は恐ろしいと思い私はひたすら息を殺していました。

405: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06(日) 07:37:26.06 ID:p/SP6n0k0
そのまま寝落ちするまで1時間以上、ジャリジャリという足音はずっと庭を往復をしていました。
さっき起きて一応庭を確認したところ当然ながら誰もいませんでした。
ただ一つ気付いたんですが、うちの庭は全面芝生になっていて歩いてもジャリジャリなんて音しないはずなんですよね。
結局何の足音だったのか分かりませんが、人間にせよ幽霊にせよ怖かったです…





433: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 09:07:10.80 ID:nN/BIUvR0
3日間くらい怖い話ラジオ聞き続けてる関係かわからんが変な体験した
昨日は非常に眠くて、何度か短い仮眠を取った
で、夜中も寝たんだけど、まどろみのとき、顔に布をかけられてもしゃもしゃ何本かの手で触られる感覚があった
これは血液の流れをそのように受け取っていると考えれば説明は付く
この感覚については、幽霊がいるなら神もいるわけで、神よこれをどうにかしてくださいと祈りつつされるがままにしておいた
ここで一度覚醒
つぎにまどろんだとき、また同じ感覚で思わず笑ってしまったら、今度は顔の感覚が無くなり耳の穴に指を入れられる感覚があった
これがわからない。血流を検知してるなら、顔の感覚は引き続きあるはずだ
ここで、神よこれはさすがに鬱陶しいと祈ったら、すっと何もかもの感覚が消えた
これを覚醒としていいかわからんが、それ以降は何事もなく、エロ本を友達に貸す夢を見た
ただのいたずら好きの霊だったのかもしれん





441: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 22:54:39.51 ID:mwEoRB8x0
みんな乙。上でちょっと津波の話が出てたんで便乗させてもらった。

自分、大学から関東暮らしで実家が宮城なんだけど。昨年、東日本大震災の津波で高校の時まで住んでたアパートが

流されちゃってもう残ってないから、そろそろいいかと思って書き込んだ。
 そのアパートには4歳~17歳までけっこう長い事住んでいたんだけど、これがとんでもないお化け屋敷だった。

442: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 22:57:44.07 ID:mwEoRB8x0
レベル足りんかった。
見た目はそこそこ綺麗で3DK家賃6万と、まずまずな感じだった。
自分ちは親の仕事の都合で、二階建てアパートの角部屋を上下二部屋借りて二階は事務所、下は住居にしていたんだ。
部屋同士は襖で繋がっていて、窓も大きくて結構光も入るんだけど一部屋だけ構造上壁に囲まれていて全く陽の光が射さない
部屋があった。

443: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:00:33.53 ID:mwEoRB8x0
しかもその部屋の隣は風呂場(窓なし)。今思えば、あの家は台所もトイレも風呂も、全部北に集中してたんだよな。
いつも何となく暗くてジメっとしてて、子供心に自分はその部屋があんまり好きじゃなかった。
その部屋は押入れがあったから、父親の部屋兼物置になってて当時長距離トラック運転手だった父親は家にいる時、
その部屋で夜まで寝ていることが多かった。

444: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:02:52.30 ID:mwEoRB8x0
その親父が自分が小学校くらいの頃に言ってたことで気になることがあったんだよ。
「あの部屋で寝ようとすると毎回、眠りに落ちる瞬間「もう寝んのか?」って聞いてくるオッサンがでる。」って。
初めは怖いと思ったんだけど、出るっても声だけで、何かしてくる訳じゃないから親父は無視して眠っていたらしい。

445: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:06:19.71 ID:mwEoRB8x0
あと他にも、
・玄関付近(家の中)をうろつく黒い影
・夜中の0時頃に二階の居間をズダダダダ!!と走り回る足音(勿論無人)
・トイレに入っていると後ろから声を掛けられる
・一階の居間に白い着物を着た女の人

447: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:08:36.43 ID:mwEoRB8x0
・ベッドの隙間から覗いてくる黄色い顔のオッサン
・毎晩台所で鳴るラップ音
・毎月事故が起きる目の前の十字路
などなどetc...とにかく霊現象には事欠かなかった。

449: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:11:05.95 ID:mwEoRB8x0
前に霊感があるとか言う知り合いがウチに来たことあったけど、
「玄関から居間の窓まで、真っ直ぐ霊道が通っている。よくこんなとこ住んでられるね。」と言われた。大きなお世話だwww
こちとら保育園時代から住んでいたので、すっかり慣れちゃってたから足音とかしても「うるせーなー。」
くらいにしか思ってなかったわ。

451: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:19:33.26 ID:zDkGGcGV0
>>449
その幽霊が出る部屋の縦の部屋にも幽霊出てたってことない?
マンションとかの箱空間が密集してる建物の場合、霊現象は横階ではなくて縦に出ると聞いたことがある

454: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 10:15:06.10 ID:j4xulKZT0
その手の家に住んでる人って、住んでる間は怖いと思わないんだって
離れてから異常だったと気付く
機能不全の家庭から離れて、初めて機能不全だったと気がつくのに似ている

463: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 13:51:58.36 ID:jRjQgrRj0
>>454
>住んでる間は怖いと思わない

まさにこれだった。

大学の頃いわゆる幽霊アパートに住んでてしょっちゅう得体のしれないものに遭遇していたけど
家賃の安さと学校までの近さは魅力的すぎて離れられなかった。
住めば都とも言うし、実際に引っ越しするにも労力がいるしで、よっぽどのことがない限り重い腰が上がらないものだな。





446: 天然の爺様 2012/05/07(月) 23:07:46.22 ID:PnTuCk2ui
そうなんです
どこに投稿したらいいか分からないのです
でも洒落怖は自治意識が強過ぎてなんか最近嫌な感じです


てなわけで、私の婆様から聞いた話をば。怖くないです。


私のじい様は親父が高校生の時に亡くなった。写真でしか見た事はないが、顔は親父によく似ており、つまり私によく似ていた。優しく、朗らか男性だったと聞いている。親父が言うには、今でいう「天然」とのことだ。


さて、雪国である私の故郷では雪が降る前に建物に「雪囲」をしなければならない。

窓に木の板をはめ込まないと、雪の重みで窓が割れてしまうのだ。

毎年その雪囲は爺様の仕事だったが、今年から爺様はいない。まだ若く経験のない親父と、戦争で指が少し不自由な婆様だけでなんとかしなければならなかった。


そんなある日、近所の大工が突然わが家を訪ねて来た。

何でも、じい様の葬式の日、じい様が枕元に立ってこう言ったとか。
「今年は雪がいっぱい降るから、しっかりした雪囲をお願い出来ないか」
仏様の頼みとあっちゃ断れない。雪囲お任せくだせい、とのことらしい。

優しいじい様は死んでも家族の事を気にかけてくれると婆様は喜んだが、それならわたし(婆様)の夢枕に立てば良いのに、とどこかズレた爺様の気遣いを笑っていた。


ちなみに親父は「生前に死期を悟った爺様が前持って発注してたんじゃないか?」と笑っていた。


なんとも大らかな私の家族の話。




おわり


451: 本当にあった怖い名無し 2012/05/07(月) 23:19:33.26 ID:zDkGGcGV0

>>446
幽霊っていろいろやってるけど、日中は何にも気がつかれないので、
睡眠中に夢の中に出てコンタクト取るってことがあるそうだ
たぶん意識レベルが落ちるから、向こうが介入しやすいんじゃなかろうか
で、睡眠中でも波長があってないと介入できないから、家族の元には出なかったか
直接大工に頼んだ方が効率的(というか確実にお願いが通る)からそっちに出たのでは

452: 446 2012/05/08(火) 01:23:41.15 ID:D2+OaeRbi
>>451
まあ爺様の事だからたまたま近い人に寄ったとかそんな理由だろう

ちなみに、爺様の予言?にあったように、その冬は雪がいっぱい降……らなかったそうだ。

適当なんだから、もう。





455: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 11:11:28.77 ID:6CkDQ6px0
苦しんでいる霊達がいたら全部 救ってやればいいのにと
考えるのは零感の考える思考というような体験談。

高校時代の事、友人Aが相談をしてきた。夜道で霊らしきものを見てから

家で怪奇現象が多発しているとどうしたらいいのかというもの。

自分は(私にあなたを助ける力はないのでお引き取りください)

と心で念じればいいと教えてやったんだ。

456: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 11:14:29.21 ID:6CkDQ6px0
でそれから2週間ぐらいたってそいつの家に同じく友人のBと
遊びに行った。Bはありきたりな展開だが霊感がある奴。

家に行くだろ?ピンポンを押す、奴が出てくる

Bがあいつを見るなり「何をしたぁ!!」と叫ぶわけよ。
自分もAもびっくりしてさ。でAが「やっぱ見えるの?」とBに聞くわけだ。

457: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 11:18:08.17 ID:6CkDQ6px0
詳しく聞いてみると夜 寝ている時になんか助けてという
幻聴が響いて来たんだってだからアドバイス通りに助けられませんと
念じようとしたら急に来たから間違って(どうすればいいの?)と
やっちゃったんだってそうしたら
(想像すればいい・・助ける場面を・・・ そしたら行ける・・・)
と答えてくれたのでどうせなら天国に行かせてやろうと思って

458: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 11:23:05.21 ID:6CkDQ6px0
天国へ続く門みたいなのをイメージして開いてあげた。
そうしたら確かにイメージの中に黒い影が入ってきて
門の中にいく感じが見えたと でありがとうと聴こえたらしい。

話を聞き終えたBは「アホか!お前 むやみやたらに霊なんか

助けてやるもんじゃねぇぞ!最近体調に変化ねぇか?」と聞くと

459: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 11:26:03.08 ID:6CkDQ6px0
「最近、電気みたいなピリピリが凄い 寝てる時も瞼の上に
ピリピリピリピリ来る 起きてる時もピリピリがしてる
さらになんか服がひっついてる感じがする そのたんび
手ではらったりして落ちつきが無くなる」と行った。

Bは「だろうな、お前がむやみに助けちまったもんだから

この人は助けてくれるって思って霊がガンガン 大群で来てんぞ!

460: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 12:11:02.15 ID:6CkDQ6px0
つーか天国の門なんか勝手に開くな!ピリピリは霊がウロチョロしてるからで
ひっついてる感じは瘴気が身体についているんだ

今、この世にどれだけ霊がいると思う?変に情けなんかかけると

ドドドッと押し寄せてくるぞ!日本だけでうん万だ キリがないんだよ」
どうしよう 俺どうしようとパニくるAにBは結界をはって霊が近づけなくしてやる

461: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 12:14:25.68 ID:6CkDQ6px0
といいなにやら儀式みたいなのを1時間ぐらいしててはり終えたと言った。

その後 Aの家に怪奇現象が起きる事はなくなったわけだが

霊に対してイメージが通用するのか?と疑問に思ったけど
まあ(助けられません)という念の言葉が届くぐらいだから通じるんだろうと思っておく。

462: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 13:42:36.07 ID:j4xulKZT0
アランカルデックだったかな?スピリチュアルの古典書いた人は降霊会でよく癒しのイメージを送っていたようだがな
個人で、霊の加護を受けずにやるのは危険ってことだろうかな
あるいは、霊を助けるのも人を助けるのも同じで、
自分のリソースを割く覚悟がないと、中途半端に助けることになって、
人だけが殺到するだけという状態になってしまうのかな
俺も助けてくれる人がいたら10万くださいって言いに行くし





464: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 20:06:10.87 ID:1QzRrP6tO
オフロードバイク乗って、よく林道を走りに行くんだ。
知らない山の奥にわけいっていく、探検ごっこみたいな感じ。

メインの林道から外れて、地図にない作業用林道を走っている時、くぼ地に張られたカスミ網を見つけた。

よく見るとオオルリみたいな青い鳥がかかってもがいてた

簡単に説明すると、カスミ網は透明な細いテグスで出来た漁網みたいなもので、山の中に仕掛けて野鳥を捕るため道具だけど、使用(確か所持とか販売も)禁止のしろもの。


俺は気付かないふりしてその場を通りすぎ、しばらく行ったとこでバイクを隠して、隠れながらカスミ網の所まで戻ったの。もちろんオオルリを助けるためね。


ただ、助けたくはあったけど密猟者とトラブるのは避けたかった。

野鳥密猟はヤクザがらみのことが多いし、誰もいない山の中だしさ。

一応何かあった時のために、バイク整備用に持ってた30センチのコンビネーションは握っておいた。


戻って周りを充分確認してからカスミ網に近づいた。誰も出てこないから、急いでオオルリをカスミ網から外して逃げようとしたら


「ウゴガぁー!」


って叫び声が俺の背後から響いてきて、俺まぢでビビりながら振り向くと誰もいないの。

465: 464 2012/05/08(火) 20:07:27.46 ID:1QzRrP6tO
いや、よーく見るといた、いたのよ、人が。迷彩服上下着たオヤジが樹の陰に倒れてた。
オヤジは具合悪いを通り越して、目はとんでるし話しかけてもまともに返事しない。

近くに鳥篭と袋があったから、このオヤジが密猟者なのは間違いなかった。

正直言うと一瞬迷ったよ、助けるかどうか。

でも、やっぱ人だし…野鳥助けて、人を助けなかったら本末転倒だよなって思った。

携帯通じるとこまでバイクで走って、救急隊呼んだけど…
結局そのオヤジは助からなかった。

ことがことだから警察が現場に来て(俺は案内)、後で事情聴取された。司法解剖されたオヤジの死因はアナフィラキシーショックで、ハチに刺されたんじゃないかってことだった。


…って、これで終わったら「野鳥の祟り?」ってな話かもしれないけど、後日談が…


オヤジの嫁と息子とお知り合いから訪問を受けて、警察を呼ぶはめに…


「お前が鳥のこと(密猟)チクったから、警察からガサかけられたじゃねーか、あぁ!?」だって…


最初は「お礼がしたい」ということだったんですけど「お礼参り」だったわけで…

やっぱり関わらないで放置した方がよかったわ。

468: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:06:52.73 ID:Ufe3l1MAi
>>465
((((;゚Д゚)))




490: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 14:07:50.84 ID:Ef3G0eJm0
>>465
アナフィラキシーショックで思い出した。最近ν速で見た話。


賞味期限の切れたお好み焼き粉にはダニが沸いてその死骸や排泄物が混ざり、

それを食べるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があるというなんとも恐ろしい話を読みました。

掲示板『2ちゃんねる』への書き込みによれば“賞味期限が4年前にすぎたお好み焼き粉”でお好み焼きを作って食べたところ、

息継ぎもできないほどの嘔吐と鼻水に襲われたそうです。

そして救急車で運ばれて着いた先での診断はダニによるアナフィラキシーショック。

なんでも、お好み焼き粉には出汁が入っているため古くなるとダニが集まってくるそうです。

加熱でダニは死ぬでしょうが、それまでに溜まったダニの死骸や排泄物などの毒性は消えませんから

ショック症状が起きるのも頷けます。
ボクは自宅でお好み焼きやもんじゃ焼きをよく作るのですが、今後は賞味期限切れたお好み焼き粉は使わないことにきめました。
1年前のお好み焼き粉とか平気で使ってましたからね、恐ろしい恐ろしい。

494: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 20:06:37.59 ID:0W4+ZtKLO
>>490 怖すぎるな…

いや、俺も
>>490で思い出したけど、前に、田舎の蕎麦屋で七味使って蕎麦食ったらさ…目の前に置いた七味の入れ物のフタの部分がおかしいんだよ。

なんか、ワサワサしてるわけ…


全部ダニ


蕎麦半分は食っちゃってたもんな(´ω`)

俺ダニアレルギーはないんだな、きっとw
ハチには1回指されてるから要注意なんだよ





469: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:37:55.93 ID:y9NldS/P0
スレ読んでて思い出した五年前の話を一つ。
当時京都に住んでたんだけど、その時の職場の先輩と深夜にドライブに行ったのよ。
その先輩とはよくホラーものの映画とかをTSUTAYAで大量に借りて見てたりしてたんだけど、
その時も最初は心霊スポットに行こうみたいな話だった。
ただホラー小説とか映画が好きな俺だけど、実際に行くのはマジで嫌だったの。ビビりだから。
先輩にもホントに怖いから勘弁して下さいって頼んで、結局普通にドライブになった。

んで適当に走ってたんだけど、途中で滋賀に行こうみたいな話になったの。

どんな流れかは覚えてないんだけど、まぁ行こうみたいになって、
そこから滋賀に抜けるのが山道行くのが近かったのよ。
そんで山道走ってて、最初はまぁ普通の道だった訳。
俺京都の地理詳しくないんだが、美山らへんなのかな? 下見ると茅葺き屋根の家とか並んでるとこでさ、
でも進んでくと、段々道細くなってって、ここ車通っていいのか? って道になってた。
車一台ギリギリ通れるくらいの道で、もう怖い訳。深夜だし、車の外は全方位森だし。

470: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:39:19.99 ID:y9NldS/P0
しかも先輩助手席で寝てんのよ。
こういう時って話でもして気を紛らわせたいじゃん。ビビりとしては。
でも寝てるし。ラジオつけようにもそれで起こして怒られたら嫌だし。
で、こうジワジワくる恐怖と戦いながらすげー細い山道を進んでたの。
そしたらさ、霧なんかかかってないのに、なんか視界が悪いの。
いや眠かったからなのかも知れんけど、ホントなんか妙な視界の悪さで。

かなりスピード落としながら進んで、緩やかに左に曲がる道に差し掛かった時だよ、

突然、ホントに突然車の前に真っ赤な女の人が見えてさ。
実際に見たっていうよりは、赤いっていうイメージと女の人っていうイメージを見た、みたいなよくわからん感じなんだけど、
そりゃもう死ぬ程ビビって急ブレーキ。
心臓バクバクいってたんだけど、止まった時にはもういなくて、
もう早く山道抜けたくてさ、車出そうとして、気がついた。

471: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:40:46.30 ID:y9NldS/P0
緩やかに左に曲がる道だったから、当然ほんのちょっとだけど左にハンドル切ってたのね、
だけどそっちに道ないのよ。崖。
実際は右に曲がってる道でさ、確かに左に曲がる道が見えてたのに。
で、さっきの赤い人が見えてなかったらどうなってたかを考えて、ゾッとした。
その後は低スピード安全重視かつ急いで山道抜けて、無事滋賀まで行ったよ。
琵琶湖の橋で感動して、帰りは普通の道で帰ったよ。
その話先輩にしたら大爆笑だったけど、おいおい命かかってたんだぞと思った。
あんたは寝てたからいいかもしらんがマジで怖かったし。

おわり。駄文長文すまん。


475: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:56:55.78 ID:9K6Ok31C0
> 緩やかに左に曲がる道だったから、当然ほんのちょっとだけど左にハンドル切ってたのね、
> だけどそっちに道ないのよ。崖。
> 実際は右に曲がってる道でさ、確かに左に曲がる道が見えてたのに。
> で、さっきの赤い人が見えてなかったらどうなってたかを考えて、ゾッとした。

当時は怖かったかもしれないけど、よく文章を読むと、これって助けられたってことじゃね?

476: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 23:04:17.85 ID:y9NldS/P0
>>475
ああ、書いてたと思ったら書いてなかった、
そう、すげー怖かったんだけど、なんか助けてもらったのかな?とは思った。
んで、その赤い人がいなかったら…と思うともっと怖くなったって話





473: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 22:52:58.06 ID:Y6Dhho0WO
3月に引っ越してきてから頻繁に金縛りに遭うから怖くて自称零感の友人に泊まってもらう事にした。
その友人は自称零感らしいけれど金縛りによく遭うらしく不眠症持ちの友人は
何回か金縛りが続くと心の中で金縛りの原因に対して罵声を浴びせ強制的に金縛りを解く強者だった。
で友人に泊まってもらった真夜中に自分の金縛りの原因が判った。
なんか幼児みたいなのが呻いてる友人の上を這い回ってるんだよ
自分は卒倒しそうになりながらも友人を助けようとしたら
友人がいきなり掛け布団の中から両腕を上げて幼児をくるんで掛け布団ごと壁に向かって投げ飛ばしたw
その後友人は立ち上がって「うちに出てくるのより弱い」とか言いながら
掛け布団を抱え上げて窓の方に行き、窓を開けたら埃でも払うかのように掛け布団をバサバサやって窓を締めた
その後何事も無かったかのように友人は寝だした。
次の日友人が仕事に行くからと帰ったんだけど自分は怖くて窓の方が見れない
夜になっても怖くて5日位まともに眠れなかったけど
ある事に気がついた。5日間金縛りに遭ってない。
そして2ヶ月近く経った今でも金縛りには遭ってない。


そいつイニシャルがTだから、寺生まれじゃないけど流石Tさん!と自分は思ってる。

480: 本当にあった怖い名無し 2012/05/08(火) 23:42:36.10 ID:7yj0/cj5O
イニシャルがTの人って、頼れるんだなあ。





495: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 20:49:10.81 ID:p829rHtf0
前に死体に遭遇しやすいと書いた者です
ここしばらくは遭遇していないのですが、気づいた事があったので書かせてください

小さな時から、たまに名前を呼ばれる

たまたま遊びに行った他県の山中、見知らぬ定員しかいないゲームショップ、人込み、授業中の教室などで大声で呼ばれる
自分の名前はとても珍しくて、他には滅多にいない
別に名前を呼ばれるだけなら、不思議じゃないんだけど、凄い大声なのに皆気づかないのが不思議
たまに友達といると、友達の名前も呼ばれる事があった(誰もいない浜辺だった)
授業中は自分以外に十人くらいが気づいて、ちょっとしたパニックになった
その時は最初、誰か低い声の男が自分の名前を呼んだ
数人振り返ってこちらをみたけど、呼んだ人に心当たりがないので無視
暫くしたら低い読経が聞こえてきた
「葬式かよ」とかヤンキーが馬鹿にしたように言ったら、先生が「え?」って顔になった
「うるせーんだよ、このお経」と言ったのに同意する数名と首を傾げる先生とクラスメート
凄い大声(30分くらい聞こえてた)なのに聞こえないらしい
ヤンキーと聞こえる奴の説明で教室パニックになった
その翌日、自分は事故に巻き込まれそうになった、完全に無関係なのに
それからも読経は二回あったけど、毎回聞こえてるのは数人だけだった

その名前を呼ばれた翌日、死体に遭遇したり命の危険を感じる事が今までも数回あった

小さい頃は、何故か声に反応すべきじゃない、返事しないと決めていた(こっそりと友達に相談はしたけど)
なのに昨日、会社にいた時に名前を呼ばれた
ついつい忘れて、「はい」と答えてから……皆が驚いた顔してるのに気づいて色々な意味でやっちまったと後悔
上司一人と同僚二人は聞こえていたらしく、「今のなんだ~?」なんて笑ってた
んで、今日……事故に遭いました
命は大丈夫でしたが、一歩間違えば危なかった、不自然な事故(と言われた)

これ、呼ばれてるのは忠告なんでしょうか、招かれてるのでしょうか?

偶然……だといいなぁ
ただ毎回怖い目に合うので、自分の名前が嫌いです

497: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 21:12:27.66 ID:KbgDDRo20
>>495
参考になるかどうか解らないけど私が聞いた話。
良くない霊が呼ぶときは「おい」とか「もし」と呼びかけるだけ。
身内の霊や守護側の何かが呼ぶときは「○○」と名前で呼ぶ。
そんなふうに聞いた事があります。

以前どっかのスレでもなんども「おい」って呼びかけられてた人がいて

お坊さんに返事を返してはいけないと忠告されて無視してたら
被害が自分から逸れて周りへと移って行ったって人が居たような。

それを踏まえると、貴方の場合は警告の類なのではと自分は思うのですが…
496: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 21:10:12.64 ID:+8GWiaEU0 
なんていう名前なの?

498: 本当にあった怖い名無し 2012/05/09(水) 21:46:24.24 ID:p829rHtf0
>>496
珍しいから言えないです
すみません

>>497
「おい」とか「ねぇ」「こっちだよ」なんてのもかなりある……
幻聴だと思いたいけど、三人しかいない車で三人で第四者の声を聞いたなんて結構あるので
ただ、毎回違う声なんです、呼び掛けてくるのが
必死だったりからかうような声だったり
小さな子供から老人の声まで…全部男なんですが
今日の事故からずっと怖くて駄目で書き込ませてもらいました
最初、凄い笑い声が聞こえてて、救急車の隊員の一人も聞こえたらしくビビってましたので

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